このページは、朝ドラ「ひよっこ」のネタバレ,あらすじを最終回までまとめています。「ひよっこ」のネタバレ,あらすじを先読みしたいあなたのために書いているページになっています。
「ひよっこ」は「ちゅらさん」の脚本家として有名な岡田惠和さんが書き下ろたオリジナルストーリーになっています。そのため、今回の「ひよっこ」についてはモデルは存在していません。
ひよっこ最終週ネタバレあらすじ
秀俊(磯村勇斗)とみね子(有村架純)が付き合いだしました。一方で、幼馴染の三男(泉澤祐希)はさおり(伊藤沙莉)の猛烈アプローチをかわし続けていました。その答えを三男がついに決断します・・・ひよっこ最終週のネタバレ,あらすじはコチラ

現在放送中の朝ドラは「エール」です。作曲家・古関裕而(こせきゆうじ)さんと金子(きんこ)さん夫婦をモデルに描いた朝ドラです。・・・朝ドラ「エール」のネタバレ,あらすじ,キャストやモデル一覧はコチラ
ここでは、朝ドラファンに喜んでいただけるようにひよっこのネタバレ・あらすじ・感想をまとめたページを下からリンク貼って見えるようにしています。好きなところのリンクからみていってくださいね。
目次
ひよっこ ネタバレ,あらすじまとめ!
ひよっこ1週ネタバレ・あらすじ
昭和39年9月。東京オリンピックを翌月に控え東京は大きな発展を遂げていました。奥茨城村では都会とは異なる景色が流れていました。そんな中、東京に出稼ぎに出ていた父・実(沢村一樹)が谷田部家に戻ってきました・・・続きの1週ネタバレ,あらすじはこちら
ひよっこ2週ネタバレ・あらすじ
実(沢村一樹)が稲刈りに帰ってきたのもつかの間、東京に戻った実が行方不明になってしまいます。それを探しに美代子(木村佳乃)は東京に向かいます。そのことを知らずに何かあったのか心配するみね子(有村架純)・・・つづきの2週のネタバレ・あらすじはこちら
ひよっこ第3週ネタバレ,あらすじ
三男(泉澤祐希)が奥茨城村で何かを残したいと聖火リレーを青年団団長で兄・太郎(尾上寛之)に話し一度却下されますが、そのやる気で認められます。その頃、みね子は東京で働くことを伝えることが・・・その続きとなる3週のネタバレ,あらすじはコチラ
ひよっこ第4週ネタバレ,あらすじ
「旅立ちのとき」
東京で働くことを決めたみね子(有村架純)だが、冬になった頃なのですでに就職の募集は終了していました。しかし、奇跡的に空きがでたのが親友・時子(佐久間由衣)と同じ職場でした。そのことで・・・つづきのひよっこ4週のネタバレ,あらすじはこちら
ひよっこ第5週ネタバレ,あらすじ
みね子(有村架純)たちは、奥茨城村を出て東京で働きだします。しかし、他にもいる新入社員の中でもみね子は特にミスを連発してしまいます。そんなころに、実(沢村一樹)の捜索をしてくれている綿引がみね子のもとに・・・5週のネタバレ,あらすじはこちら
ひよっこ第6週ネタバレ,あらすじ
「響け若人のうた」
綿引の情報により、実(沢村一樹)が無事であることを知るみね子(有村架純)は、なぜ実が連絡してくれないのか不安を感じています。そんなみね子に初めてのお給料が支払われます・・・その続きとなるひよっこ6週のネタバレ,あらすじはコチラ
ひよっこ第7週ネタバレ,あらすじ
「椰子の実たちの夢」
東京の生活にも徐々に慣れてきていたみね子(有村架純)は、親友の時子(佐久間由衣)のオーディションに一緒についていきます。しかし、時子のオーディションの結果は・・・どうなってしまうのか。つづきのひよっこ7週のネタバレ,あらすじはこちら
ひよっこ8週ネタバレ,あらすじ
ずっと、実(沢村一樹)を一緒に探してくれていた綿引が家庭の事情で茨城に帰ることになります。そのことに、みね子(有村架純)に不思議な気持ちがわいてきます。ぼんやりとその気持ちをかみしめるみね子は・・・ひよっこ8週のネタバレ,あらすじはコチラ
ひよっこ9週ネタバレ,あらすじ
みね子(有村架純)が勤務する向島電機が不況のあおりを受けて倒産してしまいます。入社以来仲のよかったみね子ら6人は、そのためにバラバラの道を歩んでいくことになってしまいます。その後の進路に困るみね子は・・・9週のネタバレ,あらすじはこちら
ひよっこ10週ネタバレ,あらすじ
