おちょやん第17週ネタバレ,あらすじ「うちの守りたかった家庭劇」

このページは、NHKの朝ドラ「おちょやん」の第17週のネタバレ,あらすじを吹き出し、会話方式でお伝えしています。

おちょやん第16週のあらすじで、寛治(前田旺志郎)を千代(杉咲花)と一平(成田凌)が引き取り、一緒に舞台に立ちました。

 

おちょやん第17週のあらすじは、太平洋戦争が開戦したところからはじまります。おちょやん第17週のタイトルは「うちの守りたかった家庭劇」です。

おちょやん ネタバレ,あらすじ17週

1941年(昭和16)、太平洋戦争が開戦して日本の戦況は厳しくなっていきます。その影響で、道頓堀の賑わいはなくなっていきます。

家庭劇も客入りは、半分より少なくなるほどに落ち込みます。それでも千代は前向きに他のメンバーに言います。

千代
たとえ一人でも、お客さんはお客さんです。今日も一日頑張っていきましょう。

千秋楽が終わった後に、みんなで現状の話しをします。一平は、その帰りに千代と寛治に言います。

一平
今から、俺がいうこと何言うてもええでいうてくれ。こないな時に、芝居やっててええねやろか。
千代
え?
寛治
ええで。

千代は、一平の言葉に驚きます。そんなある日、福助(井上拓哉)がお菓子をもって一平と千代を訪ねてやってきました。

福助
来てん、赤紙。僕がいてへん間、みつえと一福のことをよろしゅう頼みます。

そう頭を下げました。

 

一方、岡安ではシズ(篠原涼子)が店をたたむことを決意します。それをシズは、菊(いしのようこ)に打ち明けます。

シズ
義姉さんにだけは、お話しとかなあかん思いまして。岡安、閉めることにしましたんや。
ほうか。

82話(3月30日)「思い出トランペット」

岡安を閉めることを千代も知ります。国に拠出する座布団を千代が一緒に片付けながら聞きます。

千代
ホンマに、良かったんだすか?

千代は、岡安が閉鎖することに悔しい想いを抱えていたのです。

シズ
これ以上、わてのわがままであの子ら縛りつけるわけにはアカン。
千代
ごりょんさんは、どないするんだすか?
シズ
わては、旦さんとずっとここにいてる。岡安続けてこられたのは、家庭劇を見にやって来るごひいきさんのおかげや。千代、岡安に来てくれてホンマにおおきにな。

千代は、あふれ出す涙をこらえることができず泣いてしまいます。

 

そのころ、一福が福助(井上拓哉)にハチマキを渡しました。

福助
おおきに、わしが帰るまでお母ちゃんとおばあちゃんら頼むな。

翌日、福助の壮行会が岡安で行われました。福富一同や岡安の面々、家庭劇のメンバーまで集まっています。久しぶりのご馳走に、みなが楽しみます。

宗助
福助くん。ご出征、おめでとうさん。
福助
お義父さん。ありがとうさん。

壮行会の途中、千代とみつえ(東野絢香)は福助、をえびす座に連れていきました。出征前に、おもいっきりトランペットを吹かせてやりたいと、みつえが思ったからです。

みつえ
ここやったら、音鳴らしても大丈夫や。
福助
ええんか。

えびす座では、トランペットの音が鳴り響き福助は思いっきり演奏を楽しみました。途中で、警官がやってきましたが、舞台で家庭劇のメンバーが発生練習をしていたふりをして難を逃れました。

そして千代や一平だけやなく、みんなが集まる中で、福助は出征前のトランペットを存分に堪能しました。

83話(3月31日)「花車当郎」

1944年(昭和19)、福助は出征した数日後、60年以上続いていた芝居茶屋・岡安は、暖簾を下ろしました。シズは、お茶子たちに労いの言葉をかけました。

シズ
岡安の暖簾をおろさなアカンのはみんなわてのせいだす。かんにんな。

そして、笑って明るくお茶子たちと別れます。

 

その後も、戦争で状況は悪化の一途をたどり、えびす座、鶴亀座と道頓堀の芝居は灯りを消してしまいました。家庭劇は、小さな芝居小屋を転々としながら、なんとか公演を続けていました。

 

