おちょやん第22週ネタバレ,あらすじ「うちの大切な家族だす」

このページは、NHKの朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」第22週のネタバレ,あらすじを吹き出し形式、会話方式でご紹介しています。

おちょやん第21週のあらすじで、千代(杉咲花)は「お父さんはお人好し」のラジオドラマで母親役として参加することが決まります。

 

おちょやん第22週のあらすじは、その続きからスタートします。おちょやん第22週のタイトルは「うちの大切な家族だす」です。

おちょやん ネタバレ,あらすじ22週

ここから、おちょやん第22週のネタバレになります。1話ごとに読みたいかたもいらっしゃると思うので、1話ごとにわけてお伝えしています。

101話(5月3日)「千代の提案」

千代がずっと断り続けていた「お父さんはお人好し」は、主人公を演じる花車当郎(塚地武雅)と千代が夫婦役で果物屋を営んでいます。

そして、子供が12人いて喜怒哀楽があるラジオのホームドラマでした。初めての読み合わせのために大阪NHK放送局に集まりました。

 

次々に、出演者が挨拶していきます。子どもがたくさんすぎて、千代はつぶやきます。

千代
アカン、覚えられへん。多すぎるわ。

第1話目は、次男の結婚式というストーリーでした。読み合わせで、当郎と千代は絶妙な掛け合いをひろうします。子ども名前は、駅の名前でした。

 

そして、千代は提案をします。

千代
これから、お互い役の名前で読みあいまへんか?その方が覚えやすいし、ほんまの家族みたいやろ。
花車当郎
いま、わても言おうと思ってたんや。
千代
もう、お父ちゃんったら。

そのことに、当郎も子供たちも賛成します。そんな中、長女の京子が台本に目を落とし、おどおどしていました。

千代は、家に帰って春子に名前の問題をだされます。

千代
えらいこっちゃ。
栗子
一個もえらいこという表情ないやないか。
千代
そうだすな。

千代の復帰の知らせは、鶴亀新喜劇のメンバーや岡福の人たちも喜びます。

宗助
わて、喜びますで。
みつえ
うち、いってくる。
シズ
やめときなはれ。千代が思い出しとうない日を思い出したらあかん。

一方、公演を間近に控えた鶴亀新喜劇の一平(成田凌)はスランプに陥っており劇団員たちに、台本を書き直したいと言っていました。

第一回、本番前の千代は京子に声をかけます。ほっぺをさわります。

千代
女優なんやさかい、ちょっとでもキレイにしてわらってなな。

緊張する京子をそう励まします。

102話(5月4日)「台本を飛ばす千代」

そして、迎えた「お父さんはお人好し」の第1回です。当時のラジオは生放送です。千代は緊張の中、マイクの前に立ちます。

千代
みなさんこんばんわ。竹井千代と申します。

その声を聴こうと待つ岡福の人たち。そして、新喜劇のメンバーの姿がありました。この日の物語は、次男の清二の結婚式ドタバタ劇です。

千代
お父ちゃん。
花車当郎
なんや。
千代
もう行きますで。

物語は、結婚式の場面です。

千代
花嫁さんがいてへんなって。
花車当郎
花嫁さんに逃げられたやなんて内緒やで。

それを口すべらし、子供たちは大騒ぎです。

 

当郎と千代の掛け合いはうまく行きますが、千代はコケて慌ててしまいました。

千代
お父ちゃんもう、きっちりしめなはれ。

新郎新婦いてないのに、スピーチになるようになってしまいます。千代は、セリフを2ページも飛ばしてしまったのです。

花車当郎
お母ちゃん、きっちり締めるってなんのことや。
千代
ネクタイやネクタイ。

しかし、それをなんとかネクタイをしめることで乗り越えます。そして、新郎新婦が戻ってきて当郎がスピーチして1話が終わります。

 

千代が家に帰ると、人が集まってきます。

春子
面白かったで。
栗子
みんな面白かったって集まってくれたで。

「お父ちゃんはお人よし」の放送がはじまって6カ月がたちました。大人気で、千代は肝っ玉母ちゃんとして街でも大人気で声かけられます。

花車当郎のラジオということで、大阪では誰もがラジオをつけました。千代の大阪弁にも品があり、ラジオドラマを際立たせます。

 

そんな中、一平(成田凌)は脚本が書けずに悩んでいました。そんな一平に熊田(西川忠志)は新喜劇を続けていくにあたって条件をつけました。

熊田
このたび、鶴亀新喜劇の3周年公演をする。鶴亀の威信にかけて、必ず成功させてくれ。できへんかったら
一平
わかりました。

103話(5月5日)「一平の限界」

「お父さんはお人よし」の放送開始から半年が経過しました。千代は街でもあの大家族の「千代子お母ちゃん」といわれるようになり、千代は見事な復活を遂げます。

「お父さんはお人よし」は、花車当郎の人気と千代の掛け合いや上品な大阪弁が話題になり、千代の女優復帰第1作として評判がすこぶるよかった。

長澤
今日も絶好調ですね。竹井さんを起用したのは、間違いじゃなかった。

新喜劇のメンバーは岡福で千代のラジオを聞いて話題にしていました。

宗助
今日も面白かったな。
須賀廼家天晴
毎回、なんであんなに面白くできるんやろな。
みつえ
あんたらこんなとこで、のんきにしててええんか。
香里
台本ができほんことにはな。
須賀廼家徳利
こればっかりは、俺らではどうにもできへん。

 