みね子(有村架純)が転職することが決まっていたせっけん工場から、一人しか転職を受けられなくなったと言われみね子は辞退します。そのことをみね子は、すずふり亭の鈴子(宮本信子)に相談します・・・ひよっこ10週のネタバレ,あらすじはコチラ
ひよっこ11週ネタバレ,あらすじ
つかの実家も終わり、みね子(有村架純)は新しいスタートを切ります。その住む場所がなんとも個性的な人物がそろうあかね荘です。新しい仕事と共にみね子が東京で再出発します。しかし、そこで待っていたのは・・・11週のネタバレ,あらすじはこちら
ひよっこ12週ネタバレ,あらすじ
「内緒話と、春の風」
みね子(有村架純)は、すずふり亭での仕事に徐々に慣れてきました。まだ、ランチの忙しい時間には元治(やついいちろう)に大声で指示されることもありますが、自分でも戦力になれているかなって思えるようになってきました。そして、あかね荘では・・・12週のネタバレ,あらすじはこちら
ひよっこ13週ネタバレ,あらすじ
みね子(有村架純)が住む「あかね荘」に、茨城県高萩市の実家に戻っていた綿引正義(竜星涼)がたずねてきました。みね子の父・実(沢村一樹)の最新情報が入ったのでそれを知らせにきてくれたのです。みね子は、自分が・・・ひよっこ13週のネタバレ,あらすじはコチラ
ひよっこ14週ネタバレ,あらすじ
宗男(峯田和伸)が妻の滋子(山崎静代)に内緒であかね荘にやってきて間借りしています。ビートルズと同じ空気を吸いたいと赤飯の手伝いをしたりしながら、ビートルズの来日を待ちます。そこに奥茨城村から滋子がやってきました・・・ひよっこ14週のネタバレ・あらすじはコチラ
ひよっこ15週ネタバレ,あらすじ
ビートルズの日本公演が終わり宗男(峯田和伸)が奥茨城村に帰ります。そんなタイミングで、あかね荘に時子(佐久間由衣)がみね子を訪ねてきました。なんと、みね子は喫茶店を辞めてしまい住む場所に困っていたのでした・・・・ひよっこ15週のネタバレ・あらすじはコチラ

ひよっこ16週ネタバレ,あらすじ
みね子(有村架純)の初恋がどんどん進んでいきます。島谷純一郎(竹内涼真)が告白したことで2人は、どんどんいい関係になっていきます。ある日、愛子(和久井映見)がみね子を訪ねてすずふり亭にやってきました・・・ひよっこ16週のネタバレ・あらすじはコチラ
ひよっこ17週ネタバレ,あらすじ
「運命のひと」
仲良く見えるみね子(有村架純)と島谷純一郎(竹内涼真)ですが、純一郎にはみね子に言わなければならないけど言えないことがありました。それは、実家の仕事の関係でお見合いの話が来ていたことです。そのことに悩む純一郎・・・ひよっこ17週のネタバレ・あらすじはコチラ
ひよっこ18週ネタバレ,あらすじ
「大丈夫、きっと」
みね子(有村架純)が川本世津子(菅野美穂)に連れられていったところに、実(沢村一樹)がいました。しかし、みね子がいくら実に声をかけても反応がありません。そのことにショックを受けるみね子。・・・ひよっこ18週のネタバレ・あらすじはコチラ
ひよっこ19週ネタバレ,あらすじ
みね子(有村架純)が田植えのため、奥茨城村の谷田部家にいったん戻ります。そのことを家族みんなで喜んでくれました。また、田植えでは村中の人達が手伝いにきてくれて、なつかしさや癒しを感じます・・・ひよっこ19週のネタバレ・あらすじはコチラ
ひよっこ20週ネタバレ,あらすじ
「さて、問題です」
みね子(有村架純)があかね荘に戻ると、向島電機の乙女寮のメンバーたちが愛子の部屋で集まることになったという。最近、失恋や実のことですっかり元気のなかったみね子に久しぶりの笑顔が戻ってきます・・・ひよっこ20週のネタバレ・あらすじはコチラ
ひよっこ21週ネタバレ,あらすじ
マンガ家の二人の祐二(浅香航大)と啓輔(岡山天音)が、みね子を題材に書いていたことを知ります。そして、啓輔の何気ない一言にショックを受けるみね子。しかし、そんなみね子を励ます人物の登場で元気になります・・・ひよっこ21週のネタバレ・あらすじはコチラ
ひよっこ22週ネタバレ,あらすじ
時子(佐久間由衣)が三男(泉澤祐希)が心配している気持ちを知り、早くその気持ちを払拭するためにツイッギーコンテストに応募します。みね子にだけ、その真実を伝え緊張のコンテストにのぞみます。・・・ひよっこ22週のネタバレ,あらすじはコチラ
ひよっこ23週ネタバレ,あらすじ
「乙女たちに花束を」
