リリー・フランキーはどんな俳優なの?

イラストレーターやエッセイストとしても知られ、多方面で活躍されているリリー・フランキーさん。

たくさんの肩書きを持ち、また綺麗な女優さんとの熱愛が報じられるなどモテモテな印象もありますね。そんなリリー・フランキーさんは、どんな俳優さんなのでしょうか?

 

武蔵野美術大学のご出身のリリー・フランキーさんは、NHKアニメ「おでんくん」の作者として知られているとおり、イラストレーターや絵本作家としても活躍されています。

「おでんくん」はほのぼのとしたキャラクターとともに、はっきりした色づかいがとても可愛らしい作品で、おでんの具がキャラになったあったかいコメディです。

 

リリー・フランキーさんの発想力が面白いですね!

また、構成作家や演出家としての活躍、さらに作詞作曲などを手がけるミュージシャンとしての活動もあり、多岐にわたる活躍をされているリリー・フランキーさん。

 

リリーさんを一躍有名にしたのは、自身の経験を元に描かれた、初の長編小説『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』の大ヒットでした。

200万部を突破する大ベストセラーとなったこの作品は「本屋大賞2006」の大賞を受賞し、テレビドラマ化、映画化、舞台化される人気作品として知られています。

 

リリー・フランキーさんは、優しそうな見た目と飄々とした雰囲気が印象的ですが、2013年映画『凶悪』では、サイコパス的な「悪」をもった人物を熱演しています。

原作は実際の事件である「上申書殺人事件」をもとに描かれたノンフィクションということですが、リリー・フランキーさんが演じた恐ろしい人物像に、誰もが現実世界で起こったものとは思えない程です。

 

リリー・フランキーさんは、2013年『そして父になる』をはじめ、2015年『海街diary』や2016年『海よりもまだ深く』など、是枝裕和監督の作品に多く起用されています。

話題になった2018年『万引き家族』は、多くの映画賞で主演男優賞を受賞されたことは記憶に新しいところですね。1年に複数本の映画に出演されるなど、幅広い役柄で活躍されていますね。