風間杜夫(西郷吉兵衛/さいごうきちべえ役)

このページは、2018年の大河ドラマ「西郷どん」の中で、西郷吉兵衛さいごうきちべえ)を演じるキャスト風間杜夫(かざまもりお)さんについて紹介します。

 

また、風間杜夫さんが「西郷どん」の中で演じる西郷吉兵衛がどんな役どころで見どころがどこにあるのか等についても後半で詳しく解説していきます。

 

かいつまんで少しだけ役どころを先にお伝えすると、西郷吉兵衛は主役の西郷隆盛(鈴木亮平)の父になります。詳細は後半にお伝えしますのでそちらをご覧ください。

 

その前に、ここでは風間杜夫さんがどんな俳優さんなのか。これまでに、どんな作品にでているのかなどを具体的な出演作品などからみていきたいと思います。

 

風間杜夫はどんな俳優なの?

風間杜夫さんは、1949年4月26日生まれの現在68歳(2017年10月現在)で、東京都世田谷区出身の俳優です。俳優業の傍ら、舞台で落語家を演じたことがきっかけで、テレビで落語を披露するなど落語家としても活動しています。

 

そんな風間杜夫さんは、1957年から俳優業に携わっており、児童劇団「東童」に所属し、はじめは子役として活躍していました。その演技力は周りの子役よりも飛びぬけており、小学5年生の時は、学校にあまり通えないほど子役の仕事が詰まっていたそうです。

 

その後、俳優として仕事を成功させるため、子役業から一時身を引きますが、1974年に放送されたドラマ「勝海舟」にて、風間杜夫として初めてドラマに出演しました。

 

そのドラマ初出演から現在までの43年間で、風間杜夫さんは日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を含み9つの賞を受賞しています。受賞作品の中でも1982年に公開された映画「鎌田行進曲」をきっかけに世間に広く顔を知られることになりました。

 

俳優として43年間前線で活躍し、勢いは衰えることはなく現在放送されているドラマ「先に生まれただけの僕」にて柏木文夫役として出演しています。

 

年齢を考慮して、いつまでも現役で勢いよく頑張ることは難しいかもしれませんが、まだまだ、風間杜夫さんに人を惹きこむメリハリのある演技で俳優界を引っ張っていってほしいと思います。

 

今回の「西郷どん」も主役の父親役ということで、とても大変な役になりますが風間杜夫さんであれば味のある演技をしていただけるのではないでしょうか。





 

西郷どんの西郷吉兵衛の見どころ

西郷どんの中で、風間杜夫さんが演じる西郷吉兵衛は主役の西郷隆盛の父親役になります。そのため、前半は登場シーンも多いことが予想されます。

 

西郷隆盛がどんな父親のもとで育つのかというのは、とても興味深いですね。しかし、今回の西郷どんでの父親像は「ダメおやじ」になります。会計の仕事を細々と営んでいます。

 

そのため、家計は常に苦しい状態です。そろばんが片手に店を運営していますが、繁盛する気配なしです。その昔は、剣が得意だったのですが今はその能力を活かす場所もありません。

 

子供たちにもとても優しく接するために、西郷隆盛が優しい大きな男に育っていきます。なので、西郷隆盛の優しく大きいところはかなり吉兵衛に影響を受けていることがわかります。

 

見どころとしては、吉兵衛がどこまでダメな父親なのかというところですね。大河ドラマでは、父親はダメに描かれることが少ないのでそのあたりが気になります。

 

また、どんな言葉を幼い西郷隆盛に話していたのか。貧しい家庭状況なども見どころになりますね。また、どんな演技もベテランならではの技を発揮する風間杜夫さんの演技も気になります。

 

ダメな父親をキャストの風間杜夫さんが演じるのも西郷どんの楽しみの一つになるように思います。特に前半の登場が多いと思いますので、前半の風間杜夫さんに注目です。

 

 

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