富(白石加代子)が元気をなくし落ち込んでいたのは、昔の恋人がなくなったからでした。しかし、その葬式に一人で行かすのは心配だと考えた鈴子(宮本信子)ですが、すずふり亭はランチタイムがあります・・・ひよっこ23週のネタバレ,あらすじはコチラ
ひよっこ24週ネタバレ,あらすじ
時子(佐久間由衣)のツイッギーコンテストにあかね荘のみんなが協力してリハーサルを行います。そこで自信をつけた時子は、本番でも自分の持てる力を思う存分に発揮することができました。その結果・・・ひよっこ24週のネタバレ,あらすじはコチラ
ひよっこ25週ネタバレ,あらすじ
「大好き」
早苗(シシド・カフカ)が自分が永遠の25歳である理由を打ち明けます。そして、みね子(有村架純)と秀俊(磯村勇斗)の恋、省吾(佐々木蔵之介)と愛子(和久井映見)の恋の両方がいっきに動きだします・・・ひよっこ25週のネタバレ,あらすじはコチラ
ひよっこ最終週ネタバレあらすじ
秀俊(磯村勇斗)とみね子(有村架純)が付き合いだしました。一方で、幼馴染の三男(泉澤祐希)はさおり(伊藤沙莉)の猛烈アプローチをかわし続けていました。その答えを三男がついに決断します・・・ひよっこ最終週のネタバレ,あらすじはコチラ
「ひよっこ」全体あらすじ・ネタバレ!
物語は昭和39年の秋から始まります。東京五輪が迫る中で、東京に住んでいない人の多くにとっては実感がわかない出来事です。主人公・谷田部みね子(有村架純)も同様に思っていました。奥茨城村では、東京オリンピックの影響はどこにもない。
ヒロイン・谷田部みね子は、そんなところに育っていました。年齢は17歳の高校生です。同じ関東地方であるにも関わらず、それほどに東京オリンピックは遠い存在だったのです。家は農家。この地域の農業は全国でも屈指の農作量を集荷しています。
しかし、父・谷田部実(沢村一樹)は天候の関係で不作だった年に背負ってしまった借金返済に苦しんでいます。そのために、東京に出稼ぎにでています。そんな状況であるために高校を卒業をしたらみねこは、農業を手伝う予定なのです。
それで、祖父の谷田部茂(古谷一行)や母・谷田部美代子(木村佳乃)の少しでも手助けができればと思っています。学校では、親友の助川時子(佐久間由衣)と幼馴染の角谷三男(泉澤祐希)3人でいつも一緒に過ごします。
実は、出稼ぎにこそいっていますがそれまでは谷田部家に稲刈りや正月には必ず戻ってきていました。一緒に稲を刈って、いろんな話をしながら家族団らんの時間を過ごす。そんな生活が続いていました。
しかし、稲刈りが終わった後に東京で実が行方不明になってしまいます。なので、美代子は実が働いていた建設現場に探しにいきます。しかし、出稼ぎ労働者が多いため美代子は会社に相手にされません。
父・実が東京で失踪
このころは、出稼ぎに出て姿を消してしまうひとが本当に多かったため、建設会社の方でも管理しきれなかったのです。なので、美代子は警察に探してもらおうと赤坂警察署に届を出しに向かいました。
ただ、そこでも出稼ぎ労働者はたくさんいるから見つからないと思ってほしいと相手にされません。そこに登場したのが同じ茨城県出身の警官・綿引(竜星涼)でした。綿引は同じ茨城県人としてほっとけないと実の捜索を自ら上司に願いでたのでした。
そのため、美代子は綿引に実の特徴やどんなところに行くタイプの人かなどこと細かく知らせます。その後、美代子は実が東京の赤坂で立ち寄った経験がある洋食屋の「すずふり亭」にも実を知らないか確認しに行きます。
すずふり亭の店主の牧野鈴子(宮本信子)は、料理長でコックの息子・牧野省吾(佐々木蔵之介)と一緒に美代子の対応をします。
しかし、鈴子も省吾も実がどこにいったのか知りませんでした。その後、美代子は奥茨城村に戻ります。その結果、みねこの人生は大きく激変したのです。予定していた美代子や茂と一緒に農家を手伝う。
そんな夢は父・実の失踪で儚く消えてさってしまいます。みねこは、美代子と茂にもし正月に実はが戻ってこなければ自分が東京に出稼ぎに行くと伝えたのでした。そして、実は正月にも谷田部家に戻ってくきませんでした。
なので、みねこは今すぐにでも東京に働きにでたいと美代子に言いますが、せめて高校を卒業してからにしなさいと説得されます。少しでも早くいかないと、実の居場所がわからなくなってしまう。そうみねこは思ったのです。
