エール第7週ネタバレ,あらすじ「夢の新婚生活」

このページは、NHKの朝ドラ「エール」の第7週のネタバレ,あらすじを吹き出し形式、会話形式でお伝えしていきます。エールのネタバレ,あらすじが気になるあなたはお読みください。

エール第6週のあらすじで、裕一(窪田正孝)は、音(二階堂ふみ)が契約してくれた東京の「コロンブスレコード」で作曲をすることを決意しました。

 

エール第7週のあらすじは、裕一が上京するところからスタートします。エール第7週のタイトルは「夢の新婚生活」です。

エール ネタバレ,あらすじ第7週

裕一は、音と新婚生活をスタートさせます。すべての人に祝福されての結婚ではありませんでしたが、裕一と音は幸せな気分でいっぱいでした。

新居は、音の学校の近くの喫茶店「バンブー」の裏にありました。裕一は、コロンブスレコードと年3500円の報酬で正式に契約しました。大金で、その分ヒット曲を出して還元しなければなりません。

 

音は入学まで半年ほど時間があるので、家事に専念しました。食事や掃除など不慣れでしたがはりきって取り組んでいました。ただ一つ、裕一には不満がありました。八丁みそがあわないのです。

裕一
八丁みそ・・・個性的な味だよね。
もしかして、白みその方がよかった?
裕一
そんなことないよ。八丁みそ美味しいよ。
ごめんね。品数少なくて。
裕一
僕は、ご飯と納豆があれば十分だから。

音は、納豆が嫌いだったので少し顔が曇ります。

裕一
もしかして、納豆嫌い?
あ、でも裕一さんが好きなら今度、納豆買っとく。
裕一
ありがとう。

 

その日、裕一はコロンブスレコードに初めて出勤しました。廿日市(古田新太)は、同期の新人・木枯正人(野田洋次郎)を裕一に紹介し、社内を一緒に見学しました。

廿日市
ここが録音室ね。

ちょうど録音室では、録音をしている最中でした。

木枯
あ・・・渋谷より子だ。
裕一
有名な人なの?

有名歌手の渋谷より子を知らないことで、廿日市は驚きました。

廿日市
彼女も元々は、西洋音楽の音楽家だったんだよ。君も頑張って。

コロンブスレコードでは西洋音楽を扱う青レーベルと、流行歌を扱う赤レーベルがありました。裕一は、赤レーベルに所属しました。そして、廿日市に歌詞を渡されます。

廿日市
これに曲つけて。

しかし、裕一はその作詞の意味がわからずに廿日市に聞きます。詞には、「私、ちょいちょい愛してるったら愛してる」とあります。

裕一
このちょいちょいってどういう意味なんでしょうが?
廿日市
知らないよ。僕が書いたわけじゃないから。頑張って。いい曲つけてね。

 

月に2曲は作曲するという約束で契約がスタートしましたが、裕一が何度曲を作っても、担当の廿日市に突き返されます。

廿日市
ダメだ。ちょっと違う。

そう言って、具体的な指示がないままやり直しをさせられます。

裕一
具体的に、なにがどうって言ってもらえませんか?
廿日市
それを考えるのが、あなたの仕事。

そう言われた裕一は、曲が半年間採用されないままです。

 

この日も裕一は、作った曲を廿日市に却下されます。

裕一
またダメだった。21曲連続不採用。
木枯
こっちも19曲連続不採用。そっちは、所帯もちだもんな。お金どうするの?
裕一
また契約金いっぱい残ってるから。
木枯
は?あの契約金、印税の前払いだぞ。自分の金じゃない。借金みたいなもんだ。
裕一
えっ?借金?
木枯
売れなきゃ全額返還請求されるぞ。家族養えなくなるぞ。

春になり、音の学生生活もスタートします。入学式が行われた日、音と同じ1年の夏目千鶴子(小南満佑子)だけがみなが知る存在でした。

千鶴子は、帝国コンクールに最年少で金賞をとり10年に1人の逸材と言われていました。知らないのは、音だけでした。入学式の話を音は裕一にしますが、裕一は契約金のことで頭がいっぱい。

