おちょやん第76話あらすじ「松島寛治」感想

このページは、NHKのあさの連続テレビ小説「おちょやん」の第76話のあらすじ・感想をまとめています。

おちょやん第75話のあらすじで、千代(杉咲花)のダメ親父・テルヲ(トータス松本)が亡くなりました。

 

おちょやん第76話のあらすじは、テルヲが亡くなって5年がたち、千代が一平を起こすところからはじまります。おちょやん第76話のタイトルは「松島寛治」です。

おちょやん第76話あらすじ

千代
一平、今日は岡安に用があるさかい、先いくで。

昭和12年の暮れ、千代も30歳になりました。この年の夏にはじまった日中戦争に勝ち、日本中が勝った勝ったと喜んでいました。千代は、岡安に行きます。

千代
えらい長いことかかって、ほんますみませんでした。
シズ
なんべんも言うてますやろ。あの時のことは、うちが勝手にやったことだす。あんたが返す必要なんかあれへんのやで。
千代
お父ちゃんが借りたお金は、うちが返すのが筋だす。ほんまに今までありがとうございました。
シズ
お礼言わなあかんのがこっちだす。あんたらがやってる、「頑張れ集配お婆さん」えらい好評らしいおますな。その芝居みたいって、うちもお客ようけきてな。ぼんやんにも、お礼いうといてな。
千代
はい。
シズ
あんたら、うまいこといってますのか?
千代
まあ、相変わらずだす。子供には恵まれへんけど、それはそれで2人で嬉しくやってます。うちにとったら、劇団の人たちが子供みたいなもんやし。

そして、大人気の「頑張れ集配婆さん」も千秋楽を迎えます。時世とマッチした芝居は、千秋楽も満員御礼のまま終了します。

そして、千代が楽屋に戻ったら知らない男が楽屋でこそこそと何かしていました。

千代
泥棒~

慌てて、他の劇団員たちも集まりその男を囲みます。

寛治
散らかってるから片付けたろ思って。

そこに、支配人の熊田(西川忠志)がやってきます。

千代
熊田さん、楽屋泥棒です。警察呼んでください。
熊田
寛治。おい、ちゃんと挨拶し。
寛治
松島寛治言います。前の劇団では、楽屋掃除が日課やったさかいこの汚い楽屋見てつい。堪忍してください。
高峰ルリ子
悪かったわね。汚い楽屋で。
須賀廼家天晴
ほんで、この泥棒、鶴亀の役者ですか?
寛治
泥棒ちゃうって。役者でもあれへんけど。僕はただの雑用です。
熊田
寛治のお父ちゃん、新派の座長やっててな。こないだ亡くなってしもて、身寄りらしい身寄りがいてへんのや。すまんけど、あんたらで1月ほど面倒みてやってほしいんや。年明けには、遠園のものが迎えに来るよって。

そして、寛治は一平と千代の家に住むことになります。

千代
ほな、寛治くんは2階つこて。
寛治
おおきに。こない狭いところに押しかけてしもて、えらいすみません。
一平
狭いところで、悪かったな。
千代
正直やな。

こうして、寛治が一緒に住むようになります。その日の晩です。

一平
おう。えらい豪勢やな。
千代
育ち盛りやさかいな。
寛治
千代さん、ごはん運んでええですか?
千代
ええで。助かるわ~。

しかし、つまづいてご飯ぜんぶばらまいてしまいます。

寛治
僕のせいで、ごはんこんだけに。

千代と一平は、自分の分も寛治にあげます。寛治は、すぐに泣きまねをやめご飯を食べます。翌日、洗濯物を一緒に干しながら聞きます。

千代
そやけど、昨日のウソ泣きはなかなかのもんやったで。ほんまに役者やったことあれへんの。
寛治
できるはずあれへんやん。やりたいとも思えへん。芝居は見るのに限る。
千代
うちもはじめは、そやった。懐かしいなあ~。知ってるか。高城百合子って女優さんがおって・・・

そういいながら振り返ると、寛治がいてへんくて千代は怒ります。千代は、お母ちゃんの写真を見ながらつぶやきます。

千代
子どもがいてたら、毎日こないやろか。

おちょやん第76話のあらすじはここまで。おちょやん第77話のあらすじにつづく

おちょやん第76話感想

おちょやん第76話のあらすじでは、松島寛治という人物が千代と一平のもとにやってきたというストーリーでした。

一平は、相当嫌がっていますよね。台本が書けなくなるから。でも、千代は凄く乗り気な感じですよね。自分に子供がいてへんからなのかな。

 

松島寛治だけをみると、すごくずる賢い子供ってイメージにうつりますが・・・千代から見ると、それが子供らしいってなるのかな。

すごく悪くて、厚生せなアカンとかってレベルじゃないから、よけいにずる賢いように見えるんですよね。

 

千代は、そのあたり思っていないけど、一平はかんづいている気がします。でも、ずっと一平と2人やったんで、子供が入ると新鮮な気持ちになるでしょうね。

ご飯こぼしても、自分の分をあげたり。同じように、一平にも促したり。寛治がなんかトラブルメーカーにならなければいいんですけどね。

 

今後の寛治と千代がどんな感じになるのか。たのしみですね。おちょやん第76話の感想はここまで。おちょやん第77話の感想につづく

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