ある日、劇団の稽古場で練習道具を片付けていると空襲警報が鳴りました。一平と千代は、他のメンバーとはぐれながら、なんとか防空壕に逃げ込みました。

その防空壕は、人でごった返していました。空襲警報にみなが不安を抱える中、千代に声をかけてくる男がいました。

花車当郎
花子、花子・・・会いたかったで。
千代
ウチ花子ちゃいますけど?人違いだす。
花車当郎
花子は、人ちゃう。昔飼ってた牛や。
千代
誰が牛や。

周囲から笑い声がきこえます。そのため、千代は即興で掛け合いを続けました。やがて、クスクスの笑いが大爆笑になり、防空壕の中は和やかな雰囲気に変わります。

やがて、空襲警報が解け千代は一平と家に帰る途中で話をします。

千代
けったいな、おっちゃんやったな。
一平
あれは、しゃべくり漫才師・花車当郎や。
千代
どうりで話がうまいはずや。
一平
なあ、千代・・・

一平は、何かをいいかけてやめます。その翌日、劇団員が集まったところ百久利(坂口涼太郎)に赤札が届いたことを、みんなでお祝いしておくりだします。

須賀廼家百久利
須賀廼家百久利、行ってまいります。

すると一平が突然言います。

一平
家庭劇は、解散する。

84話(4月1日)「鶴亀家庭劇解散」

家庭劇の解散は、毎月公演をするたびに赤字になるので運営できないと大山(中村鴈治郎)が判断したためでした。

千代
うち、ちょっこと行ってきます。
一平
無駄や。大山社長が一度決めたことをひっくり返すはずがあれへん。それに、このままで続けいくのは、無理やろ。もうこれ以上、みなさんを縛り付けることはできへん。

戦争の影響で、みんなが生きていくだけで精一杯になっています。

須賀廼家千之助
おもろないわ。なんもかもおもろない。

劇団員もそれぞれ事情を抱えていて、反対する者もいません。

一平
みなさん、俺の力不足です。すみません。

千代のみが反対しますが、その声が家庭劇のメンバーに届くことはありませんでした。家に帰って千代は一平にいいます。

千代
なんで相談せえへんかってん。
一平
すまん。せやけど、そうするしかあれへんかったんや。

みつえの家には、金属をお国に徴収する人たちがやってきました。トランペットがあると聞いたので出すようにいわれますが、みつえが迫真の演技で追い返します。

鶴亀が解散になったことを千代は、シズに相談します。

シズ
思うだけなら、だれも何も言わへん。うちは、ここで富士子たち連れてもういっぺん岡安しようとおもてますのや。

そして、みつえが疎開するようにやってきますがシズはそれを突っぱねます。

一平
今後のこと話せなアカンおもって。
千代
うちは諦めへん。自分一人でもやる。

そう言って譲らない千代に対して、一平はあきれて出ていってしまいました。

85話(4月2日)「集結」

翌日、千代が稽古場の掃除をしていると寛治(前田旺志郎)がやってきました。

寛治
どうせ失うものなんもあれへんしな。僕も続けるわ。家庭劇。
千代
ほんまに?

千代と寛治は、家庭劇で最初にやった「手違い噺」の練習をはじめました。

 

そうしていると、結局他のメンバーも集まってきて・・・一平以外の家庭劇のメンバーが全員集まってきました。

みんな家庭劇のメンバーは、芝居を本音では続けたかったのです。しかし、芝居小屋がないと芝居ができません。そこに、一平がやってきました。

一平
結局、みんな戻ってきたんか。ホンマ、あほばっかしや。京都の劇場を1日だけ押さえることできた。

一平は、芝居小屋を探しに出ていたのです。家庭劇のメンバーは、盛り上げることを考え活気づいていきます。

昭和20年(1945)3月14日、家庭劇の京都公演の日がやってきました。千代が楽屋で、公演の準備をしていると寛治が慌ててやってきました。

寛治
昨日の夜、大阪で大空襲があって道頓堀がやられてしもたって。
千代
ご遼さん・・・。

千代は、シズ(篠原涼子)のことを心配しました。おちょやん第17週のネタバレ,あらすじはここまで。おちょやん第18週のネタバレ,あらすじにつづく

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