おちょやん第21週ネタバレ,あらすじ「竹井千代と申します」

このページは、NHKの朝ドラ「おちょやん」第21週のネタバレ,あらすじを会話方式、吹き出し形式お伝えしています。

おちょやん第20週のあらすじで、千代(杉咲花)は一平(成田凌)と離婚しました。そして、道頓堀を離れました。

 

おちょやん第21週のあらすじは、その続きからはじまります。おちょやん第21週のタイトルは「竹井千代と申します」になります。

おちょやん ネタバレ,あらすじ21週

ここからは、おちょやん第21週のネタバレ,あらすじになります。1話ごとのネタバレ,あらすじを読みたい方もいると思いますの放送話、日にちごとにわけています。

101話(4月26日)「花車当郎が千代を」

昭和26年(1951年)2月、千代が道頓堀からいなくなり、1年が経過していました。千代は、ガラス玉をもって月を眺めていました。

座長の一平の色恋沙汰で、千代がいなくなったことが噂になり、鶴亀新喜劇もいまいちの客入りの状況が続きます。

寛治
あれから千代さんのことわかりませんか?
熊田
どっかで芝居続けたら、わかりそうなもんやけどな。

それでも、一平は新しい生活をスタートさせていました。

 

そのころ、NHKの大阪放送局ではラジオドラマの企画が進んでいました。その中に、漫才師・花車当郎(塚地武雅)の相手役に対立がありました。

脚本家の長澤誠(生瀬勝久)は、人気女優の箕輪悦子をおしていました。しかし、花車当郎は強くいいます。

花車当郎
おそなってしもてすみません。先生、本読ませてもらいました。やりがいありますな。
長澤
箕輪悦子との掛け合い楽しみにしています。
花車当郎
私の相手役は、言うてはずですが。竹井千代にしてください。

しかし、NHKの局員は千代の居所がわからいことから千代は、無理だと言います。

花車当郎
探してんか。まだ引退したわけやあれへんのやろ。どこにでもいてる人がやるべきなんや。僕は、彼女のことがずっと気になっていますのや。僕は、竹井千代とやりたいんですわ。

防空壕で、一緒に笑いを巻き起こした千代を相手役に指名したのです。花車当郎は、自分の相手役にどうしても千代がよかったのです。

長澤
君の意見は、わかった。だが、少しでも多くの人に聞いてもらいたい。私は、箕輪悦子さんにお願いします。

その3日後です。

花車当郎
竹井千代みつかりましたんか。

みつからないというNHK職員に対し、長澤も道頓堀の役者仲間に聞いて回ったところ千代のことが気になったという。

102話(4月27日)「竹井千代ではありません」

NHKで大阪放送局で企画されていた「お父さんはお人好し」の父親役である当郎は、どうしても母親役は千代がいいといいます。NHKもその方向で動きます。

脚本家の長澤誠は、当初こそ箕輪悦子を推薦していましたが花車当郎がそこまでいう竹井千代の存在が気になりはじめます。

 

そのため、NHKのスタッフは千代を探します。しかし、千代は道頓堀からいなくなり失踪していました。

千代が京都で暮らしているという情報を入手します。千代が春子(毎田暖乃)を送り出したあとに、NHKの大阪局の職員は千代に話しかけます。

千代
いえ、違います。竹井千代ではありません。ごめんやす。

そういって話を遮断します。それでも外からドアをたたき、食い下がるNHKの職員と話をします。ラジオドラマに出てみないかという職員に千代はきっぱりと言います。

千代
お断りします。うちは、もう役者やるつもりは、ありしまへんのや。今は、近くの料亭で仲居をしています。せっかく来てもらったのに、申し訳ありません。

そういって、あれだけこだわりつづけた芝居の世界には戻らないと断ります。そのことで、「お父さんはお人好し」の企画は暗礁に乗り上げます。聞いていた栗子(宮澤エマ)は言います。

栗子
ええのんか。断ってしもて。
千代
うちは、もう役者はしまへん。
栗子
堪忍な。余計なこというて。

食事中に、春子が千代に聞きます。

春子
千代さんは、学校楽しかった?

