エール第9週ネタバレ,あらすじ「東京恋物語」

このページは、NHKの大人気朝ドラ「エール」の第9週のネタバレ,あらすじを会話形式,吹き出し方式でお伝えしていきます。エールのネタバレ,あらすじを読みたいあなたはご覧ください。

エール第8週のあらすじで、裕一は早稲田大学の応援歌「紺碧の空」を作曲して、早稲田大学野球部が慶応義塾大学に勝利したことで自信を取り戻していました。

 

エール第9週のあらすじは、裕一が自信を取り戻して新しい曲を作ろうとするところから始まります。エール第9週のタイトルは「東京恋物語」です。

エール ネタバレ,あらすじ第9週

裕一は、自信を取り戻して新しく曲を作る意欲がわいてきました。そして、福島で新聞記者をしている鉄男(中村蒼)をバンブーに呼びます。

裕一
鉄男くん、僕と一緒に曲をつくらないか?君もそろそろ目標に向かって突き進む時期だ。
鉄男
俺に詞を書けってことか。
裕一
そう。君が背中押してくれたから音楽を続けることができた。今度は、君の番だ。しかも歌うのは久志だ。

そこに、久志(山崎育三郎)もやってきました。

久志
久しぶり。覚えてると思うけど、佐藤久志です。
鉄男
議員の息子か。すぐいなくなるやつだ。
裕一
東京に来なよ。一緒に夢かなえよ。なんか燃えてきだ。
鉄男
悪いけど、今は記者の仕事で手いっぱいなんだ。詞ならいつでもかける。それよりもまずは、家族養えるように安定した給料をもらう。

鉄男は、堅実な考えをもっていました。

裕一
そだよね。君には、君の計画がある。わざわざ福島から来てもらってごめん。
鉄男
それは、かまわねえ。東京には、どうせ用事があった。
久志
取材か?

鉄男は話を濁しました。

裕一
もし、また詞を書きたくなったら・・・
鉄男
そん時は、お前が曲をつけてくれ。
裕一
そしたら、歌は久志歌ってくれるよね。
久志
もちろん、僕はいつでも。

 

音(二階堂ふみ)の音楽学校では、記念講演の2次審査が行われていました。そこに、音が憧れる双浦環(柴咲コウ)が審査員として来ていました。

環さん、記念講演の審査員をやるんだって。今から緊張しちゃう。
裕一
大丈夫。いつも通りやればいいよ。
そだね。鉄男くん、元気だった?
裕一
ああ、音によろしくって。最近、よく東京に出てきてるらしい。でも、軽々しく東京来いなんか言って悪いことしたなと思って。
そんなことないと思うよ。故郷の幼馴染に気にかけてもらえてうれしかったんじゃないかな。
裕一
そうだといいんだけど。

翌日、裕一は廿日市(古田新太)から新曲の提案をされます。

廿日市
地方小唄を作ろうと思ってるんだよ。流行ってるでしょ、今。

大型新人・磯貝王次郎が横浜の地方小唄の詞を書いたから裕一に曲をつけるように廿日市は言います。

裕一
えっ?僕でいいんですか?
廿日市
これ大抜擢よ。社長も社運をかけるって。
裕一
ありがとうございます。頑張ります。

上機嫌で廊下を歩いていると、木枯(野田洋次郎)に声をかけられます。

木枯
聞いたよ。紺碧の空。あれ最高だな。
裕一
本当に?嬉しいな。
木枯
今夜空いてる?お祝いさせてよ。新しい子入ったんだよ。
裕一
僕はああいうところには・・・

裕一は、断ろうとしましたが結局カフェについていくことになりました。新人の希穂子(入山法子)がやってきました。希穂子は福島に住んでいたことがある子でした。

 

音の音楽学校では「椿姫」の二次審査が行われていました。千鶴子(小南満佑子)は堂々と歌い上げます。音は笑顔で歌い終えます。全員の歌が終わると双浦環がいいました。

双浦環
みなさんに一つ質問があります。歌っているときにどんなことを考えていましたか?

