おちょやん第108話あらすじ「一平の限界」感想

このページは、NHKの朝ドラ「おちょやん」の第108話のあらすじ・感想をまとめています。

おちょやん第107話のあらすじで、千代(杉咲花)は「お父さんはお人よし」で見事に女優として復活し大阪のお母ちゃんになります。

 

おちょやん第108話のあらすじは、「お父さんはお人よし」の撮影しているところからはじまります。おちょやん第108話のタイトルは「一平の不安」です。

おちょやん第108話あらすじ

花車当郎
まさよさんのことどない思ってるのや。すっ・・・すっ・・・お母ちゃんあと頼むわ。
千代
なんですの?大人のくせして。まいたろう、そのまさよさんのこと・・・すっ・・・すっ・・・

好きなんかっと別の子供が入ってきます。その日もうまく撮影が終わります。

 

その様子を岡福で、新喜劇のメンバーが聞いていました。

宗助
今日も、面白かったなあ。
漆原
千代ちゃん、相変わらずええ芝居してるな。
須賀廼家徳利
毎週、毎週ようあないなもん作れるもんやな。
みつえ
感心してる場合やあれへんやろ。あんたら、大丈夫なんか?
シズ
ボンやん、まだ書けまへんのか。
須賀廼家天晴
そればっかりはね、どないしてあげることもできしまへん。
須賀廼家徳利
離れていった客もいてるわ。
香里
せやさかい、自分がなんとかせなって苦しんでて。何やってもうまくいかん時に、千代がラジオでるのがわかって。
宗助
ますます、追い込まれてますのやな。

そのころ、一平(成田凌)は寛治(前田旺志朗)を呼び出していました。

寛治
どないしはったんですか。こないな時間に。
一平
次の舞台の本、書いてくれへんか。もう、何かいても俺やとアカンねん。ここが限界や。この1年半、お前はほんまにたくましくなった。そやさかい、お前に頼んでんのや。寛治、これからも鶴亀新喜劇をよろしゅう・・・
寛治
ええ加減にしてください。虫のええこと言うんやないわ。自分が楽になるためやないか。
一平
違う。俺は、お前らのこと。劇団のこと思って。
寛治
なんもわかってへん。自分一人で、負い目背負って苦しんでつもりかも、わかれへんかもしれへんけどな。そんなアンタの姿みて、みんな同じように苦しんできたんや。かっこつけんとまる裸になれや。あんたが大事にしたいこと、目そらしたいこと。灯子のこと、新平のこと千代さんのことみんな書かんかい。それだけやって、それでもどないしてもアカンかった時は、俺が引導渡したる。

寛治はそういっていなくなります。

 

NHK大阪放送局では、次の「お父さんはお人よし」は1時間の特別枠になりました。人気が上々だったためです。

そんな中、静子が急に自分の出る場面をもっと多くしてほしいと求めます。

千代
静子、なんかありましたんか。

 

静子がそういう話をする前に、長澤(生瀬勝久)が盲腸で入院したという話が飛び込んできます。ベッドの上で、長澤は頭にあるものを口にして書いてもらいます。

そこに千代が見舞いにやってきました。

長澤
竹井さん、わざわざ来てくれはったんですか。
千代
どないだす?お体の方は?
長澤
たいしたことありません。盲腸がなんぼのもんやっちゅう話ですわ。ご心配をおかけして申し訳ない。
千代
ほんまに大事あれへんのだすか?
長澤
たぶん本はぎりぎりになる。君たちには、迷惑かけることになる。許してくれ。
千代
無理しはったらあきません。それこそ、先生にもしものことがあったら「お父さんはお人よし」はどないなことになるか。
長澤
おおきに。せやな、先のことは誰にもわかれへんな。あないな戦争がなければ、どないなってるんやろな。少なくても僕は、こないな何気ない家族の話は書いてない思うわ。みんな生き別れ、死に別れ。未だに戦地から帰ってこん家族まってる人が仰山おる。6年たった今でもや。そんな人たちにもういっぺん顔を上げてもらいたい。もっとたくさんの人たちに「お父さんはお人よし」を聞いてもらうチャンスなんや。

そして、長澤は子どもたちがどんな境遇だったのか千代に打ち明けます。

長澤
芝居のうまい下手もあるけど、あの子たちを選んだ決め手は、今前を向いて生きているかどうかです。竹井さん、あなたもその一人です。ちゃんと、女優としてここにいてはる。そういう力は、芝居に滲み出る。勇気づける。本は、絶対に間に合わせますから。
千代
わかりました。先生がそこまでおっしゃるなら、うちらはいただいた本を全力でやるだけだす。

千代が家に帰ると、静子がやってきました。

千代
静子、あんたなんでここに?

そのころ、静子役の両親がNHKの放送局にやってきていました。家出をしてきたいとう。

千代
ちゃんと電話してきました。何が不満だしたんや。

おちょやん第108話のあらすじはここまで。おちょやん第109話のあらすじにつづく

おちょやん第108話感想

おちょやん第108話のあらすじは、千代がお母ちゃん役をしている「お父さんはお人よし」がうまくいく一方で、一平が本を書けないというストーリーでした。

最後に、長澤が盲腸で入院したという状況になり、静子が千代のところに家出してやってきましたね。

 

一平に対して、寛治がきつく言ったのはスッとしました。他の劇団員では絶対に言えへん。寛治やからこそ言えることでしたね。

寛治が今の状況をしっかりと理解していたからこそ、一平の本を書いてくれって言葉に対して怒ったんだと思います。

 

寛治は、千代がいなくなったことを一番怒っている人なんかもしれません。本当の母親のように、愛情を注いでもらっていましたから。

それに対して、一平は寛治に対してクールなところがありましたからね。千代が出ていって、一平も灯子のところに行って、一番寂しい想いをしているのは寛治かもしれません。

 

大きくなってきたので、そういうところは見せませんが、心の中では一番そのおもいが強いんだと思います。

でも、劇団を退団することなく頑張ってきた。だからこそ、寛治の言葉は重い。そう感じました。一平はどうするのかな。千代のこと、灯子のことを書くのかな。

 

あと、静子が家出してきたけど大丈夫なんかな。理由はなんなんかな?気になりますね。おちょやん第108話の感想はここまで。おちょやん第109話の感想につづく

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