エール29話あらすじ「自分の人生と家族の幸せ」感想

このページは、NHKの連続テレビ小説「エール」の第29話のあらすじと感想をお伝えしています。エールのあらすじと感想を知りたいあなたはご覧ください。

エール28話のあらすじで、小山田(志村けん)がコロンブスレコードに裕一(窪田正孝)を入れるように廿日市(古田新太)にすすめました。

 

エール29話のあらすじは、支店長が鈴木(松尾諭)が結婚することの報告をするところから始まります。エール29話のタイトルは「自分の人生と家族の幸せ」です。

エール29話あらすじ

エール29話のあらすじは、支店長が裕一の同僚である鈴木さんの結婚報告をしているところから始まります。相手は裕一をダンスホールに連れて行ったときに、声をかけてみろと言った人でした。

裕一はそのことを思い出し「あれくらいがちょうどいい」と言っていた鈴木さんの言葉を思い出して口にしてしまいます。

 

支店長は鈴木さんの結婚相手が来ていることに気づいて静にするようにジェスチャーしていましたが、婚約者はしっかりと聞いていて、怒って出ていってしまいました。

音(二階堂ふみ)はレコード会社周りを再び始めていて、光子にアドバイスされた通り強気の交渉で相手の女性を動かすことに成功していました。

 

女性が上司に音の事を伝えに行くと、小山田耕三から裕一を雇うように依頼されていた廿日市が慌てて出てきました。

廿日市はこちらから連絡しようと思っていたと話し、いきなり裕一の報酬について話し始めました。年収3500円でひと月2曲以上の楽曲を提供することを条件に出してきました。

 

音はそれを聞きすぐにその内容で了承します。音は喜多一へ乗り込み、まさ(菊池桃子)に裕一に作曲の道へ進むことを許してくれるよう頭を下げました。

しかし、まさはこれ以上裕一が傷つくのを見たくないと拒否します。音が今現在、裕一が反対されていることで傷ついていると指摘します。

 

しかし、まさはそれは今だけで普通に暮らせばこれ以上傷つくことはないと言って音の話は受け入れてもらえませんでした。

音とまさが話している隙に三郎(唐沢寿明)は銀行へ行きましたが、裕一は茂兵衛に連れられ茂兵衛(風間杜夫)の奥さんが入院している病院に行っていました。

 

茂兵衛の奥さんは意識不明の寝たきりの状態が何年も続いているようで、茂兵衛は裕一の祖父母からずっとこの奥さんを守るために、裕一か浩二(佐久本宝)を養子にしたがっていたようです。

帰り道、雨が降っていたため、茂兵衛は裕一に傘を貸して家に帰します。裕一の後ろ姿を見送る茂兵衛はとても優し気でした。

 

病院の外で待っていた三郎は裕一に音の話をしますが、裕一は他人事のように「自分には関係ない」と言い捨てます。

そして、権藤裕一になる覚悟を決めた裕一は「もう来ないでほしい」と三郎のことも突き放していました。裕一はとにかく養子に行くため銀行の仕事に集中するようになっていました。

 

仕事の合間に裕一は川俣の教会に訪れ、ぼんやりと椅子に座っていました。神父さんが現れて、音が来ていること教えます。

音は神父さんに頼んで裕一に自分と会うか確認してから姿を現しました。そして、コロンブスレコードの契約の話を説明します。

 

裕一ならば絶対にできると音は裕一を励ますように声をかけますが、裕一は断って出ていこうとします。そのやり取りを見ていた鉄男(中村蒼)も裕一に音楽をやるよう説得し始めました。

二人は裕一の曲で自分たちは救われたので、裕一にも幸せになってほしいと願っていました。そして、自分の人生を歩んでほしいと裕一に訴えます。

 

しかし、裕一は黙って教会から出ていってしまいました。自分の人生と家族の幸せのどちらを選択するのか、引き裂かれるような思いで裕一が悩みます。エール29話のあらすじはここまで。エール30話のあらすじにつづく。