裕一さん、なんかあったの?ちゃんと話て。
裕一
契約金なんだけど、実はあれ借金と同じなんだ。
大丈夫よ。レコードが売れればいいんでしょ。
裕一
でも、もし採用される前にお金を返せって言われたら・・・

すると、音は契約書を確認します。

前払金って、確かに書いてあるけど、けどお金を返すっていうのはどこにも書いとらんよ。お金返す約束なんてしとらんってことよ。大丈夫。

音の言葉で裕一は元気を取り戻すのでした。

 

音楽学校では、実践の練習がスタートしていました。先輩の男子で一番人気のプリンスがやってきます。プリンスは、歌の相手に音と同じ1年の夏目千鶴子(小南満佑子)を指名します。

千鶴子の歌唱力や表現力に、圧倒された生徒たちは学校の創立記念公演の「椿姫」の主役は、この2人になることを噂していました。

採用されない裕一の曲

ある日、裕一が木枯を家に連れて帰ります。音は、裕一のことを売り込みに行った時に、廿日市と一緒に木枯がいたことを思い出します。

彼の才能を埋もれさすわけにはいかなくて。
裕一
まだ、結果は出せてないけど。
裕一さんなら大丈夫。

そういって、のろける2人に木枯はあきれます。そして、夕食を食べた後に裕一の書斎に木枯を案内しました。

木枯
これ、全部西洋音楽?
裕一
福島の実家に蓄音機があって、親父がよくレコードを買ってくれたんだ。
木枯
俺なんか西洋音楽なんて、聴いたことなかったよ。貧乏だったし、歌って言えば母ちゃんの民謡の鼻歌ぐらい。
裕一
田舎どこだっけ?
木枯
福岡。家捨てて、飛びだしてきたから田舎とは言えないかもしれないけど。
裕一
僕も同じ。家族捨てて、ここにきた。頑張らないとね。
木枯
ああ。

裕一は、励まし合う人がいることが嬉しかった。

 

音は、ある昼休みに千鶴子が一人でご飯を食べていたので声をかけます。

ねえ、みんなでご飯を食べない?
千鶴子
けっこうよ。友達ごっこは性に合わないの。ここにいる人は、みんなライバルでしょ。
へえ、意外。千鶴子さんぐらい抜きんでてる人でも、そんな風に思うんだ。オペラ実習の時の千鶴子さん、本当に素敵で羨ましかった。私にも千鶴子さんぐらいの才能があればなって。
千鶴子
才能って言葉、私は大嫌い。努力もしないで、誰かをうらやむだけの人って私には理解できない。

そう言って、千鶴子はその場を去っていきました。音は、千鶴子の態度に怒りますが・・・冷静になると千鶴子の言うことが最もだと感じます。

 

数日後、廿日市のところに作った曲をもっていった裕一は、廿日市は留守で秘書の杉山が対応してくれました。杉山は、廿日市は木枯の曲のレコーディング同行していることを教えてくれました。

木枯が先にレコードデビューすることに複雑な気持ちになる裕一ですが、廊下で会って素直に祝福します。

裕一
聞いたよ。曲採用されたんだって。おめでとう。先越されちゃったな。
木枯
まあ、でも思うようにはいかないな。

木枯の作った曲は、レコードのA面になる予定でしたが廿日市の思いつきでB面にされてしまったのです。

木枯
今夜、あいてる?

木枯は、裕一をカフェに誘いました。きらびやかな女性たちが多数いることに驚く裕一に対して、木枯が言います。

木枯
大衆の喜ぶ曲を作るには、大衆を知らなきゃはじまらない。店で人間模様を見ると音楽が自然と浮かんで曲を書く衝動が沸いてくるんだ。

その晩、裕一が家に帰ると音は、発生練習をしていました。

お帰りなさい。遅かったね。ご飯は?
裕一
食べてきた。
そう、じゃあお茶いれるね。あれ・・・裕一さんなんか甘い匂いする。
裕一
ああ、えっと、今日、木枯が連れていってくれた洋食屋で変わった香辛料があったんだ。甘い匂いがする塩だって。
甘いにおいがする塩って面白いね。