そのことで、栗子と千代がかけあいになります。それを見て仲いいなという春子。

 

1年前に、一平に裏切られ傷つき道頓堀から京都にうつった千代に話かけたのは栗子でした。

千代
なんの用や。

そんな千代に、声をかけてきたのは、栗子(宮澤エマ)でした。

栗子
あんた探してたんや。身寄りのない、あんたの姪・春子を育ててくれへんか。

そして、千代は栗子の家についていきました。

栗子
昔、あんたにしたことは謝ります。許したって。
千代
なんでうちが。あんたのせいで、うちは家を追い出されたんや。
栗子
あんたに、あの子の面倒見てもらいたいのや。戦争で両親亡くしてな。うちの体もようない。このままあの子を残していくのはできへん。
千代
あの子も灯子も戦争で亡くした。うちは、もっと前から一人や。奉公にだしたらええ。うちを追い出したみたいに。

それを春子が聞いていました。千代は、なにも知らない春子を傷つけてしまいます。

103話(4月28日)「多数決で決めよ」

その後、春子は寝ます。

栗子
あんとき、あんたがいなくなった後、テルヲさんますます酒に入り浸った。それで、子供のために家を出た。それで、男に頼らん生き方をした。桜って、可愛いなったときに、アンタのこと思い出した。
千代
今のうちに、あの子を見ることなんてできしまへん。
栗子
どっちみち行くあてあれへんのやろ。しばらく、うちの働く旅館で働いたらええわ。

こうして、千代はくる子と春子と一緒に暮らすことになったのです。その後、千代は春子にお願いされます。

春子
あのな、宿題教えてもらえへんやろか。
千代
栗子おばあちゃんに教えてもらい?
春子
おばあちゃん、字が読まれへんのやて。
千代
宿題、一緒にやろか。

千代は、一緒に勉強するのが楽しくてうれしかったのです。こないして、千代は栗子と春子と一緒に暮らすようになったのです。

 

そんなある日、千代が仕事から帰ってくると栗子の家に花車当郎がやってきました。

花車当郎
お帰り。久しぶりやな。僕のこと覚えてくれてはる?
千代
花車さん?
花車当郎
なんや、えらいことやったみたいやな。僕が来たからには、もう大丈夫や。竹井千代さん、どうかこの僕と夫婦になってください。ほんまにであれへんよ。ラジオドラマでのことなんや。
春子
千代叔母ちゃんのラジオドラマでるの?
千代
なんべんも来てもらって、申し訳あれへんけど、もう役者やる気あれしまへんのや。あんな辛い想い、もうしとうないんや。
花車当郎
まあ、そないなこともありますわな。

そういって、当郎舞台でお漏らしした話を当郎はします。

花車当郎
ほな、多数決で決めましょか。日本は、民主主義やさかいな

当郎と春子が手を挙げます。2対1で決まりや。

千代
そんな大事なこと、勝手に決めんといておくんなはれ。

千代は、そんな当郎にペースを狂わされます。

104話(4月29日)「長澤も来た」

その2人の掛け合いの様子を見て、春子は嬉しそうにしていました。千代は、当郎と春子に元気をもらっていることに気づきました。

花車当郎
あとは、千代ちゃんが決めはることや。おおきにな。今日は、ほんまに楽しかったわ

そういって、当郎は帰ります。千代と当郎の掛け合いを脚本家の長澤は見ていました。この2人で夫婦役を見たいと思うようになります。

長澤
彼女は、ええもんもってる。けど、本人にやる気がなかったらどないもなれへん。君も戦争で経験したやろ。
花車当郎
そやな。あないな想いは、二度としたない。そやからこそ、彼女と一緒にやりたい。

そして、千代自身が役者に復帰する覚悟さえあればいいものが出来上がる。そんな確信を長澤を持ちます。

その晩、千代が春子に声かけられます。春子は、花車当郎がきたことを作文に書こうとしていました。

春子
うちは、作文嫌いや。みんなの前で、読まなあかんやろ。緊張してうまいこと読まれへん。
千代
だんない。なかには、失敗して笑う人がいてるかもしれへんけど、助けてくれる人もいてる。だんない。
春子
千代叔母ちゃんは、もうお芝居しいひんの?
千代
しいひん。
春子
なんで?見たかったな千代叔母ちゃんのお芝居

