おちょやん第16週ネタバレ,あらすじ「お母ちゃんて呼んでみ」

このページは、NHKの朝ドラ(朝の連続テレビ小説)「おちょやん」の第16週のネタバレ,あらすじを吹き出し、会話方式でお伝えしています。

おちょやん第15週のあらすじで、千代(杉咲花)の父・テルヲ(トータス松本)が獄中で亡くなりました。

 

おちょやん第16週のあらすじは、千代が30歳になったところからはじまります。おちょやん第16週のタイトルは「お母ちゃんて呼んでみ」です。

おちょやん ネタバレ,あらすじ16週

昭和12年(1937)、千代は30歳になりました。世の中は、日中戦争に勝利していたので、日本中が喜んでいました。千代は、シズ(篠原涼子)にお金を返しに行きます。

千代
助けてもろたさかい。お父ちゃんの借金は、うちが返します。
シズ
あんたが返す必要は、あれへんのやで。「頑張れ!集配婆さん」でうちにお客さんがよう来てくれて助かってるわ。ほんで、家族の方はうまくいってますのか。
千代
子供には恵まれへんけど、うちにとっては劇団員の人たちが子供みたいなもんだす。

鶴亀家庭劇は、戦争ネタ「頑張れ!集配婆さん」が時流にのって大盛況で連日、満員になって千秋楽をむかえました。その楽屋に知らない男掃除していました。

高峰ルリ子
泥棒~。
寛治
泥棒ちゃいます。前の一座では、楽屋の掃除してたので。楽屋が汚かったので、つい。

大山(中村鴈治郎)の命により15歳の少年・松島寛治(前田旺志郎)を熊田(西川忠志)が劇団に連れてきました。

熊田
年明けに遠縁のある者が迎えにくるので、それまで面倒みたって欲しい。

他の劇団員たちは寛治の面倒をみれないので、千代と一平(成田凌)は寛治の面倒を見ることになります。

一平
まあ、一月ぐらい我慢したるわ。

寛治は、手伝いをしようとしてご飯を全部落としてしまいます。千代と一平はは、そんな寛治に自分の分のご飯をあげます。

翌日、洗濯の手伝いをする寛治に話かけていると寛治はいなくなります。そのことに怒る千代。

77話(3月23日)「お母ちゃん」

千代は、寛治が身よりを亡くしやってきているので境遇が近いと感じ世話を焼き始めます。

千代
お母ちゃんは、どんな人やったんや?
寛治
知らん。お母ちゃんとは、会ったこともないし、生きてるか死んでるかもわかれえへん。
千代
一緒に暮らしてる間は、私がお母ちゃんの代わりやから、お母ちゃんと呼び。
寛治
ええわ、そんなん。
千代
なんで?そやから、お母ちゃんの代わりや。
寛治
お母ちゃんは、もっとキレイでやさしい人や。

嫌がる寛治に、なんとかお母ちゃんと呼ばせようとする千代は、みつえ(東野絢香)の店に連れて行きホットケーキを食べさせます。

千代
うち。こんなもん食べさせて、優しいな。
寛治
まずいし、嫌や。
みつえ
なんやて。

その後、寛治は福助(井上拓哉)のトランペットを吹こうとしますが、落として壊しかけます。それを謝る寛治。

千代は、カレーを作っておいしかったら寛治にお母さんと呼ぶように言いますが寛治は、美味しいと認めます。

 

そんな忙しくしている千代の元に、懐かしい人物が訪ねてきました。千代を訪ねてきたのは、小暮(若葉竜也)と高城百合子(井川遥)でした。

小暮(若葉竜也)は、一度実家に帰りますが、百合子(井川遥)と再会して再び舞台の世界に入り結婚したのだという。

 

そして、2人は芝居ができる場所を探して全国を飛び回っているという。雪で止まっている列車が動き出すまで泊めて欲しいという2人を一平と千代は快く了承しました。

78話(3月24日)「特高がやってきた」

小暮と百合子と楽しく過ごした翌日のことです一平がこわばった顔で帰ってきました。

一平
聞きたいことがあります。お国に目をつけられてるんですか?

