青天を衝け第26話ネタバレ,あらすじ「篤太夫、再会する」

このページは、NHKの大河ドラマ「青天を衝け」の第26話のネタバレ,あらすじを吹き出し、会話方式でみていきます。

青天を衝け第25話のあらすじで、栄一(吉沢亮)たち一行が日本に帰ってきました。そして、栄一は実家のある血洗島村に6年ぶりに向かいます。

 

青天を衝け第26話のあらすじは、栄一が実家に帰るところから始まります。青天を衝け26話のタイトルは「篤太夫、再会する」です。

青天を衝け ネタバレ,あらすじ26話

栄一は故郷の血洗島村に向かいました。その途中で、長七郎(満島真之介)と語り合う夢を見ました。変わり果てた日本にやりきれない思いを栄一は語ります。

栄一
倒幕を目指したたのが幕府に仕え、あげく幕府が倒された。世話になった多くの者が亡くなり、もう主もいねえ。俺は、この先どうすればいいんだ。
長七郎
前を向け。俺たちが憤慨していた世の中はつぶれたぞ。この先こそがお主の励みどころだろう。

夢の中の長七郎は、栄一のことを笑顔で励ましました。

 

栄一たちは、血洗島村に着くと父・市郎右衛門(小林薫)や千代(橋本愛)たちが出迎えてくれました。栄一は、うたの成長を喜び抱き上げました。

千代
おかえりなさいまし。

そう言って涙ぐむ千代を栄一は抱きしめました。そして、家の中から母・ゑい(和久井映見)や妹・てい(藤野涼子)姉・なか(村川絵梨)もやってきました。

みんながわきあいあいと和やかな雰囲気で話していたところ、ていが栄一に言います。

てい
兄さまが平九郎さんを見立て養子なんかにしなければ、平九郎さんは村で普通に暮らしていたのに。。。

ていは、幼なじみの平九郎のことをずっと思い続けていました。だから、平九郎が武士になり新政府軍に殺されたことが受け入れられなかったのです。

栄一は、自分の責任を感じて尾高家に謝罪に行こうとします。そして、宗助(平泉成)から悲しい現実を聞かされます。

宗助
赦免されて戻ってきた長七郎は、心身共に衰えており先月亡くなった。だから、尾高家は、今みな前橋の親類の家に身を寄せておるそうだ。

栄一は、衝撃を受け自分の責任を感じます。その晩、栄一が帰ってきたことを祝い宴が用意されました。栄一は、うたを膝にのせ明るく振舞いました。

宴が終わり、よやく千代と話をすることができるようになります。千代は、実の弟・平九郎に言い聞かせていました。

千代
お前は、もうお武家様だ。なにがあっても栄一さんに代わり、忠義を尽くすのですよ。

そして、栄一に詫びます。

千代
平九郎が亡くなったのは、自分のせいだ。

千代はそう自分を責めます。

栄一
いんや、悪いのは俺だ。幕臣になることがこんなことにつながるなんて、想像もできなかった。お前は悪くない。悪いのは俺だ。

栄一がそういっても、千代は泣き続けました。

 

その後、栄一は尾高家の跡地に行きました。すると、惇忠(田辺誠一)が来ていました。栄一を見て帰ろうとする惇忠を栄一が呼び止めます。

惇忠
戦で死ぬことも、忠義を尽くすこともできなかった自分は、誰に会わす顔もない。
栄一
今となっては、武士になったのは道を謝ったとしかいいようがねえ。パリに行ってようやくわかったんだ。銃や剣で戦をするんじゃねえ。藍を売り、畑を耕し、みなで働くことが俺の戦い方だったんだ。

そして、栄一はかつて惇忠と一緒に藍を売りに行った際によんだ詞を振り返ります。

栄一
俺は、己の力でたっている。そして、青い天にこぶしを突き上げている。

山頂で読んだ詩、この時に初めて栄一は目の前の道が開けたと感じました。そして、自分の手でこの国をよい国にするんだと誓いました。

栄一
俺は、もう一度前に進みたい。生きてる限りすすみたい。だから兄いも・・・
惇忠
ああ、そうだな。そうだ・・・。

その晩、栄一は市郎右衛門に聞かれます。

市郎右衛門
今後、どうするつもりだ。
栄一
喜作のように、箱館に行き新政府軍と戦う気はない。新政府で働くことを誘われているが、そのつもりもない。
市郎右衛門
じゃあ、どうするんだ。
栄一
かつての攘夷の志士も今や新政府の偉い役人だ。東京を我が物がおで歩き、町人をいじめ、商家に酒をださせてる。私は、幕臣となったものですからそんなみっともないことはしない。ますは、駿府の上様のところに行きますが、その後のことは決めていません。
市郎右衛門
上様にあってどうする。
栄一
パリで国を強くする要は商いであると会得しました。商売をはじめるか百姓をするか、先の上様にあって決める所存です。

その言葉に、市郎右衛門は喜びます。そして、一言だけ言います。

市郎右衛門
どんな道を進むにせよ、道理だけは踏み違えてはいけないぞ。

そして、栄一は市郎右衛門に100両のお金を渡しました。

栄一
家を出るとき、とっさまは百両くださった。それを今、お返しするというわけではありません。ただ、故郷に錦を飾るには遠い身にて、せめてもの土産とおもい受取りください。

そして、市郎右衛門はその受け取ったお金をすぐに、千代に渡しました。

市郎右衛門
6年もの間、辛さに耐えて家のために働いてくれた褒美だ。
ゑい
ありがとうね。

2人のやさしさに、千代は涙を流しました。そして、栄一は進むべき道が決まれば今度こそ千代とうたと一緒に暮らすことを約束しました。

そうして、わずか3日だけの実家から栄一は駿府に向かいました。

 

栄一は、駿府城ないにある駿府藩を訪ねました。大久保一翁と平岡準蔵にパリや欧州を回った報告と収支目録を渡します。

そして、昭武(板垣李光人)から慶喜(草彅剛)への手紙を渡します。

栄一
私から直接、上様に帰国の報告をしたいのですが。

しかし、平岡は慶喜は誰とも会いたがっていないと話します。大久保は一応、話はしておくと言ってくれます。

その数日後、栄一は宝台院に呼ばれます。そこには、過去の慶喜の輝きはなくやつれていました。

栄一
民部公子はこの2年で大きな成長をしました。旅の様子を渋沢が余すことなく話させていただきます。

そして、栄一が話していると慶喜に笑顔が浮かびます。

慶喜
渋沢よ。昭武が障りなく帰国できたのも、そなたのおかげじゃ。礼をもうす。

そういって、慶喜はその場を去ります。

栄一
上様、どんなに無念だったことでしょう。

栄一が呼び止め話しますが、慶喜はそのまま去っていきました。青天を衝け26話のネタバレ,あらすじはここまで。青天を衝け27話のネタバレ,あらすじにつづく

 

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