おちょやん第39話あらすじ「そやから芝居するねん」感想

このページは、NHKの朝ドラ「おちょやん(オチョヤン)」の第39話のあらすじ、感想をまとめてお伝えいたします。

おちょやん第38話のあらすじで、テルヲ(トータス松本)は千代(杉咲花)の預金通帳を持ち出そうとしたところ、千代に会います。

 

おちょやん第39話のあらすじは、千代がテルヲに怒ってるところから始まります。タイトルは、「そやから芝居するねん」です。

おちょやん第39話あらすじ

千代
なにしてんの。なにしてるのか聞いてるやろ。
テルヲ
これは、なんちゅうか、ちょこっと借りるだけや。すぐに返すさかい。
千代
借金は、もうない言うたよな。あれ嘘やったん?
テルヲ
いや、ちょこっとだけ。
千代
借金、なんぼあんねな。
テルヲ
500。
千代
このアホンダラ。御料さんが無理して用立てしてくれたのを無にして。
テルヲ
しゃあないやないか。生きるためには、おまんま食わんとあかんからの。
千代
食べるだけやったら、そないな額にはなれへん。博打や。ウチを騙してたんやな。
テルヲ
父親が困っとるねん。ヨシヲのために貯めてたなら余計や。どうせあいつは、もう現れへん。
千代
そないことあれへん。
テルヲ
父ちゃんでさえ、お前の名前見て・・・こないしてきたんやないか。ヨシヲかて絶対気づくはずや。それが現れやせん言うことは、もうお前には会えへんつもりかどっかで野垂れ死んでるかや。だいたいな、お前が女優としてもっと活躍しとったらこないな額どないことあれへん。期待して損したわ。
真理
千代ちゃん、ずっと頑張ってたがよ。そのお金だって、毎日切り詰めて頑張っとったがに。
宮元
これは、なんかの冗談やな。こういう時は、よーいカットって。
テルヲ
これが現実や。金があれへんかったらなんも出来へん。そや、店のお金も貸したって。こんなお金じゃ全然足りひん。
宮元
はいそこまで。そこまでにしたって。
千代
ええわ。もうええ。それもっていき。
テルヲ
それでこそ、俺の娘や。
千代
ちゃう。もう、うちらは親子やない。うちらをつなげてるのは血やのうて、お金や。

そう言って、千代は財布の中のお金も投げ出します。

千代
それもやるわ。これでもうウチはすっからかんや。来ても無駄やで。金の切れ目が縁の切れ目や。
テルヲ
おおきに。

千代は、翌日撮影を休みます。そのことを聞かれて、千代は言います。

千代
もうええかなって。ホンマはもっと有名になって、ヨシヲ見つけて一緒に暮らそうとアホなこと思ってたんだす。そないなことなるはずあれへんのに。そやさけ、女優はもうええんだす。ビール月間、ウチが一等とるさかい覚悟してくれなはれ。

そこに、小暮(若葉竜也)がやってきます。

小暮
大変だったね。お父さんのこと。ホントに役者辞めるつもりの?
千代
大部屋から抜けられそうにあれへんし。いつクビになるかもわかれへんし。
小暮
ごめん。僕も千代ちゃんとの約束守ること出来なかった。今月いっぱいで実家に帰ることにした。
千代
ホンマだすか。
小暮
千代ちゃん。僕と一緒に東京に来てくれないか。僕と結婚してください。
千代
いきなり、なんで?
小暮
ずっと考えてたんだ。もし、こうなった時は気持ちを伝えようって。千代ちゃんと一緒に仕事するようになって、いつの間にか好きになってた。返事は、撮影所でるまでにもらえればいいから。じゃあ。