しかし、美代子のあまりの反対に高校を卒業してから東京に出稼ぎにいくことにします。実を探すことと併せて、実の分の仕送りをみねこが贈ると意気込み東京に上京するのを決意しました。
そうは言っても、正月明けに東京で仕事を探しても働き口がないのは誰の目からみても明らかでした。それまでに、一生懸命になって就職活動をした人はみんなすでに就職が内定している状態です。
だから、1月に入って東京で仕事を探すと言ってもなかなか見つかるわけがありません。あまりにも急遽、就職希望に変更したので、みね子の学級担任の先生・田神も頭を抱えます。それもで、田神はみねこのために懸命にいろんなところをあたってくれました。
そして、急遽内定をキャンセルする人が出たのでみねこが働き口が決定しました。それは、偶然にも時子と同じ工場に決定したのです。それを時子も喜びます。時子は強がっていましたが、一人で東京で生活するのを不安に思っていたのでした。
その後、幼なじみ三人は無事高校を卒業します。卒業式は、泣かないと決めていたはずでしたが涙が止まらなかったみねこ。実を探しに行くのと同時に、谷田部家の妹のちよ子(宮原和)と進(高橋來)のためにも仕送りをする決意をもち東京に行くのでした。
上京後のひよっこのあらすじ
同級生2人の幼馴染み,時子(佐久間由衣)と三男(泉澤祐希)と一緒に東京にいったみね子は、時子と同じ下町のトランジスタラジオを制作する工場で働きはじめます。
寝泊まりは、近くにある乙女寮(女子寮)です。そこには、全国各地から上京してきた人たちがいました。仕事は、長時間働かなければならずとても大変です。これまで学生だったみねこにとっては、自分が思っていたよりもはるかにしんどい。
特に入社した最初の頃は、みね子はほかの新入社員の時子や中学を卒業して働きに出てきた兼平豊子(藤野涼子)、青天目澄子(松本穂香)よりも仕事を覚えるのが遅れます。
工場なので生産性を高めなければならないのですが、チームの足を引っ張ってしまいます。そのため、豊子と時子が喧嘩になったりしてしまいます。澄子も覚えるのが遅いが、みねこはそれ以上に問題だと豊子が言ったことで喧嘩になったのです。
その場は、先輩の寮生で寮長も務める秋葉幸子(小島藤子)と夏井優子(八木優希)が間に入って止めてくれました。幸子と優子がサポートしてくれることもあって、みねこは仕事を頑張っていきます。
そして、なんとか徐々に仕事をミスなくこなしていけるようになります。寮は12畳の広さでそこに6人一緒に暮らしています。苦しいことが多いけども、それでも母の美代子や妹、弟のためにも頑張ります。
時々ある休みの日曜日には、実を探すのに協力的な警察官の綿引と一緒にいろんなところに探しにいったりします。実の働いていた場所や、目撃情報があった場所などを訪れて偶然にも実と再会しないかと願うのでした。
しかし、それはそう簡単に行くものでもありません。なかなか手がかりすら掴めない状況のまま時が過ぎていきました。また、実を探すのとあわせて行くのが下町です。特に気に入っているのが、父・実が行ったことで谷田部家と関係が深くなった「すずふり亭」です。
その料理のおいしさにみねこは自然と笑顔になっていきます。すずふり亭の主人の鈴子や省吾なども美代子や実のことをしっかりと覚えているため、みねこのこともすごくよくかわいがってくれています。
驚くことが多いと都会生活ですが、それでも東京の生活に流されることなく仕事を頑張ります。向島電機の工場労働者の給料は12,000円。そのうち税金や社会保険料や寮費などが引かれて手元に残るのは6,000円ほどです。
そこから、仕送りを5,000円実家におくります。残りの1,000円で生活をしているために決して楽な生活ではありません。それでも、乙女寮の仲良くなった人たちと一緒に楽しく出稼ぎ労働を続けているみね子なのでした。
向島電機がまさかの倒産
そんな向島電機の工場で一生懸命はたらいていたのですが、東京五輪が終わった後で会社は不景気になっていってしまいます。そのため、谷田部家に送っていた仕送りをする金額も徐々に減っていってしまいます。
実も見つからないまま。仕送りも減っていく一方の状況にみねこは落ち込んでしまいます。毎月通っていた洋食屋のレストラン「すずふり亭」でもだんだん食べることができなくなってきます。
鈴子は、お客さんとしてでなくてただ遊びにきてくれたらそれでいいんだよと励ましますが、みねこは「すずふり亭」のおいしいご飯を自分で働いたお金でどうしても食べたかったのです。
