麒麟がくる第33話ネタバレ,あらすじ「比叡山に棲(す)む魔物」

このページは、NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」第33話のネタバレ,あらすじを会話形式、吹き出し方式でお伝えいたします。

麒麟がくる32話のあらすじで、信長(染谷将太)は形成不利と見ていったん兵を引き義昭(滝藤賢一)を京に返しました。

 

麒麟がくる33話のあらすじは、信長が窮地にたたされているところから始まります。麒麟がくる33話のタイトルは「比叡山に棲(す)む魔物」です。タイトルは、わかり次第お伝えします。

麒麟がくるネタバレ,あらすじ33

元亀元年11月、信長は近江に本拠地を置き、比叡山に陣をしく浅井・朝倉と対峙していました。山の上と山の下でにらみ合う状況が2ヶ月経過していました。

その間も、三好の残党や本願寺の軍勢からの攻勢があり信長は、窮地に追い込まれていました。

信長
背後を攻められる前に、山へ攻めあがろう。

しかし、他の重臣たちは及び腰です。山は、上から下に攻める方が有利だし比叡山の兵たちに地の利もある。とはいえ、このままだと袋のネズミになる。

だれもよい案を出せない中で、光秀が朝倉方に伝令に左馬之助(間宮祥太朗)が帰ってきました。朝倉家家老も光秀に会いたがっているという。

光秀
和睦できる見込みはあります。

そう言って、十兵衛は比叡山に向かいました。そして、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)と久しぶりの再会を果たします。

光秀
越前は、そろそろ雪が降ります。雪が積もれば、朝倉勢は越前に帰ることができません。2万の兵を山の中で養うのは、相当な負担になります。この戦は、潮時ではないかと?

しかし、義景は正親町天皇の弟である覚恕(春風亭小朝)に、信長が京から出ていくまで戦を続けるように命じられているという。覚恕は、信長を心底嫌っていたのです。

十兵衛が和睦しなければならない相手は、義景ではなく覚恕だったのです。

光秀
覚恕さまにお目通りお願いできないでしょうか。

十兵衛は、覚恕と会いますがとんでもない男でした。酒と女におぼれ、お金さえあれば誰もが頭を下げるとおもっているような俗物でした。

そのころ、将軍・足利義昭(滝藤賢一)もいっこうに戦のやまない今の状況にしびれをきらしていました。

足利義昭
京の周辺に三好や本願寺の門徒がうろうろして、治安が悪くなっておる。なんとかならんか。
摂津晴門
現在、双方に和睦するように使者を出しております。

部屋を出た義昭を駒(門脇麦)がいました。

戦は、どのようになっているのですか?
足利義昭
どちらが勝っても死なせとうない男がおる。明智光秀もその一人だ。

義昭は、十兵衛のことを特別の存在だと思っていました。

 

その頃、一向宗徒が本願寺の命を受けて尾張の信長の弟・信興を討ち果たしました。そのことに、信長が激怒します。そんな中、菊丸(岡村隆史)が重要な情報をもたらします。

菊丸
長年、比叡山と利益をわけあってきた摂津晴門が覚恕と手を組んでおります。

そのため、義昭が和睦を命じても話が前に進まなかったのです。

信長
わしは、一旦、京を捨て美濃に戻る。
光秀
帰蝶さまに、笑われるつもりですか。信長さま、残された道は覚恕と和睦しか道はありません。

十兵衛の言葉で、信長の気持ちは決まります。そんな信長の頭に浮かんだのは、帝の顔でした。信長は覚恕との和睦を願い出ました。

その状況に、帝が手を差し伸べました。織田、朝倉、浅井、延暦寺に和睦を促す命令を出したのです。信長が朝倉の要求をのむことを引き換えに、双方が陣を引き払いました。

 

比叡山の戦いは、終わり信長はなんとかピンチを脱したのです。麒麟がくる33話のネタバレ,あらすじはここまで。麒麟がくる34話のネタバレ,あらすじにつづく