音は、疑うこともなく、裕一をみるとワイシャツの袖に真っ赤な口紅がついていました。

裕一
ああ、いや、これはなんでもなくて・・・。
なんでもないって何?
裕一
いや、ちょっと落ち着こ。誤解を招くといけないから。
落ち着いてないのは、あなたでしょ。誤解ってなによ。
裕一
仕事だよ。木枯がカフェに行くっていうから、どうやって曲を作っているのか知りたくて。
木枯さんの話はどうでもいいわ。人は人。あなたは、あなたのやり方で曲つくればいいじゃん。
裕一
そんなこと言われなくたってわかってる。僕だって努力してるんだ。
だったら、それでいいじゃん。カフェなんていかなくたって。
裕一
だから、もうそれはいいよ。
あ、開きなおった。
裕一
君がそんなにわからず屋だと思わなかった。
は?え?何が悪いの?
裕一
疲れた。もう寝る。
はあ?

翌日、吟(松井玲奈)が八丁味噌を届けに音と裕一の家にやってきました。

あんたら、何やっとんの?

裕一は、一人で納豆ご飯を食べ音は、納豆のにおいを避けて台所でご飯を食べていました。吟が来ても、お互い口も聞かずに音が学校に行きました。

その後、裕一はバンブーのマスター梶取(野間口徹)に愚痴をこぼします。

裕一
もう、強情なので嫌になります。
梶取
しかし、納豆攻撃ってなかなかやるね。
裕一
僕も結婚以来、ずっと八丁みそ攻撃されてますから。
でも、奥さんやきもち焼くなんて可愛らしいじゃない。裕一さんは、音さんのこと心配じゃないの?べっぴんだし、言い寄る男もいるかもよ。
裕一
いやあ、いないでしょ。ごちそうさま。帰って仕事します。

裕一が帰った後、「バンブー」には、音とプリンスの姿がありました。裕一と喧嘩して、沈んだ顔をしていた音を見てプリンスが喫茶店に誘ったことがきっかけでした。

そこに、忘れ物をした裕一が「バンブー」に戻ってきました。保が裕一の前に立ちはだかりました。

梶取
裕一くんどうしたの?
裕一
帽子を忘れてしまって。

保は、裕一に見せないでおこうと通せんぼしていると音が裕一に気づきます。

裕一さん。

そして、プリンスは裕一に気づきます。

久志
裕一って、古山裕一、裕一かあ?僕だよ、僕、佐藤久志だよ。

プリンスは、小学生の同級生・佐藤久志だったのです。裕一にとっても、思いもよらない再会でした。裕一は、久志を家に誘いました。

久志
誤解のないように言っておくけど、音さんに会っていたのはただ悩みを聞くためだから。先輩として彼女にアドバイスをしようとしただけだから。
そうよ。勘違いしないでね。あなたとは違うんだから。
裕一
まだそんなこと言ってるの。
久志
僕に免じて仲直りしてよ。仕事の方は、どうだい。
裕一
曲は、毎日書いてるけどなかなか、うまくいかないね。
久志
焦ることないよ。君は、選ばれし者だから、いつか必ず道は開けるさ。

久志は、誰よりも裕一の才能を見抜いていたからその言葉にも力がこもりました。

 

しかし、そこから半年が経過しても裕一の曲が採用することがありませんでした。そして、廿日市から言い渡されます。

廿日市
2年目の契約は、1700円でいいかな。

1700円といえば、1年目の半額です。

廿日市
君さ、この1年1枚もレコードが出せてないじゃない。本来なら、契約金を返してもらってもいいわけ。クビになってもおかしくないよね。にもかかわらず、2年目も契約を継続するのって温情だと思わない?

裕一は、廿日市の言葉に何も言い返すことができませんでした。翌日、裕一は音に契約金の話をしました。

裕一
来期の契約金が半額になるんだ。
半額なんて冗談じゃない。まだ、承諾しとらんよね?
裕一
うん。正式にはまだだけど。
わかった。それなら、私が交渉してくる。私には、あなたの音楽家としての価値を守る義務があるの。

そう言って、朝ごはんを食べた後にすぐに廿日市に直談判しに行きました。

廿日市さん、少し時間よろしいでしょうか?

