このページでは、2020年前期のNHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の第1週のネタバレ,あらすじを会話方式、吹き出し方法でお伝えしています。
エールの第1週は、恒例の幼少期になります。かわいい子役たちの演技をお楽しみください。エールの第1週のタイトルは「初めてのエール」です。
エール第1週ネタバレ,あらすじ
いよいよスタートした朝ドラ「エール」。福島出身の青年が、歌手を目指す女性に出会い、音楽とともに戦前戦後を駆け抜けていくストーリーの始まりです。
時は、昭和39年10月10日。東京五輪の開幕式が国立競技場で始まろうとしていました。国立競技場の会場にいた55歳になった作曲家・古山裕一(窪田正孝)はそわそわして地下のトイレに隠れていました。
いなくなった裕一を慌てて探す妻・古山音(二階堂ふみ)。男子トイレに入り込んでも裕一の姿は見つからない。しかし、係員からヒントを得た音は地下のトイレで裕一を見つけます。


音に強引に手を引かれ連れていかれます。しかし、音に励まされても、裕一の不安は消えません。
すると、そこに警備員が裕一のことを励ましました。その警備員は、「長崎の鐘」で励まされたので・・・どうか会場で晴れ舞台を飾って欲しいといったのです。
裕一と音は、その警備員の言葉を受けて大観衆がいる国立競技場の会場に向かいました。
ときは遡り、明治42(1909)年8月。呉服店・「喜多一」の4代目、古山三郎(唐沢寿明)とまさ(菊池桃子)の間に待望の長男が生まれます。なかなか子供ができずに諦めかけていたところに生まれた待望の子。
そのため、三郎は大喜びします。



二年後には、弟の浩二(こうじ)も生まれ、古山家は4人家族になります。
それから時が流れ大正8年、裕一は10歳になります。裕一(石田星空)は心優しい少年に育っていました。運動が苦手で、武道もからっきし。緊張すると言葉もでませんでした。
そんなある日、裕一はいじめっ子たちに花の絵を描いていることをバカにされます。そして、女子に喧嘩をふっかけられ勝負することに。審判は、ガキ大将の鉄男(込江大牙)でした。
裕一は、負けてもへらへら笑っていました。

鉄男にそう言われて、裕一は頬に傷を作ったまま喜多一に帰りました。そんな裕一を見て、三郎(唐沢寿明)は驚きます。

裕一は、傷にハンカチを当て走っていってしまいます。まさ(菊池桃子)に相談しようとしますが、弟の浩二と遊んでいて離せませんでした。その晩です。三郎が裕一の部屋にやってきました。






三郎が誘っても裕一は、興味を示しませんでした。そこで、三郎は外国のレコードをかけました。そのメロディーが流れると、裕一は起き上がりすぐに居間に向かいました。

三郎の声も聞こえないほどに、裕一はそのレコードの曲に全神経を集中していました。
小学校では、運動会の時期が近づいていました。運動が嫌いな裕一にとっては、苦痛の時間です。騎馬戦では、いつも上に乗った人を支えることができずに崩れてしまいます。
そんな裕一を体育教師の新田は、校舎の隅に連れていきおもいっきり平手打ちします。そして、もう一発たたかれると裕一が思った瞬間助けられました。

新しく赴任してきた、藤堂(森山直太朗)でした。裕一に対し、藤堂は言いました。







そう言って、藤堂先生は裕一の肩をたたいてその場を去っていきました。
その数日後、運動会の本番です。騎馬戦はなんとかもちこたえましたが、徒競走では転んでしまいます。転んだことをみんなに笑われてしまいます。ショックを受けている裕一にハーモニカの音が聞こえてきます。
藤堂の指揮で、女子生徒たちの演奏が始まったのです。

裕一は、立ち上がりなんとかゴールします。藤堂が指揮したハーモニカ。これが裕一が生まれてはじめて聞いた「エール」でした。
大正9(1920)年の春、裕一は5年生になりました。担任は、音楽に情熱をもって指導する藤堂でした。同じクラスには、金持ちの子供・佐藤久志(山口太幹)もいました。
ある日、裕一は音楽の授業で北原白秋の詩にのせる曲の課題が出されます。

しかし、まったくわからない裕一は帰りに久志と話しました。






裕一は、家に帰って三郎に聞きました。

三郎は作ったこともないし、作れるはずもありませんでした。
翌日裕一は、まさ(菊池桃子)の実家がある川俣に向かいました。まさの実家、権藤家についた後に裕一はまさと映画を見にいきました。

映画を見たあと、まさがいいました。


言った後に裕一は、しまったと思います。母親には、言わないと決めていたからです。

まさは裕一の胸をさして裕一を見つめます。

そして、まさが知り合いに会い話していると、裕一は歌声が聞こえたので歌声がした教会に入ってみました。
教会では、聖歌が歌われていました。聖歌隊の中の一人の少女は、一人だけ衣装を着ていませんでした。そのため、裕一は目が行きました。8歳の時の音(清水香帆)でした。
音は、父の出張でここにやってきて教会の歌声を聞いて飛び入りで入ったから、一人だけ衣装を着ていませんでした。
次の日、家に戻った裕一に三郎が「作曲入門」という書籍と五線紙を渡されました。しかし、裕一は「作曲入門」を読んでも、どうすればよいかわかりませんでした。

そうアドバイスされたことを思い出します。翌日、学校のオルガンを弾いて音が歌っていたことをイメージして曲を作ります。

そして、黒板に音符を書き始めました。黒板の音符を見た藤堂が驚きました。その日の放課後、藤堂先生は喜多一に向かいました。

そう両親に伝えました。それを喜ぶ三郎。そこに、裕一が帰ってきました。





この出来事で、裕一の作曲の才能は学校中に広がります。そして、藤堂先生のすすめでハーモニカ部に入りました。裕一は、他の生徒たちに曲をつけてほしいとお願いされるようになります。
そんなある日、振り返ると久志(山口太幹)がいました。



そんな話をしている時です。ガキ大将の村野鉄男(込江大牙)が大人に突き飛ばされていました。鉄男は、父親の善治を手伝い魚を売り歩いています。その魚が腐っていたので怒られていたのです。
鉄男が「古今和歌集」を落としていました。それを久志が拾いました。それを裕一に見せます。



そういった時には、久志はすでに逃げていませんでした。次の日、裕一は三郎に楽譜を買ってもらいました。その後、三郎はお酒を飲みに行くといなくなります。
そこに、裕一をいじめる太郎と史郎がやってきて、楽譜を踏みつけます。怒った裕一は、突進していきますが腹に膝蹴りされてしまいます。それを見て鉄男がやってきました。

鉄男は、そういって譜面を取り返しました。


家に帰った裕一は、鉄男が落とした「古今和歌集」を届けに行きます。裕一が鉄男の家に行くと、鉄男が酔った善治から鬼の形相で怒られていました。
鉄男は、口から血を流していました。エール第1週のネタバレ,あらすじはここまで。エール第2週のネタバレ,あらすじにつづく。