おちょやん第42話あらすじ「全員2度と舞台立たせへん」感想

このページは、NHKの朝ドラ「おちょやん」第42話のあらすじ・感想をまとめてお伝えいたします。

おちょやん41話のあらすじで、新しい劇団で集まります。一平(成田凌)が座長になりますが、千之助(ほっしゃん)がいないと客が呼べないと次々と人が辞めていきます。

 

おちょやん第42話のあらすじは、一平は4年前に千之助と喧嘩になった時のことを思いだしていました。

おちょやん第42話あらすじ

千代
どないするねん?
一平
どないもあれへん。千さんは、俺が座長の劇団になんか入れへん。
熊田
この人選は、大山社長直々のものだす。下手したらこの劇団の話そのものがなくなるかもしれん。
千代
ああ~、それは困ります。うちはまだまだお芝居がしたい。ヨシヲのためにもここで頑張るしかあれへんのだす。よしわかった。うちが千之助さんを連れてきたる。

そう言って、千代は千之助のところに行きます。千之助は、花札をしていました。

須賀廼家千之助
あの青二才が座長の劇団になんか入るつもりはない。
千代
そこをなんとかお願い申します。
須賀廼家百久利
アカン、アカン。とっとと帰り。
千代
びっくりさんは、黙っておくれやす。
須賀廼家百久利
誰がびっくりや。ひゃっくりや。ひゃっくり。
千代
天晴さんも徳利さんも千之助さんが来てくれたら、やってもええ言うてます。やっぱり千之助さんは、みんなから頼りにされてますのやな。道頓堀の喜劇王いうたら千之助さんを置いて他になしや。
須賀廼家千之助
ようわかっとるや、自分。
千代
みんなそない思ってます。
須賀廼家千之助
道頓堀の喜劇王は、わしやない。須賀廼家万太郎や。一平とではな、あいつに勝たれへん。
千代
そないなことわかれへん。確かに4年前は、そやったかもわかれへんけど、あれから一平も変わったかもしれん。
須賀廼家千之助
人は、そない簡単に変わるかい。
千代
変わります。うちがそうだす。4年前、まさかこないしてるとは思えへんかった。前とは、まるで違います。今度は、うちも一緒にやらせておくれやす。
須賀廼家千之助
ほな、なんかおもろいことやってみ。喜劇役者っていうのは、笑かしてなんぼや。ここで、わしをわらかしたら劇団、入ったるわい。
千代
よろしゅうおます。有名女優とかけまして、ご利益のある神社とときます。どちらも縁起がええ。

しかし、まったく受けず千代は追い返されてしまいます。岡安に帰ったあと、千之助さんを笑わすため千代は鶏の泣きまねの練習をしますが、一緒に見てる人にほらアカン言われます。

その頃、一平は天晴のところに行きます。

須賀廼家天晴
半年ぐらい前から、こないしれ子ども相手に商いしててん。子ども相手やから、二束三文やけどな。
一平
わしは、親父にこないなもん買ってもらったことないわ。

一平は、子どものおもちゃを見てそう言います。

一平
兄さん、戻ってきてもらえませんか?

そう言って、一平は天晴に脚本を渡します。

須賀廼家天晴
これ、ボンが書いたんかいな。
一平
天海一座がないなってから、ずっと本の勉強をしてきた。千之助さんがいてへんでも、ちゃんと喜劇を楽しんでもらうためのものです。お願いします。

そう言って、一平は天晴に頭を下げます。

須賀廼家天晴
やめてえな。ボン。そない言うてくれるのは嬉しいけど、世の中そない甘うない。俺は、子ども相手に商いするんがお似合いや。すまんな。

そう言って、天晴は脚本を返そうとします。

一平
これは、天晴兄さんのやから。

そう言って、脚本を渡したままにしました。千代は、岡安でみつえ(東野絢香)と話をしていると一平が帰ってきました。

千代
あんた、今日一日何してたんな?
一平
。なんか言うてたか?
千代
気になるんやったら、自分で聞きにいったらええ。
一平
。どうでもええ。どいつもこいつも、千之助、千之助って。
千代
ひがんでんの?劇団、一つにまとめるのが座長の役やろ。
一平
。お前かて、自分の都合で動いてるだけやろ。

鶴亀の社長室で、大山(中村鴈治郎)は劇団のことを気にしていました。

大山
やっぱり、千之助はきいへんかったんかい。そうか~。
熊田
社長、ええんですか?
大山
ええはずあれへんやろ。この劇団なんのために作ったか言うてみ。
熊田
一人勝ちの万太郎一座に競わすために、道頓堀の一座をより発展させるためだす。
大山
喜劇こそが道頓堀に欠かせんようになる。万太郎一座に対抗する劇団は、わしの長年の悲願やった。ええか。この初興行、必ず成功させ。もし、わしの期待に応えれなければ全員二度と道頓堀の舞台に立たせへん。無論、お前にも責任をとってもらうからな、熊田。

そして、熊田は劇団のメンバーに大山からの伝達をします。

千代
そりゃあ、あんまりや。
熊田
一平くん。こうなったら、なりふり構っている場合じゃない。千之助さんをなんとしても、説得するんや。

しかし、一平は動こうとしません。

千代
もうよろしい。こないな奴、もうあてにならへん。今日こそ、うちが千之助さんを笑わせて劇団に入らせてやる。

千代は、そう言って千之助の家に行きます。その頃、一平のところに天晴がやってきました。

須賀廼家天晴
良かった。おった~。雨で商いできへんよってな。ぽっかり時間があいてもうてな、これ読ませてもろた。
一平
どないだした?
須賀廼家天晴
こんなん、喜劇とは思わん。けどな、お前のお母ちゃんのこと思い出してな。何度も何度も読んでるうちに思ったんや。この芝居やりたいって。また一緒に、芝居やらせてくれへんか。頼む。

そう頼む天晴に、一平も同じように頭を下げます。

一平
もちろんだす。

千代は、千之助を笑わせようとしていましたがまったく笑わない状況でした。おちょやん第42話のあらすじはここまで。おちょやん第43話のあらすじにつづく

おちょやん第42感想

おちょやん第42話のあらすじでは、鶴亀の社長・大山が納得する舞台にしなかったら全員クビする。とのことで、千代は何度も千之助に劇団に入ってもらうようお願いしに行きます。

おちょやん第42話を見てて思ったのは、一平はなんで千之助さんを呼ぼうとしないやろ。千之助という役者ではなく、脚本でいいものを作りたい。

 

そんなことを思っているのかな?千之助と一平のモデルになっている曾我廼家十吾と2代目・渋谷天外は、何度も衝突していますので、その辺りの認識の違いがあるのかな。

言うても、千之助はアドリブの人なので役者の個性で生きるタイプ。逆に、一平は脚本どおりにやっていきたいタイプ。

 

自分の舞台には、千之助はいらないって一平は思ってるのかもしれへんなって感じました。でも、まだ脚本がどうこうという時代じゃない気がします。

万太郎一座にしても、万太郎がいてて繁盛しているのと同じで、千之助を全面にださないとうまくいかないんちゃうかな。

 

ストーリーがいいなって思うのは、ある程度客を呼べるようになってから・・・って一平は思わないのかな。自分の作りたいものに、こだわっているのかもしれません。

また、千代は期待できひんなって思いました。あれでは、千之助は笑わないと思います。千代が毎日通っても、厳しい。

 

なんか、違う手を考えて千之助を誘わないと本当にピンチがやってくるように思います。おちょやん第42話の感想はここまで。おちょやん第43話の感想につづく

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