小暮と高城は特高警察に追われていることを熊田(西川忠志)から聞いたのです。

小暮
汽車が出たら、ここを出ていく。
千代
出ていくってどこに行くんですか?
小暮
ソ連に亡命しようと思ってる。

時流と逆の芝居で、特高に目をつけられ2人はソ連に亡命しようとしていたのです。

寛治
通報した方がええのと違いますか?このまま逃がしたら、特高に仲間だと思われてしまいますよ。
千代
2人が私たちのことをしゃべるはずあれへん。

そして、千代はソ連への亡命をなんとかとどまってもらおうと考えます。

千代
百合子さん、一緒に家庭劇やりません?
高城百合子
客に媚うるような芝居は、できないわ。あなたは、ウケればそれでいいの?
千代
ウチは喜劇役者だす。はっきり言うて、ウケたらよろしいねん。

そんな話をしているところに、特高がやってきました。

小暮
逃げれば、迷惑をかけることになるので出頭します。

そういう小暮と高城を一平は、二階にかくします。特高は、1階を探した後に2階を探します。そして、押し入れをあけます。

79話(3月25日)「守る責任」

そこにいたのは、寛治でした。

千代
すみません。見逃してくなはれ。この子は隠し子で、父親は陸軍のお偉い人なんだす。

千代の芝居で、特高たちはいなくなりました。小暮と百合子は、押し入れのさらに奥に隠すという千代の機転で、難を逃れました。

小暮と百合子が旅立った翌日のことです。一平が大山社長から預かっていた、舞台の準備金がまるごとなくなっていたのです。

寛治
2人に盗まれたんとちゃう?
千代
絶対に、そないなことはあれへん。

千代は、きっぱりと言い切ります。一平が大山に報告に行っている間に、千代は寛治と一緒にお金を探します。千代は、寛治が盗まれた金額を知っていたことで質問をします。

千代
なんで、盗まれた金額まで知ってますのや。
寛治
一平さんに聞いたんや。

千代は、寛治の言葉を信じてまた探しはじめます。すると、寛治はイライラしはじめて封筒にお金が入っている袋を千代に投げつけます。

寛治
僕が盗ったんじゃ。ほんま、お人よしすぎるで。

寛治は、自分に役者の才能がないために父親に捨てられた。その後、劇団員たちにも裏切られ人を信じられなくなっていました。

そのため、千代や一平のお人よし加減にイライラしていました。千代は、そんな寛治を連れて大山社長のところに行きました。そこには、一平、千之助、熊田がいました。

千代
ごめんやす。劇団の準備金を盗ったのは、この子だす。

しかし、寛治はまったく謝ろうとしません。見かねた千代が代わりに謝罪します。

千代
寛治の代わりに私が謝りますので、この子に時間を与えて欲しい。うちらには、この子を守る責任がありますのや。人生は、もっともっと楽しいんやってうちらが見せんと誰が見せてくれるんや。
寛治
やめてくれ。なんで、謝らなアカンのや。赤の他人やで。せやのに・・・。

寛治は、社長室を飛び出した後に部屋に閉じこもりました。

80話(3月26日)「一緒に暮らせへんか」

新聞で、小暮と高城百合子がソ連に亡命したニュースが新聞で流れました。

一平
あの2人は、すごいな。
千代
うん。

そして、遠縁の人が寛治を迎えにくる前日のことです。千代と一平は、これまでの自分の境遇を寛治に話します。

千代
寛治、うちらと一緒に暮らせへんか?うちらは、あんたを絶対に裏切らへん。なんでかわかるか?うちらは、あんたの痛みがようわかるからや。
寛治
だまされへんで、僕。

そう言って、笑いだす寛治。

一平
笑いたくないのに、無理に笑うことはあれへんで。
千代
泣きたい時は、泣いてもええんのや。

そう言って、千代は寛治を抱きしめました。寛治の目には、涙がたまっていました。この日から、千代ちゃんと一平くんに新しい家族が増えました。

 

そして、年明け公演がスタートします。一平は、脚本を小暮と百合子を描いた物語をトリにもってきたいと希望します。それを千之助(ほっしゃん)も認めます。

そこには、千代や一平と供に寛治の姿がありました。おちょやん第16週のネタバレ,あらすじはここまで。おちょやん第17週のネタバレ,あらすじにつづく

 

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