その後、千代は栗子と話します。

栗子
堪忍な。あないなこというて。
千代
春ちゃんは悪ない。うちの問題や。
栗子
春子は、あんたがうちに来てくれて明るくなったわ。うちの顔なんかほんまはみたくないはずやのに、残ってくれて、おおきに。
千代
うちは、なんもしてまへん。ただ、ここにいてるだけや。
栗子
ただ、いてるだけでええんや。娘が亡くなった時、あとを追おうと思った。そのとき、春子がおったおかげで踏みとどまった。ただおるだけで十分なんや。おおきに。

そんな話をした翌日、今度は脚本家の長澤(生瀬勝久)が千代を訪ねてやってきます。

千代
まさか、脚本家の先生が来てくれるとは。そやけど、うちは・・・
長澤
わかってます。そやけど、後悔しとうないおもってな。道頓堀の人たちに聞いたら、みな役者として復活することを信じてた。道頓堀でまた役者やるって。
千代
道頓堀の人たちに会いましたのか。
長澤
はい。昨日、大変失礼とは思いましたが、当郎とのやり取りを陰からみさせてもらっいました。その場を離れることができんかった。戦争で失ってしもた家族の団らんを、もういっぺんこの国に取り戻したい。子供たちに諦めたらあかんのやって教えてやりたい。力を貸してください。竹井さん。
千代
申し訳ございません。うちには無理だす。怖いんだす。辛いこと思い出してしもて。堪忍しておくれやす。
長澤
わかりました。竹井さん、お芝居は、もうつらい思い出しかあれへんのですか。だとしたら残念です。

105話(4月30日)「千代がやるべき?」

千代は、それでも「お家はんと直どん」での千秋楽での失敗を思い出して、引きずっていました。客席に大勢いる前で、号泣してしまったことを。

そのため、長澤の熱意にこたえたい気持ちはありましたが断ったのです。

 

その日の夕方、春子が嬉しそうに帰ってきました。春子は作文の発表でうまくいったのです。

春子
うちは、千代叔母ちゃんのおかげでうまくいったで。友達が頑張りいうてくれてな。千代叔母ちゃんのおかげや。ありがとう。

春子は、そういって千代を抱きしめます。

春子
これからも、私の側におってな。どこにもいかんとってな。

そのことで、千代は「お父さんはお人好し」の仕事を受けることにします。台本を読んでる千代を見て、春子がいいます。

春子
千代叔母ちゃん、またお芝居するの?
千代
そやな。

こうして、千代はラジオドラマ「お父さんはお人好し」で花車当郎の妻役で出演することが決まり、台本にメモを入れていきながら朝を迎えます。

昭和26年3月最初の顔合わせの日がやってきました。

栗子
ちょっと、ええか。

栗子が花かごをもってきます。

栗子
名乗らん方がええ思ってたんやけどな。あんたの決心に、うちも答えとうなってな。
千代
ずっと見てくれはったんだすか?
栗子
あんたの役者、ずっと見てて元気もろてた。わては、あんたのお芝居が大好きや。千代、気張ってや。これからもずっと、あんたのこと応援してるさかい。

千代は、心の中で言います。

千代
やっとわかった。1年前のあの日も、栗子さんがうちのこと心配して。あの最後の芝居見て・・・あの時、栗子さんは春子の面倒を見てもらうことで、うちのこと生かそうと思ったんや。

顔合わせの席で、千代は大きな声でいいます。

千代
はじめまして。竹井千代と申します。私は、1年前につらいことがあって、役者やめるつもりでした。こないな私に声掛けてくれてありがとうございます。私は、もう一生役者をやめません。気張らせてもらいます。

おちょやん第21週のネタバレ,あらすじはここまで。おちょやん第22週のネタバレ,あらすじにつづく。

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