廿日市は、取り巻きを連れた男性を見送っているところでした。

小山田先生
こちらは?
突然、お邪魔してすみません。専属作曲家としてお世話になっている古山裕一の家内でございます。
廿日市
小山田先生、すみません。そこまでお見送りを。

そう言っている廿日市の首根っこをつかまえて音は、話をしました。

廿日市さん、契約金の減額の理由はなんですか?
廿日市
赤レーベルは、居酒屋にいるおっさんたちに聞かせる音楽なんですよ。そこんとこを彼は、理解してないんじゃないかな。盛り上げるところをこざかしく西洋風にしてみたりするんですよ。なんで、小山田先生が彼を推薦したのだか。
小山田先生ってさっきの?
廿日市
去年の夏、奥さんが売り込みに来たあと彼を雇えって、突然言われて。
ということは、廿日市さんは小山田先生をずいぶんと軽く見てらっしゃるってことですよね。先生の紹介で専属契約した、主人をこんな扱いにするなんて。そうだ、いっそ先生にお願いした方がいいですね。

そういって、小山田先生を追いかけようとした音を廿日市が必死で止めました。その結果、前年と同じ金額で契約することができました。

裕一
音は、すごいなあ。
ただし、今回ははっきり言われちゃった。契約金は、前払い金だからレコードが売れなかったら後から返済しろって。
裕一
えっそれは、借金が増えたってこと?
そうともいうね。

そして、音は小山田先生に会ったことを裕一に話します。

裕一さんが専属契約を結べたのは、私の売り込みではなく小山田先生の推薦だったみたい。国際コンクールの入賞をご存知だったのではないかな。
裕一
小山田先生が僕を・・・

裕一は、そのことに感激しました。

 

翌日、裕一は尊敬している作曲家・小山田先生が取り巻きを連れていることを見ました。そして、勇気を振り絞って挨拶に行きます。

裕一
小山田先生、初めまして。古山裕一と申します。私は、幼少の頃から小山田先生の本で、音楽の勉強を・・・いつか先生のように青レーベルでも曲を書かせていただける作曲家になれるよう精進します。
小山田先生
君は、赤レーベルでどんな曲を出したのかね?
裕一
実は、まだ・・・採用には至らず・・・

そう言って沈黙があった後に小山田先生は、呼ばれてどこかに行きました。

裕一
小山田先生の顔に、泥を塗るわけにはできない。

裕一は、その日から必死に曲を作ります。しかし、焦ればあせるほど結果は悪くなってしまいます。

廿日市
書き直すたびに悪くなるってどういうことだよ。こんな音域出る人間いるかよ。

廿日市にそう言われて、裕一は胃が痛くなります。

 

一方、音は久志のアドバイスで記念講演の主役の選考会に応募しました。しかし、一次審査の当日に裕一が倒れてしまいます。ストレスにより腹痛が原因でした。

裕一
音、僕は大丈夫だから、早く学校行って。今日、選考会あるんでしょ。。

慌てて会場に行った音ですが、1分遅刻だから失格だと審査員に言われてしまいます。しかし、それを助けてくれる人物がいました。夏目千鶴子でした。

千鶴子
私の時計では、8時59分になっておりますが。

さらに、久志も同じように言ってくれました。

久志
僕の時計もです、先生。

二人のフォローのおかkげで、音は審査を受けることができ1次審査をパスしました。結果を知って、音は喜びをかみしめました。しかし、裕一の状態も気になるので急いでいました。

久志
音さん、よかったね。
ありがとうございます。
久志
裕一も喜ぶね、きっと。
あっ・・・はい。
久志
どうしたの?

音は、久志に裕一の作曲がうまく行ってないことを伝えました。

小山田先生に会ってから、ますます重圧を感じたみたいで。早く世の中に認められたいって焦ってるみたい。どうしたらいいか。
久志
わかった。僕に任せて。

その数日後、裕一の家の玄関から大きな声が聞こえました。

古山裕一先生は、いらっしゃいますでしょうか。私は、早稲田大学応援部5代目団長・田中隆と言います。

田中は、応援団たちを引き連れていてみんなで裕一を取り囲み頭を下げます。エール第7週のネタバレ,あらすじはここまで。エール第8週のネタバレ,あらすじにつづく

2件のコメント

やっぱ志村けんさんすごいですね! 録画して見てます 演技上手いと思います。 ご冥福をお祈りします

こうして、演技を見ていると亡くなった実感がまだわかないですね。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

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