落ち込んでいてもいけないので、なんとか歯を食いしばって頑張ります。しかし、自分の力で会社ががどうにかなるわけではありません。それどころか悪くなる一方だったのです。
向島電機の景気はいっこうに回復せずに、工場が赤字続きです。みねこや時子が一緒に働いていた会社は遂には、倒産していしまいます。向島電機で働く人はいっぺんに職を失ってしまったのでした。
寮を退館する日も決まっていますので、困っている暇はないと、みねこは働き口を探していきますがなかなかうまくいきません。どこもオリンピック後の不況にあえいでいたためです。
すずふり亭への就職
その後、向島電機の人事部で一つ働き口を紹介してくれます。東京での再就職先は石鹸工場のラインです。なので、なんとか働き口が確保できたとみねこは、安心していました。
そこには、寮もあるため引越しをする準備を進めていました。しかし、石けん工場が急遽採用人数を減らしてほしいと言ってきたのです。
当初、向島電機で失業した人澄子とみねこがそこで就職する予定だったですが急遽1人だけになってしまったのです。みねこは自分より年齢が低い澄子にそこの就職先を譲ります。
そんな心身ともにどん底のときに、東京に上京してからずっと通っていた洋食屋「すずふり亭」に行きます。お腹が減っていたので、食べたいと思ってもお金がありません。
それを鈴子(宮本信子)に打ち明けます。会社が倒産したので、お金もないし働くところも探していて困っていると相談したのです。
すると、鈴子はちょうど一人やめて人手が足りなかったのでみね子に「すずふり亭」で働いてみないかと誘います。みね子はその誘いを喜び「すずふり亭」の見習いになるのでした。
しかし、すずふり亭のホール係で働くにはもう一つの関門がありました。それが、朝倉高子(佐藤仁美)の面接をクリアする必要があったのです。なので、みねこは高子の面接を受けます。
これまで、たくさんの人がすずふり亭のホールの採用面接を受けにきましたが、高子がすべて落としてきました。だから、みんなが不安に思うなかで、みねこは合格を告げられたのです。
高子は、てっきり自分より若くてかわいい人物を採用するのが嫌だったのではないか。高ちゃんはそうだからと鈴子から説明されていたので、みねこは複雑な思いをするのでした。
働きだすのは、翌年からになったので、みねこは年末から大晦日にかけて東京に出てきたときからずっとお世話してくれた舎監の永井愛子(和久井映見)と一緒に生活します。
向島電機で働く最初の頃からずっと、気にかけてくれた東京のお母さん的な存在が愛子でした。愛子は、乙女寮の寮監をつとめていたので、何かと相談する仲でした。向島電機の倒産で愛子も職を失っています。
だから、今年はずっと一緒にいたいとみねこは思って年末の大掃除をしたり紅白歌合戦を見たりしたのでした。愛子からすると、みねこは自分にこどもがいたら同じぐらいの年齢になります。
なので、みねこといると自分の子供といるようで喜びます。夜の12時には、除夜の鐘がなり一緒に「あけましておめでとうございます」と言い合います。そして、愛子はみねこに奥茨城村まで行くための切符をお年玉としてプレゼントしたのです。
つかの間の里帰り
みね子は愛子の優しさに涙を流し、実家の谷田部家に少しだけ帰省できたのでした。みねこは、茂や美代子に話します。向島電機が倒産になって、正月明けから「すずふり亭」で働かせてくれるようになったと伝えたのでした。
しかし、そんなみねこが実家でたった一つ不満がありました。誰も、実について話さない状況です。なので、もう忘れてしまったのと美代子に言うと、美代子はそんなわけない。ただ、言葉にすると寂しくなるから言わないだけだというのでした。
その言葉をみねこも、ただただ受け止めるのでした。その後、疲れたのかみねこは実家でずっと寝て過ごします。きよ(柴田理恵)と一緒に三男が来たり、君子(羽田美智子)が谷田部家にきてもずっと起きませんでした。
年が明け、みねこは通学バスの頃からお世話になっていた、車掌の次郎(松尾諭)の運転するバスにのり東京に戻りました。そして、「すずふり亭」で働き始めます。
ここでの仕事は、出前や仕込み、給仕などを習っていきます。しかし、鈴子は仕事となるととても厳しい人です。これまでの人間関係とは関係なく、厳しく仕事の指導をしていきます。
