このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第115話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。
虎に翼のあらすじ第114話で、優未(毎田暖乃)がのどか(尾碕真花)の態度に腹を立てて、星家から出ていきましたがのどかが謝りました。
虎に翼のあらすじ第115話は、桂場(松山ケンイチ)が最高裁判所の判事の一人に任命されるところからはじまります。虎に翼第115話のタイトルは「原爆裁判の判決」です。
虎に翼あらすじ第115話
桂場(松山ケンイチ)が最高裁判所の判事の一人に任命されました。桂場は、梅子の作ったものを食べて拍手しました。
竹もとに道男(和田庵)がやってきました。
月日は流れて、1963年(昭和38年)12月、ついに「原爆裁判」の判決の草案を判事補が作成します。
寅子は、家で考えていました。
百合(余貴美子)は、そういって泣き出します。
そして、原爆裁判の判決が言い渡される日がやってきました。
当時、民事裁判で主文後回しにして理由を読み上げるのは異例の出来事でした。
国家は自らの権限と責任において開始した戦争により、国民の多くの人々を死においやり、障害を負わせ不安な生活においやったのである。
原爆被害が甚大なのは、一般な災害の比ではない。国が十分な救済策をとることは他言を要しないだろう。それは裁判所ではなく、国会及び内閣に置いてなさなければならないことである。
それでこそ、原爆被害者全般を救済できるのである。主文、原告らの請求を棄却する。訴訟費用は、原告らの負担とする。
原爆裁判は、国側の勝訴で幕を閉じました。虎に翼第115話のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第116話のネタバレ,あらすじにつづく。
虎に翼第115話の感想
虎に翼第115話のあらすじでは、梅子が桂場の試験に合格して「竹もと」を継ぐことになります。また、笹寿司を継ぐことに不安を抱えていた道男と一緒にすることに。
また、長い期間かかっていた「原爆裁判」の判決が下されました。結果としては、国側の勝訴になるというストーリーでした。
ようやく梅子が桂場の試験をクリアしましたね。しかし、道男と一緒に店をするっていう流れになるとは思っていませんでした。
原爆裁判の方は、原告になかなか厳しい判決でした。今もよくある、高度な政治は裁判所で判断しないってやつでしたね。
もちろん、主文後回しで裁判官が原爆投下が国際法違反であることは伝えました。でも、結果は賠償できない。裁判費用も原爆の被害者の方が出すことになってしまいます。
国際法違反なのであれば、賠償責任があるような気がするんだけど・・・内閣や国会に被害救済を求めるって言っても何か強制力があるわけでもありません。
個人的には、原爆投下が国際法違反で戦争犯罪なのであれば賠償責任を認めるって判断をして欲しかったなって思います。もちろん、史実があるので難しいかもしれませんが。
結局、裁判所が逃げているような気がしました。結果だけ見てしまうと、国からの圧力があったのかな。そんなことを思ってしまいました。
当時は、SNSがあったわけではありません。なので、新聞やテレビの報道だけってことになるでしょう。報道機関が正しく報道してくれていればいいんですが。
今のような情報統制時代であれば、裁判所も結局は独立性ないよね。国の圧力があったんだろうなって思ってしまいます。
虎に翼の中で、かなりの長い間この「原爆裁判」に費やしてきたので脚本の方が訴えたかった部分があるのだと思います。
それが正しく伝わっているのかなって、ちょっと疑問に感じました。虎に翼第115話の感想はここまで。虎に翼第116話の感想につづく。
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