その晩、千代は母親の形見のガラス玉を見ながらつぶやきます。

千代
お母ちゃん、ウチはじめて好きやって言われた。結婚してほしいって。ものすごいええ人やで。

翌日、千代は撮影所に退職届をもっていきます。そこで偶然、小暮と会います。

小暮
今、所長に辞表だしてきた。親父とお袋には、千代ちゃんのこと前から話してるんだ。素敵な女優さんがいるって。もし、千代ちゃんが受けてくれたら2人とも喜んでくれると思う。落ち着いたら、千代ちゃんのお父さんも呼んだらいいよ。ウチで面倒みるから。それで、ヨシヲくんも探して、みんなで一緒に暮らすんだ。本当は、千代ちゃんだって、お父さんのこと許してあげたいんだろ。
千代
そないなったら、ええなあ。
小暮
ごめん、すっかりいい返事もらってると思って言ってしまった。じゃあ、他にもいろいろ挨拶しなきゃならないから。

そう言って、小暮がいなくなった後に一平(成田凌)がやってきました。

一平
なんや、またお前か。
千代
それは、こっちのセリフや。なんで、あんたがここにいてんねん。
一平
ほっとけ、俺の勝手や。
千代
どうせあれやろ、あちゃこちゃで女遊びして、博打してただけなんやろ。うちのお父ちゃんそっくりや。
一平
お前、まだあの親父にしばられてるんか。情けないやっちゃの。
千代
あいつ、ここにもきよったんや。うちがあいつのせいで、どないな目にあってた知らんやろ。みんなクビになったのに、うちがどないな気持ちで女優続けてるか知らんやろ。
一平
知らん。
千代
なんも知らんのに、偉そうなこと言うな。あんたにうちの何がわかるねんな。
一平
わかるはずないやろ。人の苦しみがそない簡単にわかってたまるか。どんだけ知った風な口たたいても、お前の苦しみはお前にしかわかれへん。俺の苦しみは、お前なんかには絶対にわかれへん。そやから、芝居するねん。芝居してたら、そういうことがちょっとはわかる気がする。わかってもらえる気がする。

千代は、自分が過去にしてた芝居を思い出します。

千代
涙出てきた。いきなり現れてきたくせに・・・。あっちいけ。

おちょやん第39話のあらすじはここまで。おちょやん第40話のあらすじにつづく

おちょやん第39感想

おちょやん第39話のあらすじでは、大きく話が動きました。テルヲにお金を全部渡して、親子の縁を切るって言って千代とテルヲは別れました。

そして、千代は小暮にプロポーズされました。一緒に東京に行かないかって。また、最後に一平が芝居する理由を知りました。

 

おちょやん39話は、本当にてんこ盛りの内容でしたね。どういうても、テルヲはクズですね。千代に問い詰められて開きなおるんはアカンですよね。

お前がもっと有名な女優になってへんからやって。ならお前が借金作らず働けやって話です。開き治って千代を傷つけるのはやめてほしいな。

 

少し前に、千代は父ちゃんありがとうっていうぐらいええ関係に戻りそうやった。だから、こうなる前に先に自分から話して欲しかったなって思う。

お金どうこうじゃなく、テルヲが困っているってことを千代に打ち明けて欲しかった。順番が逆になると、ダメなんです。開き直ることになってしまうんです。

 

あと、小暮のプロポーズは驚きました。小暮がおそらく千代のこと好きなのは、わかってたんですけど・・・このタイミングでって思いました。

小暮も東京に帰るし、千代が役者辞めるって言ってたからなのかな。千代は、小暮と結婚したらきっとうまくいくと思います。

 

客観的に見ると、それが一番幸せだと思います。最後に登場した一平の言葉に、気持ちが揺らいでると思いますが、一番安定して安心できるのは小暮やと思う。

でも、一平の言葉で女優続ける気がするなあ。でも、一平と結婚はやめて欲しいな。幸せになれへんのが目に見えてる。

 

一平って、テルヲほどひどくないけど系列が一緒やから・・・千代が大変になるのが目に見えてるんです。だから、千代には一平じゃない人を見つけてほしいな。

個人的には、小暮がよいんですけど・・・おちょやん第39話の感想はここまで。おちょやん第40話の感想につづく。

あなたにおススメのページ

おちょやん第40話あらすじ「1等賞」
おちょやん第9週のネタバレ,あらすじはコチラ
おちょやんの公式ガイドはコチラ
おちょやんモデル・浪花千栄子はどんな人?
竹井テルヲのモデルは本当にひどい父親?