そのため、頑張り屋のみね子ですがくじけそうになります。それでも、みねこが懸命に働く中で次第に鈴子からも高子からも認めてもらえるようになっていきます。
いったん認めてもらえると、それまでの厳しさが嘘のように私生活で面倒を見てくれる鈴子。料理長の省吾(佐々木蔵之介)も含めてまるで家族のように付き合っていくようになっていくのでした。
由香との最悪な出会い
すずふり亭の仕事が慣れると、省吾と鈴子の両方から頼み事をされるようになります。それは、店の他の人には秘密で省吾の一人娘で鈴子の孫・由香(島崎遥香)に喫茶店でお金を渡してほしいという内容です。
由香は、省吾の妻が亡くなってから別人のように言うことを聞かないわがままな娘になっていました。そうとは知らず、みねこは由香と会います。
しかし、初対面の印象は最悪でした。しかも、支払いまで押し付けられます。生活が苦しい中なので、支払うを押しつけられ腹立つみねこ。しかし、省吾にはそれを言えません。
同じ内容を省吾だけでなく、鈴子にもおねがいされて仕方なく由香に再度あいます。しかし、またしても嫌な思いをするみねこなのでした。
そのことを思い悩んでいると、先輩の前田秀俊(磯村勇斗)が由香のことだと当てます。みねこが入る以前は秀俊がその役割を担当していたのです。
そして、和菓子屋・柏木堂の御曹司・柏木ヤスハル(古舘佑太郎)は由香と幼馴染ですごく優しかった過去を教えてくれます。また、由香が本当はお金に困っているわけではないと店主の柏木一郎(三宅裕司)に話していたのです。
一郎は悩んでいる鈴子に対し、本当はお金が目的ではないと話し自分の存在を忘れないでほしいという気持ちをただ伝えたいだけだというのでした。
また、省吾はみねこをバー「月時計」に誘い省吾の幼なじみ竹内邦子(白石美帆)を紹介しました。邦子は、みね子に茨城弁を教えて欲しいとお願いするような気さくな人物です。
お客さんに富山弁の方言混じりで話したり、都会で寂しく暮らしている地方の出身の人たちのことを考えて店を経営しています。その店で、父親の娘へのおもいを聞いたのでした。
あかね荘での生活
ひよっこのあらすじの中で、重要なポイントになるのが初めて一人暮らしをするあかね荘の住人です。あかね荘には、ビックリハウスのようにキャラクターが強い人物が登場します。OLだけど、いつもピリピリしていいる久坂早苗(シシド・カフカ)。
富山出身の藤子不二雄にあこがれて、漫画家になろうと上京している新田啓輔(岡山天音)とその相棒の坪内祐二(浅香航大)。ご飯を3日間食べていないような状況でもマンガに没頭しています。しかし、二人の漫画は本当につまらない。
祐二は、正月に故郷の富山に帰ったきりあかね荘に戻ってきませんでした。祐二は、家業の運送屋を手伝っていて恋に落ちてしまったのです。しかし、失恋をして祐二はあかね荘に帰還してきました。
啓輔は、祐二のことを心の中ではもう戻ってこないのかと思っていました。そのことを、早苗がきつくいうものだからしょんぼりとしていたのです。そこに祐二が突然、戻ってきたから啓輔は抱き合って喜ぶのでした。
そして、佐賀県出身の製薬会社の御曹司で慶応大学に通う島谷純一郎(竹内涼真)もいてます。仮面ライダーの俳優として人気になった竹内涼真さんが演じる純一郎は、みねこにとって初恋の相手になります。
なので、必須の人物です。性格はちょっと変わり者ですけどね。また、アパート(あかね荘)の管理人・立花富(白石加代子)がインパクト抜群の強烈なキャラになっています。いろんなものをせびる姿は、お化けのようです。
このキャスティングは本当にはまり役ですね。みね子が住むようになってからは、あかね荘のメンバーが自然と仲良くなっていきます。特に、早苗はみねこのことを親友のように思いあかね荘の住人同士が仲良くなっていきます。
だからこそ、みねこが父・実についてなにも教えてくれなかったことに早苗は激怒したのです。もっと、なんでも言える仲になりたい。そんな想いが早苗にはあったのです。
実の行方が不明になった当日
すずふり亭での仕事やあかね荘の住人たちと徐々に慣れてきたところで、再登場するのが綿引正義です。綿引は、警察官をやめて茨城県に帰ったのですが同僚に実を探してもらっていたのです。
そして、実が失踪した日の状況をみね子に克明に説明しました。実は郵便局にお金の送金をしに行く途中に、ひったくりにあってしまうのです。