そんなときに、熊田に念押しされた一平は3周年記念公演の台本が書けずに苦しんでいました。一平が寛治(前田旺志朗)を呼び出しました。

一平
次の公演の本書いてくれんか。もう何かいても、俺やとアカンねん。ここが限界や。この1年半、お前はよう成長した。そやさかいお願いしてるんや、
寛治
なんもわかってへん。自分ひとりで負い目感じてるつもりか。そんなアンタ見て、みんな同じように苦しんでいるや。全部書いたらええやないか。千代さんのこと。灯子のこと。子どものこと全部書いたらええんや。全部書いて、それでもダメやったら、俺が引導渡したる。

千代は、「お父さんはお人よし」の人気がずっと継続していました。そのため、特別番組が組まれます。

しかし、特別番組の放送が決定してすぐに長澤が盲腸になり、入院してしまいます。

千代
先生、無理せんとってくなはれ。無理して、先生にもしなんかあったら、「お父さんはお人よし」はどないなことになるか。
長澤
戦争が終わって6年たつ今も、生き別れ、死に別れ。戦地から帰ってくる人を待つ人も多くいてる。そんな人たちに、もういっぺん顔を上げてもらいたい。もっとたくさんの人に「お父さんはお人よし」を聞いてもらいたい。

そして、長澤は子供たちの境遇を打ち明けました。

長澤
あの子たちを選んだ理由は、芝居のうまい下手もあるけど、今前を向いているかどうかです。竹井さんもその一人です。ちゃんと、女優としていてはる。女優として、そういう力は芝居に滲み出る。勇気づける。本は、絶対に間に合わせます。せやさかい、もう少し待ってくれませんか。
千代
先生がそこまでおっしゃるなら、うちらは頂いた本で全力を尽くします。

そんな中、五女・静子を演じる祥子(藤川心優)が千代を訪ねて家出してやってきました。静子の両親は、放送局に乗り込んできます。

104話(5月6日)「千代の元に家出」

祥子は、「お父さんはお人よし」の役をしていることで忙しくなり、学校の成績が低下していました。大学進学を考える両親は、祥子に役者を辞めるように言いました。

勉強と役者を両立させるというのが役者の条件だったのです。そのため祥子は、家出をしてやってきたのです。

 

千代は祥子の相談に親身に乗ります。そして、その日は栗子の家に祥子は泊まります。

栗子
今晩は、泊まっていき。明日までよう考えたらええ。

NHK大阪放送局でも、職員は祥子が辞めるのはもったいないと両親にいいますが聞き入れられません。

 

千代は、祥子とお月さん見ながら話をします。

千代
家出なんかしても、なんもええことあれへんで。あんたにはちゃんと帰る場所があって、待ってくれる人がいるねん。そないな人には、叶えへん。明日、ちゃんと話するんや。千代子お母ちゃんができるのは、こないして一緒に月を見ることぐらいや。明日もきっと、晴れや。

千代は、祥子に両親とよく話すよう説得しまず。

 

翌日、祥子は「お父さんはお人よし」の読み合わせの日、遅れてきます。しかし、「お父さんはお人よし」終わるまでは役者続けることを認めてもらいました。

花車当郎
よっしゃ、ほなさっそく読み合わせしよか。っていうても、台本あれへんのやった。

そこに台本が届きますが、120ページいるところ20ページしかできていませんでした。そして、脚本が出来上がらないまま、放送当日がやってきます。

朝、栗子が花かごを渡した後に重要な話をします。

栗子
千代、あんたにいうておきたいことがあるんや。春子は、正真正銘わてとテルヲさんの血を引いた子や。せやから守ってやってな。
千代
なんでそないこと。
栗子
ただ、ちゃんと言うておきたかったんや。春子のためにもあんたのためにも。
千代
ほんまにアホやな。なんもわかってへんわ。血がつながっていようと、いまいとそないなことどないでもよろしいのや。春ちゃんはもう、うちの大切な家族だす。一生、うちが守る。栗子さんもそうやで。
栗子
おおきに。

栗子は千代の言葉に、涙を流しました。

105話(5月7日)「栗子の死」

「お父さんはお人よし」の特別番組が放送される日、千代がスタジオに入っても台本がありませんでした。しかし、放送30分前に長澤自らがNHK大阪放送局にもってきました。

長澤
みなさん、遅くなって申し訳ない。最後の原稿は自分の手で渡したかったんです。あとは、頼みます。
花車当郎
先生、大変な中ありがとうございます。さすがやな。これから、盲腸で書きはったらどうないですか?
長澤
そやな。ってもうとってしもたわ。

そのころ、栗子(宮澤エマ)はテルヲ(トータス松本)と春子(毎田暖乃)の母親の写真を立てて聞きます。

春子
なにしてんの?
栗子
千代のお父さんとお母ちゃんで、みんなで聞こうと思ってな。

その日の脚本は、終戦後次女・乙子に医者との縁談が持ち上がるというストーリーでした。乙子には、夫がいたのですが中国から帰ってこず音信普通の状態。

戦争未亡人の内容に、聴衆もラジオにかじりついて聞いていました。岡福で、新喜劇のメンバーがガヤガヤいいながら聞くため、シズ(篠原涼子)が怒ります。

シズ
やかましい。聞こえまへんがな。

そして、特別番組の放送も無事終了します。千代たちは、ラジオドラマのメンバーで喜びあいました。

「お父さんはお人よし」はこれから、10年続く代表作となりました。栗子(宮澤エマ)は、ラジオドラマを聞いた後、しばらくして亡くなりました。

千代
なあ、うちとほんまの親子になれへんか。養子にならへんか。形なんかあれへんけどな、うちは春ちゃんの春子のお母さんになりたい。
春子
うん。ええで。死んだお母ちゃんとお父ちゃんのこと好きなままでええ?
千代
当たり前だす。
春子
うち、お母ちゃんがいてくれて良かった。
千代
うちも春子がいてくれて良かった。

おちょやん第22週のネタバレ,あらすじはここまで。おちょやん最終週につづく

 

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