おちょやん第64話あらすじ「天海天海の幕引き」感想

このページは、NHKの朝の連続テレビ小説「おちょやん」第64話のあらすじ・感想をまとめています。

おちょやん第63話のあらすじで、一平(成田凌)と千代(杉咲花)は、一平の実母の夕(板谷由夏)に会いました。そして、一平を捨てたのは夕だったことを知りました。

 

おちょやん第64話のあらすじは、千之助(ほっしゃん)が他の劇団員に話していることから始まります。おちょやん第64話のタイトルは「天海天海の幕引き」です。

おちょやん第64話あらすじ

須賀廼家百久利
ほな捨てられたのは、天海と一平の方やったんですか。
漆原
一平のことを思ってそないしたんや。お母ちゃん大好きな、一平のために悪役をかってでたんや。
須賀廼家徳利
ほな、一平がお母ちゃんに会ったらわかるやないですか。
須賀廼家天晴
千さんわかってて、いかしたんやな。そのこと知ってる人、他にもいてるんですか?
須賀廼家千之助
一人だけな。

その頃、そのもう一人のハナ(宮田圭子)が千代と一平がもうすぐ帰ってくるからと、料理を作っていました。

ハナ
わての出来ることは、こないなことしかあれへん。

千代と一平が道頓堀に帰ってきました。

一平
ほなな。
千代
ちょっこと寄ってけへん?
一平
今日は、もうしんどい。
千代
堪忍な。ウチがお母ちゃんに会いにいこうやなんて、言うてしもたばっかりに。
一平
俺の方こそ、悪かった。痛かったやろ。

そう言って、千代がたたかれた頬をさすります。

千代
あんたよりましや。
一平
襲名、受けることにするわ。親父のことさんざん悪く言ってきたからな。罪滅ぼしや。
千代
ほな、してやったりやわ。
一平
まんまとな。

翌日には、一平が2代目・天海天海を襲名することが発表されました。そして、一平はごひいき筋に挨拶周りをしました。

大山
彼が、2代目・天海天海です。
一平
はじめまして。天海一平です。劇団の者たちのこともよろしくお願いします。

一平の言葉に出てくるのは、劇団のおかげ。劇団をよろしくと挨拶します。

 

その日の稽古が終わった後、千代は一平に声をかけます。

千代
一平、今晩岡安でご飯でも言うて、ハナさんが・・・
一平
明日、初日やで。今日は、辞めとくわ。

そう言って、一平は帰っていきます。

ハナ
そっか。ウチはそでにされたか。
一平
一平のやつ、なんやけったいで。
ハナ
ちょっと、昔話してもええか。初代・天海さんのことや。

その頃、一平は「母に捧げる記」の台本を燃やしていました。そして、小さいころの回想シーンになります。初代・天海の家にハナが行ったときのことです。

ハナ
お邪魔します。あんたらどうせ、何も食べてへんのやろ。お稲荷さんつくってきたで。
初代・天海
飯なんか食うてられるか。

その時、一平は何かをしていました。

初代・天海
なにしてんねん。

場面は、千代とハナのところになります。

千代
そないなことが。
ハナ
千代、あんたしかおれへん。

千代は、一平のところに走っていきます。一平は、台本を燃やしていました。

千代
なにしてんねんな。アンタ、役者辞めるつもりなんやろ。ごひいきさんに挨拶周りしているときも、あんた自分のことやのうて一座のことばっかり頼んでたな。自分が辞めた後も、うちらがやっていけるように根回ししてたんやろ。
一平
考えすぎや。
千代
いつまで、噓くさい顔で笑ってるんや。あんた言うたやんか。10年後も50年後も忘れられへん喜劇を作るんやって。アンタ以外誰が家庭劇まとめられんねんな。
一平
かなんな。千代には。堪忍。俺は、ずっと親父を憎み続けてきた。お母ちゃんのこと捨てて、ええ役者になっても俺は認めへん。そやのに、俺のために嘘ついてたやなんて。今更、そないなこと知ってどないしたらええねん。そやから、天海天海の名前を永久に幕引きしたるねん。襲名公演が最初で最後ってのも、おもろいやろ。
千代
一個もおもろない。ハナさんが昔のこと教えてくれた。天海さんがアンタのお母ちゃんに出ていかれた時、役者やめようと思ったんやって。けど、天海さんは役者を辞めへんかった。なんでかわかるか?

おちょやん第64話のあらすじはここまで。おちょやん第65話のあらすじにつづく

おちょやん第64話感想

おちょやん第64話のあらすじでは、一平が襲名することを決めますが本人は役者を辞めようとしていたというストーリーでした。

一平は、いつも冷静ですよね。自分が辞めることを決めたうえで、劇団はちゃんと残って欲しい。だから、ごひいき筋には劇団のことを頼むって。

 

なんか、クールな一平らしいなって思いました。自分が辞めるんやったら、どうでもええわってなりそうやけど・・・劇団の他の人に迷惑かけたくない。

そんな想いが一平にはあるんやなって思いました。にしても、初代・天海天海は自分を悪者にしてたってのがなんかすごいなって思いました。

 

器の大きさを感じるというか、一平のことを本当に考えてくれてたんやろうなって思います。だからこそ、役者も続けていけたのかなって。

一平のために、役者を続けたのかなって思いました。だから、一平にも続けてほしいって千代はいうのかな。そんな気がします。

 

初代・天海天海のことは、千之助とハナが一番知ってたんですね。だから、ハナは一平を岡安に食事に誘った。

そのハナの想いを受けて、天海の想いを受けて明日、千代が一平にどんな話をするのかたのしみですね。おちょやん第64話の感想はここまで。おちょやん第65話の感想につづく

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