エール第17週ネタバレ,あらすじ「歌の力」

このページは、NHKの朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の第17週のネタバレ,あらすじを吹き出し形式でお伝えしています。

エール16週のあらすじで、戦地に行く兵士のために作曲する裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の意見が食い違い始めました。

 

エール17週のあらすじは、そんな裕一に対しても赤札がやってきます。エール17週のタイトルは「歌の力」です。

エール ネタバレ,あらすじ17週

戦争は、どんどん激化した昭和18年、召集令状が遂に裕一のところにも届きます。そのことを心配する音は予想外のことでオロオロします。

お姉ちゃんに聞いてみる。何かの間違いだと思う。

裕一は、徴兵には不適格な丙種だったため、音は召集はないと思っていたのです。そして、音は吟(松井玲奈)に頼みに行きます。

お姉ちゃん、なんとかならない。裕一さんは、昔から体が弱いの。
召集は、名誉のことよ。

そう言って、音の話をまったく相手にしません。しかし、裕一は音に心配かけまいと努めて明るく振舞い覚悟を決めました。

裕一
みんなお国のために戦ってるんだ。先生も行ってる。僕だけ行かないってわけにはいかないよ。僕もお国のために戦ってくるよ。

そんな決意をした裕一に、作曲の依頼がやってきました。それは、海軍飛行予科練習生を描く映画の「決戦の大空へ」の作曲依頼でした。

東都映画に所属している三隅(正名僕蔵)からの依頼でした。裕一は、召集令状が来たことを理由に断ろうとします。

しかし、数日後、三隅が現れます。三隅がつてをたどって軍に確認したところ招集が即日見送られることになりました。戦時歌謡曲を作曲していた裕一の貢献が国に認められたためです。

裕一
僕だけ、特別ってことですか。

裕一は複雑な思いを抱えていました。みんながお国のために戦いに出ているにもかかわらず、自分だけが行けない。そのため素直に喜ぶことはできなかったのです。しかし、音は安堵しました。

その頃、豊橋では岩城(吉原光夫)の試験をパスした五郎(岡部大)が梅(森七菜)との結婚を成し遂げていました。なんと、7年もの月日が経っていました。

 

そして、音の家が信仰しているキリスト教への取締まりが強まる中、五郎はなぜ危険を冒してまで信仰しているのか知りたくなり聖書を熟読し始めます。

 

一方、裕一は西条八十が作った詞に曲をつけ「若鷲の歌」が完成します。そのため、三隅と一緒に予科練に向かっていました。しかし、裕一はなにかしっくりきません。

裕一
明日の朝一番の発表ですよね。それ、もう少し待ってもらえませんか。

召集免除になった裕一の心には、お国のために自分が何ができるのか考えていました。しかし、この曲ではその気持ちが反映していないと考え発表を延期したのです。

 

そして、海軍飛行予科練習生の生活を体験するために土浦航空隊に三隅と見学しました。その様子を見て曲をつけようとしますが、どうしても浮かびません。

ところが、練習生から親に対して恩を報いるために立派な飛行兵になりたいという気持ちを聞いて、裕一にまったく別の「若鷲の歌」の曲がふってきました。

裕一
できた。

三隅の提案により、最初に作った「若鷲の歌」と取材の後に作った「若鷲の歌」のどちらがよいか教官に選んでもらうという。

裕一
教官だけでなく練習生にも選んでもらうことはできないですか。

三隅は、理解のある濵名中佐に根回しをして準備を整えました。そして、教官たちに聞かせると最初の歌を選曲しました。

すぐに練習生たちにも聞かせると、練習生たちは2曲目の方を選曲します。練習生たちは涙を流して聞いているものもいました。結果、2曲目が選曲されます。

 

この「若鷲の歌」も映画と供に戦時歌謡として大ヒットを記録します。そんな中、五郎(岡部大)と梅(森七菜)が結婚の報告に上京してきます。裕一は、五郎に相談され怒ります。

五郎
先生、今の生活はとても幸せなのですが軍に収める馬具を作っていると、時々、胸が苦しくなります。先生はなりませんか?先生の曲を聞いて、軍に志願する若者が増えました。先生に戦争に協力するような曲を作ってほしくないんです。
裕一
五郎くん。日本のために戦って、命を落とした人のためにも戦うしかないんだよ。
五郎
戦争に行く人が増えたら、死ぬ人が無駄に増えるだけです。
裕一
亡くなった命を無駄と言うな。この国を思う人を応援する。それが僕の使命だ。

そう大きな声で、五郎のことを怒鳴りました。裕一は、召集解除になったことをきっかけに忠君愛国に向かわせていることに音は不安を感じていました。

梅もまた、五郎がキリスト教に入ったことでのめり込むのではないかと心配していました。翌日、五郎と梅は豊橋に帰っていきました。裕一と五郎は、最後まで仲直りしませんでした。

 

そんなある日、弘哉(山時聡真)が母・トキコ(徳永えり)と一緒にやってきました。弘哉は、「決戦の大空へ」を見てこれが自分の道だと予科練に志願してのだという。

弘哉が予科練に入隊すると聞いた裕一は、自分のやらなければならないことを全力で取り組むことを誓うのでした。

 

そんな中、裕一は報国音楽協会に呼ばれます。最前線のビルマに慰問へ行くことの依頼でした。裕一は、慰問に行くことを決意します。それを鉄男が止めます。

鉄男
やめとけ。今、日本は負け続けてる。前線は思った以上にあぶねえ。
裕一
大将、それならなおのこと慰問が必要だ。歌で戦う人たちを鼓舞できる。
鉄男
音楽が戦うための道具になるのが嫌じゃないのか。
裕一
みんな命がけで戦ってるんだ。僕は、自分にできることがあるなら協力したい。

裕一は、そう言って鉄男の言葉に反発します。その一か月後、裕一にビルマへの慰問が命令されました。そのことに音が反発します。

あなたが行ってどうするの?召集令状じゃないから断れるんでしょう。あなたが慰問に行ってどうなるの。
裕一
みんな戦ってるんだ。僕だけ逃げるわけにはいかない。

そこに、浩二(佐久本宝)から電報が届きます。

浩二
ハハ、タオレル

裕一は、まさ(菊池桃子)の見舞いをしたいため慰問を1日遅らせてもらうように頼みますが。まだ、まさが重篤ではないという理由で認められませんでした。

そして、音に手紙を託してビルマへの慰問に向かいました。エール第17週のネタバレ,あらすじはここまで。エール第18週のネタバレ,あらすじにつづく。

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