なつぞら第1週ネタバレ,あらすじ「なつよ、ここが十勝だ」

新元号が令和に決まった日にスタートした朝ドラ「なつぞら」その第1週をお伝えしていきます。私、ナレーションの内村光良です。吹き出しなので、楽しく読んでくださいね。

ウッチャン
いよいよ、始まる「なつぞら」ですが第1週は幼少期になります。タイトルは「なつよ、ここが十勝だ」です。

なつぞら第1週ネタバレ,あらすじ

時は昭和21年。終戦から1年経過した初夏。戦争で両親を失った9歳の少女・奥原なつ(粟野咲莉)は初めて北海道の十勝にやってきました。柴田剛男(藤木直人)に連れられて酪農農家にやってきたのです。

剛男
今さら言うのもなんだけど、着いたら怖いおじさんがいるかもしれないから。おじさんは婿養子なんだ

柴田家は、明治に開拓を行った一家で酪農と農業を営んでいます。

剛男
あれがおじさんの家だ

剛男を妻の富士子(松嶋菜々子)は2歳の娘を背負って出迎えてくれます。

富士子
剛男さん、きっと帰ってきてくれるって信じていました。

子供たちも戦争から父・剛男が帰ってきたことを大喜びです。長男の照男(岡島遼太郎)や、なつと同級生の9歳の長女・夕見子(荒川梨杏)が走ってやってきます。そして、奥から義理の父・泰樹(草刈正雄)も出てきます。

剛男
お義父さん、かえってきました。
泰樹
よう、帰ってきた。

 

しかし、柴田家の全員がなつを見て???が思い浮かびます。

なつ
奥原なつと申します。
剛男
とりあえず、先になっちゃんをお風呂に入れてあげて。

なつが風呂に入っている間に、家族会議をします。

泰樹
奥原なつって言うたな。なにものなんだ。
剛男
あの子は戦友の子なんです。お互いの命になにかあったら、手紙を渡すって約束をしていたんです。
富士子
遺書みたいなもんかい?
剛男
うん、事情があって、なっちゃんを連れて帰ったんだ。
泰樹
馬や牛ならまだしも役に立たん奴を連れて帰ってどうする?
富士子
大丈夫、一人ぐらいならなんとかなるから。かわいそうだもん。お父さんは、血も涙もないから。
泰樹
かわいそうだからって犬や猫じゃあるまいし、考えなしに連れて帰るなって言ってるんだ。

なつは、お風呂からでてもボロボロの服を着ていたので富士子に泣いてお礼を言うのでした。

 

富士子は、なつのパジャマを用意して、翌日から学校に行くようにと夕見子の服を渡しました。しかし・・・

夕見子
嫌だ。その服気にいってるし
剛男
かわいそうだとは思わんのか。
夕見子
かわいそうなのは夕見子のせいじゃないもん。ずるいよ。

なつは、その様子を見て言います。

なつ
お願いします。兄が迎えにくるまで、ここで働かせてください。

泰樹がそれに喜びます。

泰樹
それでこそ、赤の他人じゃ。学校なんぞは、倒れてから行けばいい。

こうして、なつは学校に行かずに「しばた牧場」で働くことになります。翌日、なつは早朝から牛舎で仕事をスタートさせます。なつは、はじめてなので見学をします。

 

大人たちがやっているのを見て、なつも自分でやってみたいと思うようになります。そして牛の後ろに回った、なつは・・・

悠吉
危ない。

悠吉(小林隆)に大きな声で怒られます。

剛男
いきなり後ろにまわったら、蹴られて死んでしまうこともあるからね。
悠吉
牛も最初は緊張しているから、いきなり搾乳すると考えるのではなく、まずは牛と仲良くなることが大切だべさ。

そう優しく教えてくれます。なつは牛のわらを敷いたり、ふんの処理をする作業を一生懸命していました。

 

大人たちが牛乳を搾乳している時は、どうやってやるのはじっと見る。その後、朝ごはんを食べた後に「なつ」は畑仕事を手伝います。その毎日で生活をします。そんなある日・・・

泰樹
おい。やってみるか。
なつ
はい。

泰樹は、なつの日頃の頑張りを見て搾乳をさせたのです。搾乳は最初は、うまくいきませんでしたが・・・泰樹が横でアドバイスすることで上手にできるようになりました。

悠吉
たいしたもんだ。
菊介
なっちゃんは、本当にいつも大人たちが搾乳する姿をじってみてたからだべ。

そう感心しきりです。その後、泰樹は時間があるときに、なつを馬車に乗せて帯広の闇市に行きました。闇市で、大きな長靴を買います。そして、帰る途中で「雪月」というお菓子屋さんによります。

堂々と生きろ

今朝、なつがしぼった牛乳を「雪月」でアイスクリームにしてもらいます。

泰樹
うん、うまい。
なつ
おいしい。
泰樹
これは、今日お前がとった牛乳からできとる。ちゃんと働けば必ず報われる。助けてくれる人が現れる。お前は、数日よく頑張った。無理に笑ったり謝らなくて大丈夫だ、堂々とここで生きろ。

泰樹の言葉に、なつは大粒の涙を流します。なつは自分の頑張りで、大人たちや厳しい泰樹の信頼を獲得したのでした。

 

翌日、泰樹は早朝の搾乳が終わったあとに、なつに言います。

泰樹
今日から学校に行け。

そうなると思っていなかったので、富士子は慌てて準備をしました。学校には、なつと同じように東京から北海道にうつってきた少年・山田天陽(荒井雄斗)がいました。天陽は、ノートにいつも馬の絵を描いていました。なつはそれが気になります。

 

家に帰ったなつが毎日気にしていたものがありました。それは、手紙です。兄から手紙が来ていないか気になっていたのです。

なつ
おばさん、手紙来てなかった?
富士子
なっちゃんに?
なつ
うん。
富士子
来てなかったわよ。
なつ
おばさん、お兄ちゃんに送る手紙代10銭を貸してください。お願いします。
富士子
なっちゃんは、今ここで住んでいるけど東京に家族がいるんだから・・・お金のことなんか気にせず手紙出してもいいのよ。だから、お兄ちゃんに手紙を出してあげなさい。

そう言われた「なつ」はすぐに手紙を書きます。しかし、なつが送った手紙の返事は待っても待ってもきません。なつは、明美の面倒を見ているときにお兄ちゃんと間違えて明美を強く抱きしめます。明美が泣きだし・・・

夕見子
何してんのよ。明美泣かして

夕見子は、なつのことを突き飛ばします。そして、富士子に言います。

夕見子
あの子が明美を泣かしてた。
なつ
違うんです。私は・・・あの・・・ごめんなさい。

なつが言いかけたところに・・・富士子は明美をあやすため

富士子
明美はもういいから、あんたはじいちゃんの仕事を手伝ってきて。

なつは、お兄ちゃんから手紙が来ないことが寂しくなって、お兄ちゃんに会うために家を飛び出したのです。なつぞら第1週のネタバレ・あらすじはここまで。なつぞら第2週のネタバレ・あらすじにつづく。

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