口々にこたえる中、千鶴子も答えました。

千鶴子
私は観客に楽しんでもらえるように考えて、歌っていました。
私は、歌ってたのしいなって思いながら歌いました。

そして結果発表が行われました。音との千鶴子の2人が残りました。音は、喜びのあまり双浦環のもとに駆け寄ってお礼を言いました。

ありがとうございます。なんだか、夢みたいです。今回は、正直ダメかと思いました。みんなレベルが高かったので。

そう喜ぶ音に、双浦環は厳しい評価を下しました。

双浦環
古山さんは、審査の基準を十分にクリアしていたわ。ただ、あなたは夏目さんには勝てない。惹かれるものが何もなかったわ。
確かに、私は千鶴子さんみたいな恵まれた教育を受けていないし・・・。
双浦環
そういうことではないわ。自分だけが楽しんでいるようでは、プロでは通用しないわ。あなたは、いったい何を伝えたいの?役をしっかり理解してる?あなたの歌からは、何も伝わってこなかったの。
だったら、なぜ最終選考に残したのですか?勝てないなら意味ないじゃないですか。
双浦環
今のままではということよ。

厳しい言葉に、音は落ち込みます。それを聞いた、久志は音を励ましました。

久志
まずは、「椿姫」の世界観を理解することじゃない。

しかし音は、「椿姫」の男女間の心の動きがよくわからずにいました。その頃、裕一も作曲がうまくいっていませんでした。

「横浜囃子」の詞は名所が並んでいるだけで、伝えたいものは何一つない詞でした。

裕一
これ、どんな気持ちで曲をつけたらいいのかわからない。
裕一さんも大変だね。

音は、恋愛小説を読んで女性の機微を学んでいたけど、なかなか自信を持てませんでした。

あっそうだ。裕一さん、この前カフェ行ったでしょう。

裕一はバレてたと思って冷や汗をかきますが音は怒っていませんでした。

裕一さんお願いがあるんだけど・・・

音は、男女間のことを勉強するために、木枯(野田洋次郎)の紹介で1週間だけカフェでアルバイトをすることになります。

裕一は、役作りのためと音がカフェでアルバイトをすることを許しましたが内心、気が気でありませんでした。「横浜囃子」の方もうまくいっていません。

廿日市
せっかくチャンスあげたのに。これじゃあね。まあいいよ。ほかにも作曲お願いしてたから。

しかし、裕一はその後に廿日市の本音を知ることになります。

木枯
チャンスなんかじゃねえよ。あいつ本当に適当だな。

「横浜囃子」の作詞をした磯貝は、親の七光りで作詞家になろうとしている重役の息子だったのです。廿日市も裏では、ババをひかされたと陰口を言っていたのです。

裕一
ちょっと、期待されていたのかと勘違いしてた。
木枯
君の才能をあんなもんに使う必要ないよ。次、次。

木枯は、裕一を励ましてくれましたが裕一は、もうチャンスはないのではないかと不安になっていました。

 

音がカフェでアルバイトをしていると指名が入ります。

お待たせしました。
鉄男
本当に女給さんになってる。

指名したのは、鉄男でした。裕一が心配して様子を見てくるようにお願いされたのでした。

心配なら一緒に来ればいいのにね。
鉄男
そうもいかねえだろ。男としては。

鉄男と音が話をしていると、そこに希穂子がやってきました。鉄男はそのことに驚きます。

鉄男
希穂子、なんでここにいるんだ。ずっと探してた。なんで急にいなくなった。ちゃんと説明してくれ。

鉄男は、希穂子と付き合っていました。しかし、鉄男に新聞社の令嬢と縁談の話が持ち上がったときに、希穂子は姿を消しました。そのため、鉄男は希穂子を探していたのです。

しかし、希穂子は鉄男を田舎が嫌になっただけだと突き放します。その後、音と希穂子はバンブーで話をしていました。鉄男は、裕一と酒を飲んでいました。

鉄男
縁談なんかじゃねえ。一方的な話なんだ。折を見て断ろうと思ってた。

鉄男は、裕一に希穂子の話をしました。

鉄男
優しい女なんだ。貧しい家庭に育って、今も病気の親抱えてるのに、健気で明るくて。あいつといると、素直になれるんだ。

鉄男は、希穂子とデートしているときの写真をみながらいいました。

鉄男
福島に連れて帰りてえ。希穂子と一緒になりてえんだ。

その晩、鉄男はお酒に酔って暴れました。バンブーから帰ってきた音も裕一もその日は、寝られませんでした。

 

