このページは、NHKの大河ドラマ「青天を衝け」の第36話のネタバレ,あらすじを吹き出し、会話形式でお伝えしていきます。
青天を衝け第35話のあらすじの最後に、栄一(吉沢亮)たちは三菱が船会社に競合がいないのは日本のためにならないと考え合本で船会社を作ることを決めます。
青天を衝け36話のあらすじは、船会社を作るところからはじまります。青天を衝け36話のタイトルは「栄一と千代」です。
青天を衝け ネタバレ,あらすじ36話
8月10日、栄一、喜作(高良健吾)らが発起人となり「東京風帆船会社」が設立されました。栄一は、三菱に対抗を急ぎ翌年には営業をスタートしようと考えていました。
しかし、船会社を独占している岩崎弥太郎(中村芝翫)は黙っているはずもありませんでした。栄一の悪い噂を流しはじめたのです。
栄一は、銀行の経営が苦しくて首をくくった。栄一と喜作は、米相場で作った借金を穴埋めするために海運業をはじめたなどと雑誌にも書かれます。
そのため、第一国立銀行の預金も相次ぎ「東京風帆船会社」は船出前から苦しい状況にたたされていました。
そして、岩崎弥太郎の盟友・大隈重信(大倉孝二)が栄一たちを敵対視するという状況でした。明治14年、議員の沼間守一や田口卯吉が東京養育院の事業縮小を議会で求めます。
慈善事業は、怠け者を増やすという主張に対して、栄一は反論します。

しかし、栄一の反論が認められることはありませんでした。
7月末、自由民権運動を後押しする新聞社が薩摩出身の北海道開拓長官・黒田清隆が同じ薩摩出身の五代友厚(ディーンフジオカ)に格安で官営工場を払い下げると報じます。
これに反対した大隈重信だけが英雄視されており、北海道の開墾をもくろむ弥太郎に便宜を図ろうとしているのは明らかだと伊藤(山崎育三郎)らは見抜いてました。
伊藤はかねてから大隈と対立しており、これを機に政府を去ってもらおうと考えました。そのため、臨時で御前会議を行い大隈の罷免を決議します。
それを大隈邸に伝えにいき、辞表の提出を求めました。備前出身の大隈が去った政府は、薩長が中心の政治となって新たなスタートを切りました。「明治14年の政変」です。
その後、東京商法会議所を五代が訪ねてきました。



そこに、井上馨(福士誠治)と益田孝(安井順平)がやってきて、今度こそ三菱に対抗できる海運会社を作るように持ち掛けます。
東京風汎船会社と北海道運輸会社、越中風汎船会社を合同させる計画で資本金600万円のうち、政府が260万円の出資をします。
政府が出資をしてまで、三菱を倒そうとしたのは大隈が新しく政党を立上げようとしていたからです。大隈の資金源は、三菱であることから三菱を潰す必要があったのです。
こうして、「共同運輸株式会社」を栄一らで設立しました。
明治15年春、栄一の長女・歌子(小野莉奈)が結婚をしました。結婚した穂積陳重は東京大学の教授に就任し、渋沢邸の隣を歌子たちの新居にしました。。
歌子たちの婚礼の際に、栄一は千代(橋本愛)に現状の不満を伝えます。




その言葉で、栄一は前向きな気持ちに戻りました。
しかし、千代はコレラに感染して床に倒れてしまいます。コレラであるため、子どもたちと会うこともできない状況で安静にしていました。
そのため、共同運輸の発起人大会が行われましたが栄一の姿はそこにはありませんでした。千代のコレラの病状が悪化したためでした。

栄一は、千代の手を握り懇願します。

そう言って、千代は亡くなりました。コレラの感染が増えないために、千代の遺体はすぐに荼毘にふされました。
葬儀の後、憔悴しきった栄一は千代の着物を握り締め涙にくれました。青天を衝け36話のネタバレ,あらすじはここまで。青天を衝け37話のネタバレ,あらすじにつづく。
あなたにおススメのページ
青天を衝け第37話「栄一、惑う」
青天を衝け第36話を無料でみるならコチラ
青天を衝け第35話「栄一、もてなす」