ひったくり犯に対して、実は大切な家族のためのお金だからということで執拗に食い下がるのですが近くに落ちていた木材で頭を叩かれてしまったのでした。
ひったくり犯が赤坂署に捕まったのでそれが判明したのだというのです。しかし、その後に実がどこに行ってしまったのか。大けがをおってしまったのかといったことはわかりません。
綿引から話を聞いて、みねこは怖いのと同時に落ち込んでしまいます。だからこそ、母親の美代子からの電話で気持ちが本当に救われたのでした。
ひよっこの今後を予想
ひよっこの中で、今後気になるところをいくつかみていきたいと思います。まずは、最も気になるのがみねこの恋人が誰になるのかというところですね。
最有力としては、島谷純一郎なのですがここは佐賀の御曹司なのでやがて実家に戻って社長業をしなければならないでしょう。だから、結婚相手も政略結婚になりそうです。
昭和のこの時代ですから、お見合いで結婚しそうです。ただ、みねこは島谷純一郎を好きになるでしょう。恋人まで行く可能性はありますが結婚となると難しいのかな?って思います。
なので、初恋をして失恋を経験する。そんな気がします。島谷がだめなら、同僚の秀俊あたりが最も設定上ありえるのかなって思います。ホールの後にキッチンの仕事を教えてもらったりして。
その次に楽しみなのは、みねこが今後どんな人生を歩むのかです。そもそも何かになりたいという将来の夢をもった女の子ではありません。実がいなくなって、家族のために東京にきています。
だから、やがては故郷に戻るのかな?そんな状態になってもおかしくありません。また、みねこは今後テレビCMにでる機会があります。新たな職業として芸能界というのもないとは限らない。
実を探すという理由で、テレビの世界に入ると脚本家の岡田さんが執筆していてもおかしくないと思います。この今後の職業が後半パートのキーになりそうですね。
次に気になるのは助川家ですね。時子のことをいつも心配している母の助川君子が今後どうでるのか。なんか、イメージですがずっと奥茨城村にいそうな気がしないんですよね。
私だけかもしれませんが・・・みねこもなかなか戻らないし、時子も帰らない。三男も米屋に勤務していますからね。きよと美代子、そして君子の三人の母がどんな感じで今後過ごしていくのか注目です。
また、そのからみで言うと三男は米屋の安倍善三(斉藤暁)の後を継ぐのかも気になります。善三は、三男に継がせたいと思っていますのであとは三男次第になるでしょう。ポイントとしてはさおり(伊藤沙莉)と三男が恋仲になるかどうかで決まると言ってもいいでしょう。
三男が米屋の跡取りにならないのであれば、三男は時子とくっつく可能性もゼロではないかな?一途にずっと思い続けていますのでその恋路が成就するのかどうか。
また、時子が女優になれるのかどうかといったところも重要なところです。挫折するのか。それとも大女優になるのか。これによっても三男との恋愛は影響するでしょう。
ただ、なんとなくですが時子は方言が抜けないので挫折して助川家に帰るような気がしますね。全員がうまくいくというのはないと思うので、夢が散ってしまいそうな気がします。
あと、もちろん外せないのは実の今後ですよね。記憶喪失なのかわかりませんが、谷田部家の面々に連絡できないのには理由がありそうです。
そこのところが気になるところ。予想としては、みねこがテレビにでることですずふり亭で会って記憶を取り戻すといった流れになるのではないかと思っています。
そして、最後に川本世津子の配役に菅野美穂さんを起用したところですね。岡田惠和さんは、菅野美穂さんと共に成長してきた脚本家ですからちょい役にはならないでしょう。
岡田惠和さん自身が無理言って、戦友の彼女にお願いしたと話していますので後半のかなりの部分で中心になるでしょう。役どころは、子役から大女優とずっとテレビに出ている有名人です。
岡田惠和さんの脚本であれば、菅野美穂さんをちょっと独特の雰囲気の大女優に仕上げてくれそうな感じがしますね。個人てきに再びこのタッグにワクワクしてきますね。
みねこは、現在はまだ19歳と若いですがやがて、大人になりどのような変化をしていくのか。また、あかね坂商店街の中にも、中華料理店の人たちや柏木堂の人たち。バーを経営する邦子などたくさんの友達ができていきます。
