このページは、朝ドラ「ひよっこ」の80話のあらすじと感想についてお伝えしていきます。ひよっこの第80話のタイトルは「宗男が笑って生きる理由」です。
ひよっこの79話のあらすじと感想で、遂にビートルズが来日しました。そして、とみね子(有村架純)たちは柏木堂のために一緒にせきはんづくりを手伝うことになります。
その続きとなるひよっこ第80話のあらすじと感想をお伝えしていきます。まずは、あらすじからみていきながら、その続きとして後半に感想を書いていきたいと思います。
ひよっこ80話のあらすじ
柏木堂、すずふり亭、あかね荘など総動員で赤飯をつくりました。宗男(峯田和伸)と元治(やついいちろう)がペアを組んでなにか言い合いをしながらすすめています。
高子(佐藤仁美)は、早苗(シシド・カフカ)にどこの美容院言っているの?とその美容に興味がありそう。しかし、早苗は最近行っていないというのでした。
そして、どんどん作業がすすむと赤飯を蒸すところでみんなが休みます。すると、省吾(佐々木蔵之介)が宗男に戦争中どこにいたか聞かれます。宗男は、陸軍でビルマにいたという。
インパール作戦で宗男は仲間はほとんど戦死して、その生き残りだという。省吾は、イギリスは戦った相手だろ?だったらなぜ、バイクにイギリスの国旗をたてているのか。
そう厳しい顔で聞かれます。宗男は、その頃の様子を話はじめました。宗男は、俺は死ぬんだと思っていたという。毎日どんどん仲間が死んでいくから。省吾は、話したくなかったらいいぞ。
そういうのですが、宗男は悲しい話で終わらないから大丈夫だといって続けます。宗男は、ある晩に偵察に行かされていきなりイギリス軍に出くわした。宗男も驚いていたけど、向こうも驚いていた。
だんだん暗闇になれてきて、相手の顔が見えるようになってきた。すると、にっこり笑っていなくなっていったんだという。なんで笑ったのかわからなくて・・・でも、そいつのおかげで自分は死なずにすんだ。
だから、イギリスの国旗だという。自分は笑うことができなかったから悔しかった。そして、ビートルズだという。ビートルズとあいつはもちろん同じではないけど、ごっちゃになって。
そして、宗男は笑っていきてっか。そういって叫ぶのでした。そんな話をしていると、赤飯がたけてきました。みんなが中に入るとおいしそうに出来上がっていました。
出来上がった赤飯を弁当として詰め込んでいきます。宗男は、今日も笑っています。ひよっこ80話のあらすじはここまで。ひよっこ81話のあらすじにつづく。
ひよっこ80話の感想
ひよっこ80話のストーリーは、本当に感動的でしたね。宗男はいつもわらって生きているけど、ああいうひとに限って暗い闇をもっていたりするんですよね。
死んだも同然だと思ってたからこそ、大事な命を笑って過ごせているんでしょうね。私は、戦争のことについて詳しくないのでインパール作戦という言葉も正直はじめて知りました。
こういったことって、しっかりと伝えていかなければならない。そういうメッセージが「ひよっこ」では伝わってきますよね。今回の朝ドラ「ひよっこ」ではこういった愛にいたる部分がすごく描かれています。
それがすごく胸に響いていくんです。だから、とってもいい作品だなって思います。普通、イギリス軍の方も宗男の方も戦争の相手に会うとまず銃を打ってしまうと思うんです。
自分が殺されたくないですからね。でも、それをお互いしなくて笑っていた。それがなんか突き抜けていますよね。そして、わらっていこうと決めた。だからイギリス国旗ってなところもすごいですね。
宗男は、戦争終わってからずっとイギリス国旗をきっとたてていたんだと思います。ほかの仲間が殺されたから、イギリスを嫌いになるっていうのが普通だと思うんです。
だから、宗男がイギリス国旗を大事にしているのを見ると嫌なことを言う人もきっといる。それでも、わらって過ごしている。そこには、他の人にない覚悟があるのだと感じました。
周囲がどんなことをいったとしても、自分を助けてくれたのはあの時のイギリス人だ。そんな想いがあるんですよね。そして、ビートルズもイギリス人だったみたいな。
なんか、すべてがつながっているっていうか人生って何がどうなるかわかりませんよね。私自身ももっと大きな視点でいろんなことをみなければいけないなってすごく思いました。
常識にとらわれるんではなく、自分の意思で決めたことに突き進む。そんな宗男がかっこよかったです。ひよっこ80話の感想はここまで。ひよっこ81話の感想につづく。
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