おちょやん第83話あらすじ「花車当郎」感想

このページは、NHKの朝ドラ「おちょやん」第83話のあらすじ、感想をまとめてお伝えしています。

おちょやん第82話のあらすじで、福助(井上拓哉)の壮行会を行いおもいっきりトランペットを演奏しました。

 

おちょやん第83話のあらすじは、福助が出征に行くところからはじまります。おちょやん第83話のタイトルは「花車当郎」です。

おちょやん第83話あらすじ

福助は、家族で写真をとっていいます。

福助
行ってまいります。

その数日後、岡安は店を閉める日がやってきました。シズ(篠原涼子)は、お茶子たちに話をします。

シズ
老けたなあ。わても老けた。それも、アンタらのおかげです。

そういって、お茶子一人ひとりにねぎらいの言葉をかけました。

シズ
アンタらがこの岡安の歴史、そのもんだす。その歴史に幕をおろさなあかんのは、みんなこの私の力不足だす。

そういって頭を下げたあとにシズは、60年余りの岡安の歴史に笑顔で幕を下ろしました。その後も、戦況は悪くなり、えびす座と鶴亀座も閉めることになり道頓堀の火は消えてしまいます。

そんな中でも、家庭劇はなんとか芝居を続けていました。一平(成田凌)は、何かを覚悟した顔で芝居の稽古場にやってきます。

千代
次の芝居、決まりましたんか?
一平
いや、まだや。
千代
熊田さんに呼ばれたん、その話やなかったんだすか?
一平
いや、違う。

そんな話をしているところに、空襲警報が鳴ります。慌てて防空壕に逃げる家庭劇の劇団員たち。一平と千代は、最後に稽古場を後にして防空壕に行きます。

防空壕の中は、赤ちゃんが泣いているのを怒るものがおり喧騒としていました。そんな中、千代は知らないものから話かけられます。

花車当郎
花子、花子やろ。会いたかったで~。
千代
うち、花子じゃありません。人違いだす。
花車当郎
いや、花子は人違います。昔飼ってた牛や。
千代
誰が牛やて。
花車当郎
お姉さん花子ちゃうな。花子によう似た牛や。

そう千代が言うと、防空壕の中に笑いが生まれます。すると、千代はアドリブで返します。

千代
あっ、そういうあんたは次郎。次郎やな。
花車当郎
誰や。次郎って。ははん、次郎も牛やな。
千代
そやあれへん。次郎は、昔飼ってたヒキガエルだす。
花車当郎
ヒキガエル?僕のどこがヒキガエルやねん。そんなんいてたら、連れてきてや。
千代
もう、次郎はいてへん。死んでもうた。
花車当郎
なんで死んだんや。
千代
牛の花子に踏まれてしもたんや。

そういって、防空壕の中で知らない男と千代は爆笑を誘いました。その日の帰り。

千代
けったいなおっちゃんやったな。
一平
あの人は、しゃべくり漫才で有名な花車当郎や。
千代
どうりで話がうまいはずやな。おかげで、久しぶりに笑った。
一平
なあ、千代・・・・

そういって、何かを言いかけて一平は話をやめます。そして、百久利(坂口涼太郎)にも赤紙が来てみなで見送ります。そして、千代が言います。

千代
ほな、稽古はじめよか。百久利さんがかえってきた後もやれるよに、しっかり練習せな。
一平
すまん、家庭劇は解散する。

おちょやん第83話のあらすじはここまで。おちょやん第84話のあらすじにつづく

おちょやん第83話感想

おちょやん第83話のあらすじでは、福助が出征して岡安を閉める。そして、最後に家庭劇を解散すると一平が話ました。

おちょやんの83話は、なんとも暗い感じのストーリーでした。そんな中で、唯一の光のようなものが花車当郎(塚地武雅)でした。

 

まったく知らない千代に、あんなこと話かけるってほんとすごいですよね。花車当郎は、千代のことを知ってたのかな。

じゃないと、あんなうまく笑いがとれるようになるなんて思わないですもんね。家庭劇の活躍を知ってて、千代がアドリブに対応できるってことをわかってたんだと思います。

 

防空壕の中で、笑いとるってすごいなあって思いました。みんな空襲の中で、不安な中でってのがすごいな。これが笑いの力なんかなって思いました。

今後、どこかで登場してきそうな予感です。そして、岡安に引き続き家庭劇の解散を突然、一平がいいましたね。

 

熊田(西川忠志)に言われたんだと思います。この状況で、芝居は無理やって。岡安もなくなり、家庭劇も解散ってなると千代には、希望がなくなりますね。

今後なんか、明るい出来事がほしいなって思います。おちょやん第83話の感想はここまで。おちょやん第84話の感想につづく。

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