虎に翼あらすじ第128話「判例変更」

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第128話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第127話で、逮捕されていた美雪(片岡凛)は不処分になりました。寅子(伊藤沙莉)がしっかり話を聞いたからです。

 

虎に翼のあらすじ第128話は、尊属殺人の重罰規定の判決の日からはじまります。虎に翼第128話のタイトルは「判例変更」です。

虎に翼あらすじ第128話

昭和48年(1973)4月、美位子(石橋菜津美)の判決の日に寅子は朝早く山田轟法律事務所に行きました。

寅子
どうしても応援してるって伝えたくて。
よね
もう時間だ。
美位子
ねえ、トラちゃんさん。私、もし勝てたらどうなるんですか。
寅子
執行猶予がついて、あなたはすぐに社会復帰できる。
美位子
でもそれっていいんでしょうか。私、人を殺したんですよ。今でも、締め上げた感触が手に残ってるんです。毎晩、夢を見て辛くて逃げ出したくて。服役した方が気が楽なんじゃないかって思って。
寅子
あなたのできることは、生きてできる限りの幸せを感じることよ。
美位子
はい

そして、判決が下されます。

桂場
主文、原判決を破棄する。

美位子の主張は認められて、寅子の予想通り執行猶予がつきました。昭和25年の合憲判決から23年の期間を経て判例が変更されました。

翌月、桂場は定年を迎えます。そこで、退任のあいさつを寅子はテレビで見ます。

桂場
激流の中の巌に徹してまいりました。私が去った後も、次の長官が。裁判官が法の下の平等を守っていくことを期待する。

少年法改正の審議は、尊属殺人の重罰規定の違憲の後も継続されていました。意見は相変わらず、平行線をたどっていました。

寅子
首相も法務大臣も変わりました。言い出しっぺがいないのに、なんのために議論するのですか。不毛な議論はやめて、今日は子どもたちのために愛を語り合いませんか。
小橋
稲垣
寅子
そう愛。ねえ、ライアンさん。

最終的に、少年法の年齢の改正は見送られました。

 

美位子は、新潟に移り住むことを決めました。よねが美位子のことが忘れられるまで働き口を紹介していたのです。

美位子
何年か働いてお金が貯まったら、また別の土地で働こうと思う。今度は、自分の力だけで。その時は手紙書きますね。
寅子
困ったことがあったら、いつでも連絡して。
美位子
トラちゃんさんも、よねさんも優未さんも人生に失敗したことがない人はかっこいいな。
優未
私は失敗しているよ。大学院中退して、フラフラしてるだけだから。
寅子
美位子さんも優未も人生失敗なんかしてない。優未がもし失敗したと思っているなら、育て方間違った私のせい。自分を責めて辛くなるなら、周りのせいにして。失敗なんかじゃ絶対ない。
優未
ごめんなさい。お母さんすぐに熱くなって変な方向にもっていってしまうの。
美位子
いえ、すごく嬉しいです。

その後、優未は美位子を送って寅子は一人になります。寅子は、余計なことを言ってしまったと思って優三(仲野太賀)の写真に話しかけます。

寅子
根本的に、私向いてないんだわ。

虎に翼第128話のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第129話のネタバレ,あらすじにつづく



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