光る君へ ネタバレ,あらすじ第42話「川辺の誓い」

このページは、NHK大河ドラマ光る君へ第42話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

光る君へのあらすじ第41話で、三条天皇(木村達成)と左大臣・道長(柄本佑)との間で権力闘争の駆け引きが行われていました。

 

光る君への第42話のあらすじは顕信(佐藤遙灯)が出家したところからはじまります。光る君への第42話のタイトルは「川辺の誓い」です。

光る君へ ネタバレ,あらすじ第42話

顕信(佐藤遙灯)が出家したことを明子(瀧内公美)は嘆きました。そして、道長(柄本佑)に怒ります。

源明子
顕信を返して。返せ、返せ
源俊賢
内裏の中での権力争いから、離れて穏やかになったのでは。
源明子
暖かい衣を届けてあげるように。

1012(長和元)2月、三条天皇(木村達成)は中宮に妍子(倉沢杏菜)、皇太后に藤原彰子(見上愛)にすることを決めました。

三条天皇
中宮太夫に道綱、中宮権太夫に教通とするように。
藤原道長
わかりました。

その1ヶ月後、三条天皇はさらに好き放題やっていきます。

三条天皇
藤原娍子を皇后にする。一帝二后をやり遂げた左大臣だ。異存はあるまい。
藤原道長
大納言の息女が皇后となった例はありませぬ。
三条天皇
そなたがそれを飲まなければ、朕は二度と姸子のところには渡らぬ。渡らなければ、子もできぬ。それでも良いのか。

道長は反論できなくなります。三条天皇の術中にはまってしまっていたのです。

 

道長は、4納言をあつめて対策を考えます。娍子(朝倉あき)の立后の時間に合わせて、姸子の裏内裏入りを計画します。

姸子の方に、多くの公卿を集めることで道長は力の違いを見せつけようと考えたのです。

藤原道長
俊賢、公卿たちへの根回しを頼んだぞ。

 

道長たちの行動を知った三条天皇は、対策を考えました。

三条天皇
姸子の裏内裏入りは夜だから、娍子の立后の時間は昼にしよう。さすれば、公卿たちも両方これるであろう。

しかし、三条天皇の思い通りにはなりませんでした。公卿たちは、立后の時間に集まらなかったのです。藤原実資(秋山竜次)を見て、三条天皇は頼みこみます。

三条天皇
儀式の上卿を務めて欲しい。
藤原さねすけ
上卿は、右大臣か内大臣がする役目ゆえできませぬ。
三条天皇
断られたら、娍子が立后できぬ。頼む。

実資は、引き受けるしかありませんでした。

 

姸子の裏内裏入りの方もトラブルが発生していました。姸子のお供をお願いしていた実資と隆家(竜星涼)が現れなかったのです。

2人は、娍子の立后の後に宴の席についていました。娍子と三条天皇の宴席は寂しく、娍子は自分の行く末を心配することになります。

 

その後、道長は三条天皇に質問しました。

藤原道長
立后されたあとも、藤壺にわたってこないのは何故でしょうか。
三条天皇
渡ったところで、妍子は宴ばかりを開いておる。
藤原道長
お上の寵愛がございましたら、中宮様も変わります。
三条天皇
そういえば、比叡山の僧に石を投げられたそうだな。
藤原道長
馬に乗ったまま山に入ったことに腹をたてられまして。
三条天皇
石が飛んできただけでも、たたりがあるらしい。しっかりと、はらってもらうがよい。

ある日、道長は彰子(見上愛)に呼ばれます。彰子は、中宮になった姸子の評判が悪いことに心を痛めていました。

彰子と話をした後に、道長はまひろ(吉高由里子)の局にやってきます。

藤原道長
帝が妍子様のもとに渡らないのだ。前の帝と彰子様には、「源氏の物語」があった。されど、今の帝と妍子様には何もない。
まひろ
どうすることもできませぬ。物語は、人の心をうつすことができますが、人は物語のようにはいきませぬ。