そして、恋愛や出会い。別れを繰り返しながら成長していくでしょう。次第に、田舎から来た東京の人ではなくしっかりと自分の居場所を東京で見つけていきます。
仲間や恋愛など笑いあり涙ありの感動のストーリーになりますので、ひよっこをみなさんで一緒に楽しみましょうね。私の感想としては、「ひよっこ」は最近のドラマの中では、群を抜いて秀悦な作品です。
なので今後も、連続テレビ小説「ひよっこ」のネタバレ・あらすじがわかり次第に情報を追加していきますので、ひよっこネタバレ・あらすじを知りたいあなたはブックマーク登録などをして再度みにきてくださいね。
ひよっこの視聴率
ひよっこの脚本家は、岡田惠和さんになります。そのため、今回のひよっこの視聴率についてもすごく期待されています。そのため、ここでは過去の岡田惠和さんの作品の視聴率についてもみていきましょう。
これまで、岡田惠和さんはNHKの朝ドラでは「ちゅらさん」、「おひさま」の2作品で脚本を担当しています。「ひよっこ」の視聴率の参考になるのでこの二つの作品の視聴率についてみていきます。
朝ドラ名 |
番組平均視聴率 |
最高週視聴率 |
ちゅらさん |
22.2 |
29.3 |
おひさま |
18.8 |
22.6 |
上記の2作品から見てもわかるように岡田惠和さんの朝ドラ作品については視聴率もとても高いと言えるでしょう。特にちゅらさんの最高週視聴率の29.3%については、2000年以降で最も高い数字になっています。
高視聴率で人気だった「あさが来た」や「あまちゃん」などでもこの数字は出ていませんのでそう考えると期待ですよね。「おひさま」についても朝ドラ視聴率が低下している時代のものですからかなり高いことがわかります。
このことからも「ひよっこ」についてはNHKも相当の期待をしているのではないかなあと思いますね。そして、ちゅらさん時代からの朝ドラファンにとっては楽しみな作品の一つになるでしょう。
また、岡田惠和さんは朝ドラ以外のテレビドラマで人気のものを連発していました。「南くんの恋人」、「若者のすべて」、「イグアナの娘」、「ビーチボーイズ」など高視聴率のドラマを連発しています。
映画では、「おっぱいバレー」などの人気作品も手掛けています。これまでずっと、映画やドラマといった業界の脚本家としてオリジナルストーリーに定評のある脚本家になりますね。
これまでの経験を活かして、ひよっこの内容もゆったりとした展開の中で笑いの面白おかしい表現あり、感動のシーンありで完成度の高い傑作の朝ドラになっているとおもいます。
そのため、今後の最高視聴率がどこまで伸びるかというのも期待したいですね。少しずつ視聴率が伸びてきていますので、今後の巻き返しが楽しみです。
ひよっこの主題歌
昭和を感じるメロディーでひよっこの主題歌を歌っているのは、桑田佳祐さんです。桑田佳祐さんと言えば、サザンオールスターズで国民的スターになってからソロ活動をしたりサザンで活動をしたりしています。
バンドとソロを両方ここまで成功させたアーティストは、桑田佳祐さんのほかにはいないように思います。NHKの会長が、朝ドラのオープニングについて批判的なコメントをしましたが、個人的にはいい曲だと思います。
「ひよっこ」をつけると流れる曲「若い広場」を聞いて、私の3歳の娘はいつも踊りだします。これは、べっぴんさん、とと姉ちゃん、あさが来たの時にもなかったことです。なので、子供には受け入れられやすいのかなって気がしますね。
昭和を生きた我々の世代の青春ソングとしては、かなり良い出来だと思うのですけどね。オープニングの歌ってすごく大事なので、ひよっこの物語の中身ともマッチしていてすごく聞きやすいです。
毎朝、レトロな感じの歌に娘の踊りが見れるのでこんな楽しいことはないなって思います。ひよっこの発売しているサウンドトラックも順調に売れているみたいですしね。
オープニングが桑田さんに決まる前は、みねこの叔父でビートルズ好きの宗男(峯田和伸)が曲をつくってくれたらうれしいな。
銀杏ボーイズがついに朝ドラ主題歌って思っていたのですが、朝ドラは銀杏ボーイズの曲はやっぱり厳しいかな。放送コードにひっかってしまいそうですからね。そういった意味では、三歳の娘の踊りも見れるしいい音楽ですね。
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