おちょやん第63話あらすじ「アンタを捨てたのは私や」感想

このページは、NHKの朝ドラ「おちょやん」第63話のあらすじ・感想をまとめています。

おちょやん第62話のあらすじで、千代(杉咲花)と一平(成田凌)は一平の母親に会うために京都に行きました。

 

おちょやん第63話のあらすじは、夕(板谷由夏)をキネマで探すところから始まります。おちょやん第63話のタイトルは「アンタを捨てたのは私や」です。

おちょやん第63話あらすじ

キネマで大捜索が始まりました。しかし、なかなか正しい情報は出てきませんでした。しかし、千代と一平が聞いている客が夕の居場所を知っていました。

一平は、夕と海で話したことを思い出していました。

見てみ一平。あの向こうには、見たこともない世界があんのやて。あんたには、この水平線みたいに、まっすぐで大きい人間になって欲しいから、一平ってつけたんやで。

そこに、千代がやってきました。

千代
どないしたん?
一平
許してくれるやろか。
千代
あんたが追い出したんと違うんやろ。
一平
親父と同じ役者やってると聴いたら、がっかりすんねやろな。
千代
あんたのお父ちゃんのことも、もう許してるんちゃうやろか。もしかしたら、またあんたと一緒に暮らしたい思ってるかもしれへん。うちはそやった。
一平
千代、おおきに。
千代
アホ。

翌日、嵐山の夕のところに行きました。

なんやアンタら。一平か?

そして、千代と一平は案内されます。

で?話いうのは?なんやねんな。
千代
一平は、ずっとあなたのこと気になってたんです。天海さんに追い出されて恨んでる気持ちはわかります。せやけど、一平はなんも悪ない。話聞いてやってください。
あんた、一平の連れ合いか。
千代
違います。ただの役者仲間だす。
役者?あんた役者になったんかいな。アホやなあ
一平
お母ちゃん、ホンマに堪忍。俺、あの時なんもできへんかった。お母ちゃんのこと守ってあげらへんかった。お母ちゃんの事捨てた親父のことをいっぺんも許したことあれへん。役者になったんは、芝居のこと頭になくて、お母ちゃん泣かしてた親父を見返してやるためや。そやのに、あっちゅうまに亡くなってしもて、バチ当たったんや。
あんた、何もわかってへん。私、あの人に追い出されたんとちゃうで。私が男作って、勝手に家でたんや。堪忍やで。あんたを捨てたのは、私の方や。せやさかい、あまりお父ちゃんのこと悪くいうたらんで。
一平
ウソや・・・。お母ちゃん、親父のことかばおうと思って・・・。
なんで、私があの人のことかばわなアカンねな。アンタかて、言うてたやろ。芝居のことしか頭にあれへん。面白くもなんもあれへん男やったわ。その間、あんたのこと毎日、毎日子守して・・・もう、うんざりやったんや。
一平
ウソや。俺の知ってるお母ちゃんは・・・
お母ちゃん、お母ちゃん鬱陶しいねん。アンタかて、ほんまはわかってたんやろ。よう思い出してえな。

一平は、昔のことを思い出します。夕は、お父ちゃんではない別の男と一緒にどっかにいってしまっていたのです。そして、夕は封筒に包んだお金を投げます。

手切れ金や。もっていき。旦那はんは、京都になんぼも旅館もってる大地主の2代目でな。役者の2代目とは大違いやで。あんたがおったら、旦那さんの機嫌損ねるからはよ出ていき。

その言葉を聞いて、千代が夕の頬をビンタします。夕も千代にビンタ仕返します。

何するねん。
千代
なんでや。なんで・・・ホンマのお父ちゃんの

千代は泣きながら、夕ともみ合います。そして、一平は自分のバカさ加減に笑います。

一平
アハハは。アハハ。アカン。可笑しくて笑いが止まらへん。あまりにもアホすぎて、人は思い出しくないことは、都合よう忘れるねんな。なんでお前が泣いてんねん。あんたのためにムダ金使うのは、もったいないさかい、汽車賃だけもろてくわ。
二度と来んといて。この疫病神。
千代
アンタなあ・・・

そう言ってまた怒ってつかみかかろうとする千代を一平が止めます。

一平
どうか、お幸せに。

そう言って、一平と千代はいなくなります。2人がいなくなったあと、夕も泣き崩れます。おちょやん第63話のあらすじはここまで。おちょやん第64話のあらすじにつづく

おちょやん第63話感想

おちょやん第63話のあらすじでは、一平の母親の行先がわかり会いにいくというストーリーでした。一平にとっては、最悪の再会でしたね。

63話のストーリーが終わった後に、あさイチのゲストの坂下千里子さんが泣いてしまってメイク直しに行くって展開が面白かったです。

 

ドラマのストーリーしては、千代のヨシヲ(倉悠貴)と一緒で、そこには理想のお母ちゃんはいませんでした。むしろ、一平を捨てたのはお母ちゃんでした。

一平は、自分の記憶に蓋をしてお父ちゃんが悪いから出ていったと思いこんでたんですね。夕は、どうなんでしょうか。

 

わざと一平に嫌われようとしたのかなって思いました。だから、二人がいなくなった後に泣いていたのかなって思いました。

本当は、一平に会いたい気持ちがあるけど・・・今の家庭も壊したくない。そんな気持ちがどこかにあったのかなって思います。

 

わざと嫌われて、二度と会いにこないように嫌われること、嫌われることをやったのだと感じました。天海とはいろいろあったかもしれん。

けど、息子の一平に対しては恨むようなことはないですからね。そうやって考えると、千代はビンタしたり突っかかっていったりはアカンかな。

 

千代の気持ちはわかります。自分も家庭環境で苦労して、同じような思いを味わってきています。テルヲ(トータス松本)に対しても、ヨシヲに対しても。

だからこそ、千代はたたいたり、突っかかっていったりするのではなく、ショックの後の一平を支えてあげて欲しいなって思いました。

 

千代の気持ちは、すごくよくわかるし同じ状況になればそんな冷静にいられないとは思うんですけどね。千代のお母ちゃんに説得してもらう作戦は、最悪な結果になりました。

一平は、今後襲名するようになるのかな。おちょやん第63話の感想はここまで。おちょやん第64話の感想につづく。

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