その後、彰子は道長にお願いします。

彰子
枇杷殿で使う経費を削減してほしい。一条天皇は民に近づくために冬でも薄着を着ておられた。その意思を継ぎたいのです。

私だけでなく、中宮、皇后のかかりも減らせば中宮の無駄遣いも減らせるだろう。

藤原道長
それは、彰子様が決めることではありませぬ。質素にしたければ、勝手になさいませ。かかりについては朝廷できめまする。他にお話がないのであれば、これにて失礼いたします。

その後、まひろの局に寄りますがまひろは為時(岸谷五朗)の屋敷に帰っていたことから会うことができませんでした。その晩、道長は倒れます。

道長の病は回復しなかったことから、辞表を三条天皇に送りました。三条天皇はどうするか迷っていましたが、蔵人頭の源道方に相談します。道方は返すのが先例だとアドバイスしました。

三条天皇
返したくないがのう・・・

彰子は、道長の見舞いに行きました。

彰子
父の病は自分のせいではないかと思っています。敦成が東宮になったときから、私と父上は・・・
源むつこ
皇太后さまは自分が信じた道をお行きなさいませ。父上とて、皇太后さまを誇りに思っておられますよ。

祖母・むつこ(石野真子)の言葉を彰子は複雑な思いで聞いていました。

 

道長が病で倒れてから、都では怪文書が配られていました。その中には、道長が病に倒れていることを喜ぶ者として、道綱(上地雄輔)、実資、隆家、懐平、通任(古舘佑太郎)の名前がありました。

道綱は自分の名前があることにびっくりして、道長のところに釈明に行きますが倫子(黒木華)に追い返されます。

源倫子
症状が重いので、本日はお帰りください。

実資も隆家も名前が挙がっていましたが、騒ぐことはしません。

 

道長は二度目の辞表を送りますが、それも三条天皇が返しました。その後、しばらくして道長は内裏に戻りました。

三条天皇
朕は、そなたがいなければ心細かったぞ。
藤原道長
恐れおおい言葉。
三条天皇
あまり慌てて仕事をすると、また倒れるやもしれぬ。ゆるゆるとな。

公卿たちは、道長の復帰に祝いを述べますが道長に元気はありませんでした。

 

この頃、まひろは筆をとっていません。

賢子
母上は、いつも私のことなどほっぽりだして何かを書いてたわ。書かない母上は、母上でないみたい。
まひろ
出家でもしようかしら。
賢子
あなたには好きな人もいるし、心配することもないもの

ある日、もずひこ(本多力)がまひろを訪ねてやってきました。

もずひこ
殿様の病状が思わしくなくて、殿様に生きる力をあたえられるのは、まひろ様しかいません。会ってください。

頭を下げられたまひろは、道長の別邸を訪ねました。二人で川辺を歩きながら話をします。

藤原道長
もはや、誰も信じられぬ。お主のことも。
まひろ
私とのお約束のことは、お忘れください。
藤原道長
お前との約束を忘れれば、俺は終わる。それで、帝もみんなも喜べばよいが。。。
まひろ
ならば、私も一緒に参ります。源氏の物語を書き終え、彰子様もたくましく育ったことを考えると、私の役目はもうありませぬ。
藤原道長
お前は、俺より先に死んではならぬ。死ぬな。
まひろ
ならば、道長様も同じでございます。道長様が生きてくれれば、私も生きていけます。

道長と新たな約束をしたまひろは、再び「源氏の物語」を書きはじめました。光る君の死後の世界を記しはじめたのです。

光る君へ第42話のネタバレ,あらすじはここまで。光る君へ第43話のネタバレ,あらすじにつづく



あなたにおススメのページ

光る君へ第43話ネタバレ,あらすじ
光る君への公式ブックはコチラ
おむすび,ネタバレあらすじ吹き出し
光る君へ見逃し配信はコチラ
光る君へネタバレ,あらすじまとめ



error: Content is protected !!