このページは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第26週のあらすじ,ネタバレを吹き出し(会話形式)でお伝えしています。
虎に翼のあらすじ第25週で、美佐江(片岡凛)が残した最後の手帳を寅子(伊藤沙莉)は見せてもらいました。
虎に翼のあらすじ第26週/最終週は、尊属殺人の重罰規定の裁判で上告が行われるところからはじまります。虎に翼第26週のタイトルは「虎に翼」です。
目次
虎に翼 ネタバレ,あらすじ第26週
ここでは、朝ドラ「虎に翼」の第26週/最終週のネタバレ,あらすじを1話ごとにおおまかにお伝えしています。詳しい内容はリンク先をご覧ください。
126話「よねの弁論」
昭和47年(1972年)に美位子(石橋菜津美)の尊属殺人の重罰規定を争う最高裁の大法廷で行う日が近づいてきました。
弁論に立つ、よね(土居志央梨)対してのアドバイスでした。
よねは、いつもよりも少し弱気でした。
家で寅子は、美佐江(片岡凛)のことを航一(岡田将生)に打ち明けました。
航一はそういって、寅子に指をさしました。
二人の会話が終わったところで、朋一(井上祐貴)が入ってきました。朋一は家具職人になることを決めたという。
5月、大法廷が開廷しました。注目の裁判とあって傍聴席は満席です。その中で、よねはしっかりと簡潔に論点を述べました。
暴力行為だけでも許しがたいのに、鬼畜道に走った父親を尊属として扱い保護する必要があるのでしょうか。
もし、今なお尊属殺人の重罰規定が憲法14条、法の下の平等に反しないのであれば無力な憲法、無力な司法、無力なこの社会を嘆かざるえない。
寅子はよねさんらしいと微笑みました。
127話「美雪と美佐江」
美雪(片岡凛)は再び事件を起こして、逮捕されて家裁に送致されてきました。
美雪はケラケラ笑って答えます。
美雪はナイフを出して言います。
せめて、白旗を振っていただけませんか。母も娘も異質で、救うにも値しない。
もっと話をするべきだった。美雪さん、私はもうこんなこと繰り返したくないの。諦めたくないのよ。
もうあなたは、お母さんのマネしなくていいの。特別にならなくていい。親にとらわれる必要も縛られる必要もないの。そのうえで、どんなあなたでいたいのか考えて欲しいの。
美雪は、ナイフを捨てて去っていきました。美雪は民間の施設で、試験観察になります。最終的に、美雪は祖母・佐江子と一緒に暮らしたいという美雪の希望をかなえ不処分になりました。
128話「判例変更」
昭和48年(1973)4月、美位子(石橋菜津美)の判決の日に寅子は朝早く山田轟法律事務所に行きました。
そして、判決が下されます。
美位子の主張は認められて、寅子の予想通り執行猶予がつきました。昭和25年の合憲判決から23年の期間を経て判例が変更されました。
翌月、桂場は定年を迎えます。そこで、退任のあいさつを寅子はテレビで見ます。
美位子は、新潟に移り住むことを決めました。よねが美位子のことが忘れられるまで働き口を紹介していたのです。
その後、優未は美位子を送って寅子は一人になります。寅子は、余計なことを言ってしまったと思って優三(仲野太賀)の写真に話しかけます。そこに優未が帰ってきます。
寅子は、泣きながら優未を抱きしめました。
129話「裁判所所長就任」
少年法改正の審議は、尊属殺人の重罰規定の違憲の後も継続されていました。意見は相変わらず、平行線をたどっていました。
最終的に、少年法の年齢の改正は見送られました。
翌年春、寅子は横浜家裁の所長に栄転が決まります。女性初の裁判所所長です。すぐに花江(森田望智)に報告に猪爪家に行きます。
そして、2人で一緒に台所で夕飯を作ります。
横浜家裁所長就任の朝、新しいスーツに身をまとっていました。
離婚してからの方が、朋一と真紀の仲が良いことに寅子は不思議に感じます。
翌晩、寅子をお祝いするために明律大学の女子部のメンバーが「笹竹」に集まります。航一も遠慮しながら参加しました。
みんなでわいわいやっていると、そこに偶然にも桂場(松山ケンイチ)がやってきます。
最終回「これが噂の最終回」
お盆になると、優未はコーヒーとトーストをソファーに座って食べます。優未一人なので、だいたいここが食卓の代わりになります。
平成11年(1999)、佐田寅子が亡くなってから15年が経過していました。その日、テレビから「本日より男女共同参画社会基本法が施行となります。」とニュースが流れます。
寅子は、子供のため、家庭のために裁判官としての人生を駆け抜けました。
優未は、寅子、優三、百合(余貴美子)、星家の家族写真に声をかえて家を出るのが日課です。
50代になった優未は、雀荘、着付け教室、茶道、寄生虫研究雑誌の編集、「笹竹」の手伝いと忙しくすごしていました。
優未はソファーに転がり込んで、寅子の写真をじっと見ました。寅子の人生とはまるで違う自分の人生に後悔はありません。しかし、あまりに違いすぎるので時々落ち込むことがありました。
その日は、星家に行くことになっています。そのため、笹竹に行って帰る途中です。
その後、優未は星家に行きます。
この頃、航一は一人で老人ホームに入っていました。優未たちがいくら誘っても一人で老人ホームに入りたいと入っていたのです。
優未がいなくなって、航一は寅子と会話します。
時は、横浜家裁の所長に就任のお祝いを笹竹でしている時に戻ります。寅子は桂場がだんごを食べ終わるころ合いを見て話しかけます。
人が人らしくあるための尊厳を運ぶ船。社会に飲み込まれないようにするための船です。
その言葉に、よねたちが睨みます。
寅子はニコニコしながら・・・
寅子は席に戻った後に、法律談義をはじめます。寅子は楽しくって大笑いします。
寅子は驚いて振り返ります。
寅子は幸せいっぱいでいいました 完
次の朝ドラ「おむすび」は、正直不動産などで有名な根本ノンジさんの書下ろしのオリジナルストーリー。おむすびの由来は、ヒロイン結(橋本環奈)のあだ名です。
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