青天を衝け第2話ネタバレ,あらすじ「栄一、踊る」

このページは、NHKの大河ドラマ「青天を衝けせいてんをつけ」の第2話のネタバレ,あらすじを吹き出し、会話形式でお伝えしています。

青天を衝け第1話のあらすじで、栄一(小林優仁)たちは捕らえられた罪人がいた場所に行き、なんとか脱出しました。

 

青天を衝け第2話のあらすじは、栄一が9歳になって家業のことを学ぶところから始まります。青天を衝け第2話のタイトルは「栄一、踊る」です。

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青天を衝け ネタバレ,あらすじ2話

嘉永元年(1848)、栄一は9歳になり少しずつ家業の藍玉づくりを学んでいました。父・市郎右衛門(小林薫)は、各地の藍畑を周り、葉の出来栄えを確認し、アドバイスをしています。

そのため、父は農家の人たちから「目利き」の名人として尊敬され人望もありました。この頃の栄一は、喜作(石澤柊斗)と一緒に、尾高家に行くことが多かった。

 

2人は、尾高家にある本を読みたかったので、新五郎(田辺誠一)を訪ね足繫く通っていたのでした。新五郎の部屋に積まれた本の中で、栄一は「論語」を選び読みます。

わからない所は、新五郎が丁寧に教えてくれるので、栄一は何も気にすることなく読書を楽しみます。

 

そんなある日、岡部藩から代官が渋沢家を訪ねてきました。村のまとめ役をしている渋沢家には、時々、代官がやってきます。

その際、いつも渋沢家はおもてなしを行います。この日も、まさ(朝加真由美)が指揮をして女衆が料理を行い、宗助(平泉成)と市郎右衛門が接待します。

 

その席で、代官の一人の利根吉春(酒向芳)が言いました。

利根吉春
この度、岡部藩の若殿さまの御乗り出しが決定した。そのため、道を整えなければならない。6月吉日の10日前後に100人ほどの人手と御用金20000両を用意せよとの申しつけじゃ。
宗助
喜んで、お受けいたします。

しかし、市郎右衛門は黙って聞き入れることができませんでした。

市郎右衛門
恐れながら、お代官さま。その時期は、この村で一番人手が足りない時期で他の村から人を借りてきております。御用金は、用意いたします。ただ、人数については減らしてもらえませんか。

しかし、この市郎右衛門の言葉に利根は激怒します。市郎右衛門は、すぐさまひれ伏し利根の言う通りのまま人の量も受け入れました。

栄一は、その様子を見てやりきれない想いを抱えていました。

栄一
なんで、とっさまがあんなに頭を低くしなければならないんだ。
喜作
それは、仕方ないよ。いくら稼いで働いても、渋沢家は、百姓だからな。

 

この頃、将軍・家慶(吉幾三)は、慶喜(草彅剛)のことを偉く気に入っていました。

家慶
どうじゃ、この屋敷の住み心地は?
慶喜
はは、家の者もよく仕え、水戸よりも気候がよく暮らしやすく存じます。

慶喜は、そのように答えましたが内心は水戸の暮らしを懐かしんでいました。

 

水戸の領民たちは、隠居させられた斉昭(竹中直人)の復帰を願っていました。斉昭自身も、政にもどりたいと考えていました。そのために、慶喜を頼りにしていたのです。

 

血洗島村では、毎年、藍を刈り入れた後に祭りを行っていました。栄一は、獅子舞を踊ることを楽しみにして、練習に励んでいました。

しかし、宗助が村人たちに言います。

宗助
今年は、祭りを中止する。人足も、刈り入れもとあっちゃあ、どうしても祭りに人が足りない。みんな、悪いが力を貸してくれ。

村人たちは納得しましたが、栄一は納得がいきませんでした。

栄一
俺は、獅子が舞てえ。おじちゃんも、祭りは大事じゃと言ってたじゃないか。
市郎右衛門
何もわかっとらんもんが、偉そうに言うな。

市郎右衛門は、そう栄一を叱りました。栄一は、その後、神社の境内で千代(岩崎愛子)に打ち明けました。

栄一
大人の言うことは、よくわかんねえ。だけんど、父さまも悲しい顔してた。
千代
千代は、はやく大人になりたいんです。はよう、大人になって、もっと母様や兄さまの役に立ちたいんです。

この千代の気持ちに栄一は感心します。自分は、獅子が踊れないことに腹を立てたが千代は家族のことを思いやっていたからです。

栄一
みんなが嬉しいのが一番なのに、どうしてうまくいかないんだべな。

 

そして、村の一番忙しい時期がやってきました。女性は、夜明け前から藍を刈り養蚕の仕事に励みます。子どもたちは、それを手伝います。

男性は、代官に言われた人足を行い、夜は野良仕事をしていました。そんな日が、何日も続きます。やがて、人足の仕事が終わりました。

 

市郎右衛門たちが男衆と村に帰ると、栄一たちが獅子舞を踊り出迎えます。祭りは中止になったが、せめて獅子舞をと喜作と一緒に計画したのです。

子どもたちが獅子舞を踊るのを見て、大人は喜び一緒に踊り、やがて酒盛りも始まりました。笑顔の大人たちを見て栄一は、誇らしい気持ちでいっぱいでした。

 

それから、4年がたちました。嘉永5年、新五郎は惇忠と名を改め、村で剣術を教えています。

惇忠
水戸さまは、太平の世はすでに終わったと仰せになった。これからは、百姓といえど剣の心得は欠かせねえ。

弟の長七郎(満島真之介)は、たくましく成長し剣術は惇忠よりもうまくなっていました。青年になった栄一は、喜作と供に剣術の稽古に励みます。

また、本も大好きで、本を読みながら歩いていた栄一は、溝に落ちて着物を汚します。そのことで、市郎右衛門に叱られます。

市郎右衛門
読書は、悪いことじゃねえ。しかし、朝夕ご飯も食べずに仕事も忘れて没頭するのは、もってのほか。このままでは、家業を継がせるわけにはいかねえ。
栄一
父上、待ってください。俺に継がせてくれ。そう思って、家業を学んできたんだに。
市郎右衛門
いいか、栄一。藍の葉は、手間暇かければかけただけ、いい青が出るんだ。手を抜くやつに、決していい青はだせねえ。
栄一
わかったに。もう、手は絶対にぬかねえ。

 

その頃、将軍・家慶はひ弱な家祥よりも、慶喜のことを可愛がるようになっていました。そのため、大奥でも慶喜が世継ぎになるのではと噂がたちます。

老中・阿部正弘(大谷亮平)もまた、慶喜を将軍へとひそかに考えていました。諸外国に攻め込まれるなどのことが起これば、一つにまとめられるような将軍が必要。

 

一つにまとめる役として、慶喜が適任だと考えたのです。しかし、江戸の中では斉昭のことを嫌っているもが多い。

阿部正弘
うごき出すには、まだ早い。

そう阿部正弘が川路聖謨(平田満)に話していると、使者がやってきます。その手紙の中身は、メリケン(アメリカ)艦隊が来年、やってくる。と書かれていました。

 

総大将は、ペリーでした。青天を衝けせいてんをつけを第2話ネタバレ,あらすじはここまで。青天を衝けを第3話ネタバレ,あらすじにつづく。

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