小柳ルミ子(由羅/ゆら役)

このページは、2018年の大河ドラマ「西郷どん」の由羅ゆら)役のキャスト小柳ルミ子(こやなぎるみこ)さんについて紹介します。

 

また、西郷どんの中で小柳ルミ子さんが演じる由羅がどんな役どころで見どころがどこにあるのか等を後半に詳しくみていきたいと思います。

 

少しだけご説明すると、由羅は悪役という位置づけになると思います。昔の時代劇に欠かさない悪代官のようなイメージになります。

 

詳しい内容については後半をご覧ください。その前に、まずは小柳ルミ子さんがどんな女優なのか。これまで、どんな活躍をしてきたのかを見ていきたいと思います。

 

小柳ルミ子はどんな女優なの?

小柳ルミ子(こやなぎるみこ)さんは、1952年7月2日生まれの65歳(2017年11月現在)で、福岡県福岡市出身の女優です。小柳ルミ子さんは、女優の他にも、「rumico」の名前で歌手として活躍しています。

 

元々歌手になりたかった小柳ルミ子さんは1970年頃に、渡辺プロダクションに出された条件である宝塚音楽学校を首席で卒業することを見事クリアし、歌手として晴れ舞台に立つチケットを勝ち取りました。

 

歌手としてデビューした後は華々しい功績を数多く上げ、デビュー曲「私の城下町」では、第13回日本レコード大賞最優秀新人賞に輝きました。他にも様々なヒット曲を世に放ち日本歌謡大賞などの賞も受賞しました。

 

そんな歌手として素晴らしい功績を持つ小柳ルミ子さんですが、女優としても数多くの功績残しています。1982年に公開された映画「誘拐報道」ではキネマ旬報賞助演女優賞、第6回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しました。

 

また、1983年に公開された映画「白蛇抄」で披露した圧巻の演技では、第7回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に見事輝いています。

 

インターネット上で小柳ルミ子さんの演技について調べてみると、“魅せる演技に重厚感があって、かつ繊細さがあって綺麗”など好評な意見が多かったです。

 

名誉ある賞を受賞しているだけあって、小柳ルミ子さんの演技は、多くの人を魅了するだけの力を持っています。その演技力を出し惜しみせず、どの作品においても全力で取り組んでいらっしゃるからこそ、このような結果が生まれているんだろうと思います。

 

歌と演技のどちらにおいても人の心をしっかりと掴む魅力あふれる小柳ルミ子さんの活躍を大河ドラマの中でも楽しみにしたいと思います。





西郷どんの由羅の見どころ

西郷どんの中で、小柳ルミ子さんが演じる由羅は島津斉興(鹿賀丈史)の側室になります。男子を産んだことで、やがて力をもつような存在になるのが由羅なのです。

 

島津斉興は、側室ではありますが由羅のことを溺愛します。それも由羅が力をもつ大きなきっかけです。こどもの島津久光(青木崇高)がかわいいために、由羅が首を突っ込むことが増えます。

 

島津斉彬(渡辺謙)のことをうとみ、由羅がお家騒動を起こします。なので、大きな見どころとしてはどんな由羅の腹黒い感じの部分ですね。ブラックなところがどんな形で表現されるのか。

 

ただの斉興の側室から、力をつけていった経緯を見ていくと楽しめると思います。島津家のお家騒動と西郷隆盛(鈴木亮平)らがどのように巻き込まれていくのかも楽しみなところになります。

 

島津家は、西郷どんの序盤の中ではとても重要なところです。その中で、この由羅の存在がとても大きくなっています。なので、ストーリー上で欠かせない存在になると思います。

 

西郷どんの中で、ちょっと悪い役がキャスト小柳ルミ子さんっていうのがナイスなキャスティングだなって思います。意地悪な感じがとても似合いそうで楽しみですね。

 

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