青天を衝け第34話ネタバレ,あらすじ「栄一と伝説の商人」

このページは、NHKの大河ドラマ「青天を衝け第34話ネタバレ,あらすじを吹き出し形式、会話方式でお伝えしていきます

青天を衝け第33話のあらすじで、西南戦争が終わってしばらしくて、大久保利通(石丸幹二)が暗殺されました。

 

青天を衝け第34話のあらすじは、大隈重信(大倉孝二)がさらに権力をもつところからはじまります。青天を衝け第34話のタイトルは「栄一と伝説の商人」です。

青天を衝け ネタバレ,あらすじ34話

大久保利通が暗殺されると、大隈重信が政府の最高実力者となりました。大隈は、政府紙幣の明治通宝を大量にバラマキ、西南戦争の戦費を賄おうとしました。

栄一はその政策を批判しました。大隈を訪ねて言います。

栄一
大隈さん、お金を大量に刷っても信用が落ちれば価値は下がります。逆に物価が上昇すれば、市民は苦しみます。

しかし、大隈はそんな栄一の話に耳を傾けませんでした。実際に、大隈が行った金融緩和で一時的に景気が良くなりました。

そのため、栄一の元に銀行を作りたいという人がたくさん相談にやってきていました。しかし、それは金儲けのためのもので栄一はもっと国益を考えるように訴えました。

 

この頃、大隈と伊藤博文(山崎育三郎)はイギリスのパークスに会い、関税が安すぎると条約の改正を求めますが、議会がない日本で世論は把握できないと言われてしまいます。

そのため、伊藤は栄一、喜作(高良健吾)などを集めて言います。

伊藤博文
日本も世論をあつめなければならない。そのため、商人の会議所をつくってほしい。
喜作
今、そんな余裕はない。

そう批判するが栄一は、伊藤の意見を快諾します。

栄一
政府のためじゃない。民のため、日本のために商人の会議所を作ろう。

こうして、今の商工会議所にあたる「東京商法会議所」の設立を呼びかけ、有力商人たちがこれにこたえられました。

しかし、三菱の岩崎弥太郎(中村芝翫)は気が進まないので五代(ディーンフジオカ)に相談しました。五代は、栄一のやっていることを高く評価しました。

五代友厚
さすがは、渋沢君じゃ。自分も早く大阪に商法会議所をつくらねば。商人同士が手を携えなければ、欧米に勝てるような商売はできない。

五代が栄一を絶賛するので、岩崎弥太郎は栄一に興味を抱きました。

 

その頃、渋沢家には栄一を慕う若者たちが集まって住み込むようになっていました。しかし、その若者たちが変な噂を聞いたという。

栄一が米を買い占めているという噂です。栄一の活躍を妬み噂が広がっているのだが、中にはそれを真に受け栄一を襲おうと考えるものまで出ているという。

千代
豊かな暮らしをしていれば、恨まれるのも当然です。
栄一
今の政府は、貧しいものは己の努力が足りないとと政府は、一切かかわりないとしている。でも、貧しいのが多いのは政治のせいだ。

栄一は、東京養育院の運営にかかわっていました。病人や貧困者を救うためです。しかし、入居者はどんどん増える一方で、寝る場所と食事で精いっぱいでした。

すると、千代は養育院に自ら足を運び、着物を縫い裁縫を教えて母のように接しました。千代のやさしさに触れて泣く子どもたちもいました。

栄一
毎月、子どもたちに会いに養育院に通おう。

千代もまた、養育院にたびたび訪れ子どもたちの世話をするようになりました。

 

8月に入り、栄一は岩崎弥太郎に宴席に誘われます。弥太郎も元々、百姓出身であり栄一とその点で共通していました。

しかし、弥太郎は栄一が話す合本主義に対して懐疑的な見方をしていました。そして、弥太郎は栄一と組んで日本の実業を意のままにしたいと協力を願いでます。

栄一
事業は、国富国民のためのもの。皆が豊かにならなければ意味がないんだ。

そういって、弥太郎の申し出を断って帰ろうとする栄一ですが、強引に引き止められてしまいます。すると、見覚えがある女性に手招きされます。

平岡円四郎(堤真一)の妻・やす(木村佳乃)でした。

やす
今、私は芸者たちに三味線を教えており、聞けば今日の宴席に渋沢が訪れると聞いて様子を見にきたんだ。
栄一
もう帰りたいのですが相手が強引で。
やす
裏口から逃げればいいよ。おいで

そういって、栄一が去りかけた時にやすがいいます。

やす
ちょっと、待った。町で貧しいおもいしているもんはみんな言ってるよ。徳川の方がまだましだったって。いい世にしておくれよ。あの人のためにも。
栄一
はは。粉骨砕身いたします。

栄一は円四郎のことを思いだしながら答えました。

 

弥太郎は栄一と手を携えることはなかったが、地方の運輸業を買収していき事業はどんどん拡大していきました。

一方、栄一も東京瓦斯局や東京証券取引所を設立し、地方銀行を設立するための資金を工面するなど事業を拡げていきました。

 

明治12年のある日、岩倉具視(山内圭哉)と伊藤博文(山崎育三郎)が栄一の元を訪れてきました。

岩倉具視
岩倉使節団で訪米した時に、アメリカ大統領グランドが来日する。そのため、官民で盛大にもてなし、安政の5か国条約を改正する糸口にしたい。
栄一
官と民が一つになって前大統領をもてなすことができれば、日本は世界の一等国と認められる。新しい日本の力を外国に示しましょう。

こうして、官民一体で歓迎する準備がスタートしました。青天を衝け第34話のネタバレ,あらすじはここまで。青天を衝け第35話のネタバレ,あらすじにつづく



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