麒麟がくる第41話ネタバレ,あらすじ「月にのぼる者」

このページは、NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」第41話のネタバレ,あらすじを吹き出し方式でお伝えしています。

麒麟がくる第40話のあらすじで、戦国三大梟雄の一人・松永久秀(吉田鋼太郎)が70歳の生涯を終えました。

 

麒麟がくる第41話のあらすじは、光秀(長谷川博己)は戦の連続の日々を過ごしているところから始まります。麒麟がくる第41話のタイトルは「月にのぼる者」です。

麒麟がくるネタバレ,あらすじ41

光秀は、まるで戦をするためにいるかのように、毎日、毎日戦をしていました。しかし、天正6年になっても摂津の本願寺との決着はつかず。

丹波の国衆や土豪たちとの戦いも、未だ終わりが見えそうにない状況が続いていました。

光秀
戦の勝ち負けは、時の運。力をあわせて、丹波の国を住みよくしたい

そういって光秀は、負けていった者たちを切り捨てず解放していきました。そして、光秀は国衆たちに問いかけます。

光秀
戦の世の中を変えて、天下を一つにしてよい日本を作ろう。

そう光秀がいくら言ったところで、国衆たちの反応は薄い。丹波の国は、代々・足利将軍から領地をもらっており、足利幕府に忠誠を誓っています。

国衆たちにとって、助けを求めてきている足利義昭(滝藤賢一)に報いることが正義だと考えているのです。

 

戦っているのは、丹波の国衆ではなく足利幕府なのだと光秀は、実感していました。その頃、足利義昭は、諸国の大名に文を送り続けていました。

足利義昭
織田信長を倒し、再び幕府が京に上れるよう力を集結させよ。

 

一旦、京に戻った光秀の元に、毛利元就ら諸大名が支える、播磨の本願寺に出陣する総大将を任された秀吉(佐々木蔵之介)が挨拶にやってきました。

播磨は、最も重要な要所なのでその総大将を任されたことは、相当に信長からの信頼が厚いことがうかがえます。

光秀
信長さまは、松永久秀どのがもっておられた平蜘蛛の釜を探していたとお聞きする。私は、松永殿からそれをそなたにならと託されました。そのことを、信長さまに注進されたでしょう。

秀吉は、信長が光秀に対して悪意をもつように仕組んでいたのです。

秀吉
いえ、そのようなことは。
光秀
証拠は、あがっているのです。

光秀は、そう言って証拠をしめします。

秀吉
申し訳ない。ただ、乱世を平らかにした後であとに謝れば、許してもらえると思いまして。
光秀
平らかな世とはどういった世か。
秀吉
昔の自分のように、貧しい者がいない世でありまする。

光秀は、秀吉の信長に気に入られようとするやり方が気に入らない。しかし、秀吉と考えていることは同じです。

光秀
今回のことは、貸しにしておく。

そして、反省したふりして秀吉が帰ろうとする時に言います。

秀吉
東庵先生のところに出入りしている忍びを庭で見かけましたが、何者か承知でお近づきですか。

菊丸(岡村隆史)のことを徳川家康(風間俊介)の忍びだと秀吉は、光秀に注意したのです。

光秀
ただの薬売りじゃ。

光秀は、菊丸が家康の忍びであることをとうに知っていましたが、そう答えました。

 

そして、光秀は東庵(堺雅人)のところに行きました。すると、菊丸は薬草を引いていました。光秀は、菊丸に言います。

光秀
信長さまと家康殿の関係が微妙な今、京を離れた方がよい。ここにいては、秀吉に命を奪われるやもしれぬ。

菊丸は、これまでに何度も助けられた。光秀は、その恩返しとして菊丸にアドバイスしたのです。菊丸は、出ていこうした時に話しはじめます。

菊丸
三河のために、命をささげる覚悟はありますが・・・駒殿と暮らすこの日々も捨てがたく、時々、役目を降りたくなることがある。それに、三河に帰っても、もう待っている家族はおりませぬ。

そう言って、菊丸は目に涙をためました。

 

信長(染谷将太)自慢の安土城が完成しました。天にも届かんばかりにそびえたっていた城を見た光秀は、美濃に帰っている帰蝶(川口春奈)の言葉を思い出していました。

帰蝶
高いものには、神仏がやどり、登った者には祟りがおきる。

光秀が訪れた時、信長は近衛前久(本郷奏多)と鼓を打っていた。前久は、京に戻りたいばかりに信長に取り入り、九州の諸大名を懐柔しました。

しかし、前久は二条晴良(小藪千豊)が関白として存在している限り上洛することはできませんでした。信長は、前久が帰った後、光秀に言いました。

信長
朝廷に進言して、二条の代わりに関白を近衛前久にしようと考えておる。二条は、口先ばかりで、都の評判も悪い。政を行うには世間の評判も大事だ。

あまりに、自分勝手な発言をする信長に光秀は呆れました。信長自身は、自分の評判を良いと勘違いしている。人の心を把握できていない、信長では天下平定できない。

信長と光秀、「本能寺の変」まであと4年。この2人の道が別れていたことを光秀は気づかずにいました。麒麟がくる第41話のネタバレ,あらすじはここまで。麒麟がくる第42話のネタバレ,あらすじにつづく。