カフェでの音の仕事も最終日となりました。鉄男は、希穂子と話すために再びやってきますが希穂子は「迷惑している。」と追い返します。

その晩、裕一と久志は落ち込んで帰ってきた鉄男を慰める会を開いて酒を酌み交わします。

久志
いいもんだね。故郷の友達と飲むのは。
裕一
うん。
久志
君が鉄男くんを東京に呼ぼうといった時はさすがに驚いたけど。
裕一
ごめん。あの時は、舞い上がってたから。
鉄男
いや、嬉しかったよ。ここ最近、詞のこと忘れてたから。

すると、鉄男が取り出しました。

鉄男
実は、書いてみたんんだ。

鉄男は、詩を書いてもってきていました。タイトルは「福島行進曲」です。流行りの地方小唄でしたが、恋の歌でもあった。

裕一
いい、すごくいいよ。鉄男くん。紺碧の空つくった時に、歌詞に共感することってすごく大事だって気づいたんだ。こういう歌詞との出会いを待ってたんだ。

そして、改まって裕一は鉄男に言います。

裕一
鉄男くん。この曲に詞をつけさせてくれないか?
鉄男
わがった。いい曲をつけてくれよ。
裕一
久志、きみが歌ってくれるか?
久志
僕以外にいるか?
鉄男
よしわがった。乾杯しよう。

3人で乾杯すると、鉄男の顔に笑顔が戻りました。その詩をもとに、裕一は一晩で曲を書き上げました。それを廿日市(古田新太)にもっていきました。

裕一
私はとてもいい曲だと思うのですが。他のレコード会社がまだ目をつけていない東北の地方小唄なら話題にもなりやすいかと。
廿日市
そうか。じゃあ、これで作ってみるか。

すると、廿日市はあっさりと答え、裕一のレコードデビューが決まりました。久志が歌うことは、実現しませんでしたが裕一がようやくプロの作曲家としてデビューした瞬間をかみしめました。

裕一さんおめでとうございます。福島のご家族も聞いてくれたらいいね。
裕一
うん。

裕一と鉄男のレコードが発売され、バンブーでお祝いすることになります。音は、希穂子を誘います。音は、希穂子の本心は違うことを気づき誘いました。

裕一、鉄男、久志、音、保(野間口徹)、恵(仲里依紗)がそろったところで乾杯しました。

鉄男
ありがとな。お前が誘ってくれなかったら、また詞を書こうとは思わなかった。
裕一
なんも。初めてのレコードを君と作れてうれしかった。本当は、久志に歌ってほしかったけど、力及ばなくてごめん。でも諦めないから。いつか、3人で必ずレコードだす。福島三羽烏だ。

そこに、希穂子が遅れてやってきました。希穂子は、鉄男にこの前のことを謝りました。

鉄男
この詞を書けたのは、君のおかげだ。一緒に生きて欲しい。

鉄男は、素直な気持ちを希穂子に伝えますが、希穂子は結婚が決まったと誰もがわかる嘘をつきその場を去っていきます。

 

その数日後、音は記念講演の最終選考の舞台にたっていました。「椿姫」の悲運の恋を歌う音の頭の中には、鉄男と希穂子が浮かんで、涙があふれます。環は優しい目で、音を見ていました。

音が帰ってきて、裕一が聞きます。

裕一
音、どうだった?

音は、笑顔で丸をつくりました。音は、椿姫の主役に決定したのです。

裕一
よがった。よがった。

二人は抱き合い喜び合いました。エール第9週のネタバレ,あらすじはここまで。エール第10週のネタバレ,あらすじにつづく。

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2件のコメント

「紺碧の空」の週が終わりました。近江アナが,一人で盛り上がっていましたが、私の弟と,我が娘は「早稲田大学」出身です。私は「明治大学」出身ですが、我が校の校歌と昔の応援歌は「小山田耕三」先生作曲です。そして「第一応援歌と第三応援歌」は「木枯正人」作曲で,学生歌は「村野鉄男」作詞、「木枯正人」作曲、です。ということで、「エール」は、「古山裕一」が主役ですが、どこかで、そのような話がちょっと出てくると良いのですが・・・。ダメでしょうね(涙!)

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