おむすび あらすじ第46話「炊き出し隊長」感想

このページでは、NHK朝ドラ「おむすび」の第46話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

おむすび第45話あらすじで、結(橋本環奈)は翔也(佐野勇斗)の献立を沙知(山本舞香)と一緒に考えました。

 

おむすびのあらすじ第46話は、夏休みこども防災訓練の準備がはじまるところからはじまります。おむすび第46話のタイトルは「炊き出し隊長」です。

おむすびあらすじ第46話

平成19年(2007)7月、「さくら通り商店街 夏休みこども防災訓練」が開催されます。そのため、「ヘアサロンヨネダ」に人が集まって話し合いをします。

紙芝居もあるの?
若林
あの日のことを知らない層が増えてきたから、子供たちにわかりやすいように伝えてるんだよ。

イベントの中に、紙芝居が組み込まれているのは、だんだん子どもたちにあの日のことを経験していない層が増えてきたからです。

 

恒例の炊き出しもあります。

若林
毎年やってるから、豚汁や炊き込みご飯に飽きたという声もあるので、今年は何か趣向を凝らしたい。
美佐江
せや、専門家おるやん。結ちゃんに炊き出し隊長やってもらおうよ。

結(橋本環奈)は炊き出し隊長を頼まれ、献立から食材の仕入れまで一手に任されました。

 

結は、さっそく専門学校で桜庭(相武紗季)先生に相談します。

桜庭真知子
炊き出しか。いい経験になると思う。

専門学校では、炊き出しのような大量調理は2年になってからの授業です。しかし、実際の現場で必要なことであることから、急遽大量調理の献立を考える授業になります。

桜庭真知子
栄養士の基本の仕事だから、みんなで炊き出しの献立を試しに考えてみましょう。
湯上佳純
でた。桜庭先生のお試し。

栄養士として、大量調理は企業、病院、福祉施設などあらゆる場所で行われることです。そのため、実践的な授業を行います。

桜庭真知子
次の授業までに、班で献立考えてきて。

結たちの班もさっそく昼休みに話し合いをします。

矢吹沙智
みんな、震災の時にどこおったん?

沙知が住んでた姫路は、震災の影響がほぼないエリアでした。佳純(平祐奈)もまた、神戸では被害の少なかった垂水区に住んでいました。

森川(小手伸也)は、東京に住んでいたのでテレビの映像でしか見ていません。班員は、結は糸島に住んでいると勘違いしていました。

私、6歳まで神戸住んどってんよ。さくら商店街にあったうちの家は、全壊した。亡くなった人もいたし・・・それで、おじいちゃんとおばあちゃんがいる福岡に引越しした。でも、うち当時のことほとんど覚えとらんのよね。炊き出しで何食べたとか。
森川学
実際に体験された方に話が聞けるといいのですが。

結は商店街の集会所に、聖人(北村有起哉)、愛子(麻生久美子)、福田(岡嶋秀昭)、美佐江(キムラ緑子)、菜摘(田畑志真)、要蔵(内場勝則)に集まってもらいました。

皆さん、震災の時の最初に食べた物はなにでした?

震災の話となると暗い雰囲気になってはいけないので、愛子がフォローを入れます。

愛子
無理だけはしないでね。
美佐江
結ちゃんに炊き出し隊長お願いしたのうちらやん。次の世代に震災のこと伝えるのは、うちらの使命や。誰かが伝えていかんと。

震災直後は、なかなか食料が行き届かず幼い子や高齢者に最初に届いたのは、被害の少ない地域の女性が届けてくれた「おむすび」でした。

結/幼少期
おばちゃん、これ冷たい。チンして。

その女性は、温かい「おむすび」を食べて欲しかったのだが、道路が倒壊しており到着までに時間がかかり冷えていたのです。

電気もガスも通っていなかったため、レンジも使えませんでした。美佐江の話を聞いているうちに、結も少しずつ当時の記憶を思い出しました。

そうや、うちが最初に食べたの「おむすび」や。
愛子
避難所の人数が多かったら、おむすびは2人に1つ。お腹がすいてたから、たまらなく美味しかった。
美佐江
あの味は、一生忘れられんわ。
福田
震災から3日、4日目ぐらいかな。食料が回ってきたん。けどな・・・

 

回想シーン

若林
みなさん、食料が届きました。家族分とさせていただきます。

若林(新納慎也)や他の市の職員が配っていきます。しかし、聖人や美佐江がもらおうとしたときはほとんど食料が残っていませんでした。

独身にもかかわらず、お腹が空いていたことからズルして家族分もらうような人もいました。お腹がすいて苛立っている人も多く、そのことを怒ります。

美佐江
こうなったら、ルール決めよか。その1 物資は一括管理、その2 子供とお年寄り優先 その3 朝晩、お茶とおむすびが全員に行き届くようにする。

物資が全員に行き届くように、公平なことをすることが必要です。

美佐江
絶対にズルしいひんクソ真面目な人がおる。そや、聖ちゃんが仕分け隊長や。

実際に、聖人が管理を初めてから物資が全員に行き届くようになりました。

 

食料が食べれない問題から、今度は別の問題が起きました。菜摘が腹痛を訴え医師にみてもらった結果、診断は便秘でした。

避難所には、食物繊維が不足し水分も足りていないため便秘で体調を崩す人が菜摘以外にも多くいます。

孝雄
これやるわ。うちからもってきた。買いおいてた乾燥ワカメと豆類の缶詰。

医者の話を聞いて孝雄(緒形直人)が家から段ボールいっぱいもってきてくれたのでした。

美佐江
ナベさん、ほんまにありがとう。

聖人(北村有起哉)が振り返ると、孝雄はどこかにいこうとしています。

聖人
ナベさんどこに行くん。
孝雄
自宅に帰る。
若林
あきません。まだ余震も残ってる。今は、つぶれてなくても危険です。
孝雄
真紀はもうおらん。いつ死んでもええ。

そういって、孝雄はいなくなりました。おむすび第46話のネタバレ,あらすじはここまで。おむすび第47話のネタバレ,あらすじにつづく



おむすび第46話の感想

おむすび第46話のあらすじでは、商店街で行う防災訓練で結が炊き出し隊長になりました。そこで、震災直後のことを教えてもらいます。

結は、幼かったために覚えていなかったのです。すると、最初は「おむすび」。しかし、水分や食物繊維が足りなかったことから便秘の人が続出します。それを孝雄が助けてくれるストーリーでした。

 

これまで、見てきた中で初めて孝雄が役に立ちました。ずっとあんな対応なので、最悪な印象しかありませんでした。

人間なので、いいところと悪いところがあるのは最もだと思います。孝雄がずっと悪いのではなく、すごく良い所もあるんだなって今回、感じました。

 

それにしても、結の幼いころは純粋ですね。おにぎり冷たいことに「チン」してって。大人はわかるけど、子供にとってはそういう気持ちになっちゃいます。

震災にあったところにしかわからないことが多くて・・・勉強になることがある一方で、もっといろんな苦労があるのかもって思います。

 

地震は、自分でどうにもならないので・・・もし起きた時の対策をしっかりしなければって、改めて思いました。おむすび第46話の感想はここまで。おむすび第47話の感想につづく



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