このページは、2020年前期の朝ドラ「エール」第3週のネタバレ,あらすじを吹き出し方式、会話形式で書いています。エールの先読みをしたい方はご覧ください。
エール第2週のあらすじでは、関内音(清水香帆)がオペラ歌手の双浦環(柴咲コウ)が歌っているのを見て、将来歌手になることを決意しました。
エール第3週のあらすじは、裕一(窪田正孝)が17歳の高校生になったところから始まります。エール第3週のタイトルは「いばらの道」です。
エール第3週ネタバレ,あらすじ
大正15年(1926)、17歳になった裕一は「福島商業学校」に通っていましたが勉強に身が入らず1年留年していました。音楽の勉強は独学で継続し、地域で行っていたハーモニカ倶楽部の活動に一生懸命でした。
ある日、裕一は所属しているハーモニカ倶楽部で最も尊敬していた先輩・舘林が作曲をメンバーに募集していると聞きます。裕一は、その日から作曲を開始します。
翌日、ハーモニカ倶楽部の会長・舘林が音楽をやめると聞きます。実家の料亭を継ぐためという理由でした。

しかし舘林は、裕一がちゃんと理論も学んでないのに本気でプロの音楽家になるという夢を持っていることを笑います。そのことに、裕一は本気で怒り見返してやろうと決意します。
その頃、喜多一では三郎(唐沢寿明)は商談をしていました。京都から来た吉野福之助は、もうちょっと商売を広げるように三郎にアドバイスします。
吉野は、京都から喜多一にこれまで商品を卸していました。その数を今の3つの店から京都全体にしてはどうかというのです。吉野は、自分が全部の店から仕入れるので連帯保証人になってほしいと三郎に言います。

そう言って、三郎は吉野の連帯保証人になってしまいます。
裕一の作曲はうまくいっていませんでした。

そこに三郎がやってきます。








裕一の作曲は、その後もなかなかうまくいきません。怒りにまかせて曲を作ろうとしますが、思い浮かびません。
エール12話(4月14日)
同級生の楠田に今の裕一は、裕一じゃない。だからかけないのではないかと言われます。裕一は、それから冷静になります。
冷静になって、楠田の顔を考えて曲を作りました。そして、裕一はハーモニカ倶楽部の投票で、舘林に勝利しました。
その日、裕一は家に帰ると三郎(唐沢寿明)や浩二(佐久本宝)、まさ(菊池桃子)が集まっていました。

しかし、一様に反応が薄い。





そう言って、三郎は裕一を好きな道に送り出しました。そして、三郎はまさの兄、権藤茂兵衛(風間杜夫)の養子縁組の話をきっぱりと断りました。
茂兵衛は、福島有数の資産家ですが跡取りがいなかったために、裕一か浩二を跡取りに欲しいと話していました。
もし養子縁組しなければ、古山家とは絶縁するとまで言われていました。それでも三郎は、きっぱり子供たちのために断ったのです。
しかし、事態は急変します。三郎が連帯保証人になっていた、京都の仕入れ先の吉野がお金を持ち逃げしてしまったのです。三郎は、まさと一緒に茂兵衛に頼みにいきました。


しかし、なかなか首を縦にふらないため、茂兵衛はまさに怒ります。




三郎は、そういうのが精いっぱいでした。
裕一のハーモニカ倶楽部では、会長の舘林が引退して次の会長に裕一が指名されます。

戸惑う裕一に、舘林は裕一には自分にない才能がある。それに嫉妬していた。それをつぶしてほしくないと打ち明けました。

裕一は、涙ぐみながら舘林と握手を交わしました。
エール13話(4月15日)
ハーモニカ倶楽部の演奏会当日がやってきました。裕一の表情がさえません。客席には、観客が入ってきました。三郎やまさ、浩二も来ていました。そして、藤堂先生(森山直太朗)もかけつけます。
公演は、拍手喝采です。しかし、三郎は涙ぐんでいみました。数日前、三郎が裕一に言いました。








裕一の質問に、三郎は答えられませんでした。



そう言った裕一の顔を思い出すと、三郎は涙が溢れでました。そして、拍手喝采の中で裕一の作曲した曲は無事演奏を終えました。観客はスタンディングオベーション。
しかし、三郎だけが立ち上がることができず、涙を流して続けていました。そして裕一は、ハーモニカ倶楽部をやめ音楽の道を断ち切りました。
こうして裕一は、高校を卒業した昭和3年に茂兵衛が頭取の川俣銀行に入社が決定します。川俣にいく前夜、裕一のもとに浩二がやってきました。





翌朝、三郎とまさたちが裕一を見送ってくれます。



エール14話(4月16日)
裕一が銀行で働きだして、半年が経過しました。養子縁組は、茂兵衛が裕一を一人前と認めたら正式に結ぶことになっています。
住み込みで働く銀行には、裕一のほかに支店長の落合吾郎(相島一之)、鈴木廉平(松尾諭)、松坂寛太(望月歩)、菊池昌子(堀内敬子)の4人が働いていました。
前の年に、世界恐慌が起きた関係で仕事が減って、忙しそくありませんでした。そんなある日、鈴木に連れていかれたダンスホールで、志津(堀田真由)という踊り子の女性に会います。

しかし、志津は、なぜかたくさんいる男の中から裕一を誘いダンスを申し込んできます。

裕一は、驚きますが手を引かれるままにホールの真ん中に導かれます。ダンスが終わると志津は、裕一に言います。


裕一は、そのことで志津に一目惚れしてしまいます。翌日、銀行に勤務してからも裕一は、志津のことを考えてニヤニヤしていました。



落合は、そう言って鈴木に今日もダンスホールに連れていくようにすすめます。


そして、その日も裕一は志津と踊りました。すると、驚くことに志津の方から食事に誘われました。銀行内は、その話題でもちきり。

鈴木もただただ羨ましそうにしてる。



エール15話(4月17日)

それを聞いてた裕一は、吹き出してしまいます。そして、昌子の接吻計画が進みます。
作戦決行の日、志津と裕一がいたレストランには銀行のメンバー全員で様子を見ていました。そんなこととも知らず、志津は楽しそうに会話します。

裕一が答えに困っていると、鈴木からカンペが出てきます。

裕一はカンペをそのまま読みます。


そして、志津が席をたって帰ってきたところに、松坂(望月歩)が傘をひっかけます。すると、志津が転びかけたところを裕一がさっと抱きしめます。絶好の接吻チャンス。
しかし、裕一はふんぎりがつきませんでした。


銀行のメンバーは、その瞬間全員がため息をつきました。その後、店を出た志津は言います。



そう言われて、志津を見送ります。そんな裕一は、声をかけられます。

声をかけてきたのは、小学校の時に引っ越していったガキ大将の鉄男(中村蒼)でした。二人は、裕一の下宿先で話をしました。






鉄男は、裕一の言葉を信じてずっと詩を書き続けていました。

裕一は、翌日になっても鉄男の言葉が頭から離れませんでした。この日は、落合の指示で郡山までお金を届ける仕事を任されますが、考えこんでお金をバスの中に忘れてしまいます。
そのことが、茂兵衛に知れ渡り怒られることになります。

別れを命じられた裕一は、すぐに志津に会いに行きます。


とみと言えば、自分の家の方が喜多一より金持ちだって言って喧嘩をふっかけてきた女です。

そう言われても裕一の頭の中では、とみ志津の顔がつながりませんでした。

裕一の初恋は、こうして儚く散ったのでした。エール第3週のネタバレ,あらすじはここまで。エール第4週のネタバレ,あらすじにつづく。