どうする家康 ネタバレ,あらすじ第1話「どうする桶狭間」

この記事は、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第1話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康は、徳川家康のストーリーで主役は松本潤さん。脚本は、「ALWAYS 三丁目の夕日」や「コンフィデンスマンJP」で有名な古沢良太さんです。

 

どうする家康の第1話のあらすじは、家康が駿府で人質になっているところからスタートします。どうする家康の第1話のタイトルは「どうする桶狭間」です。

どうする家康 ネタバレ,あらすじ第1話

鎧武者たちが大高城の中で、殿を探していました。その殿はというと、城の外堀に隠れていました。頬かぶりをした殿は、隠れていたところから走り出しました。

雷のなる中、全力で駆けだしたのですが思いっきりこけてしまいます。そのため、頬かぶりもとれてしまいます。

松平元康
もう嫌じゃああ。

松平元康がまだ、次郎三郎元信と名乗っていたころのことです。松平家9代当主の松平次郎三郎元信は、駿河の今川義元(野村萬斎)のところで人質生活を送っていました。

論語を読んで飽きた元信は、一人芝居して時間を潰していました。そこに、側近・石川数正(松重豊)と平岩親吉(岡部大)がやってきました。

石川数正
殿、殿。

元信は、今川家の嫡男・今川氏真(溝端淳平)と手合わせをする日にもかかわらず、何も準備していなかったので、石川数正らは慌ててやってきたのです。

平岩親吉
いいところを見せてください。殿・・・

しかし、次郎三郎元信は尻込みしていました。お腹をさすって言います。

松平元康
厠にいきたい。
石川数正
さような暇は、ございませぬ。
松平元康
漏れても知らぬぞ。

石川数正は、次郎三郎を引きずるように連れていきました。

 

手合わせは、甲冑姿での剣術の実践稽古です。次郎三郎に比べて4歳上の氏真は、堂々とした佇まいをしています。

それを武家の姫たちも見ていました。姫の中心格である鵜殿長照(野間口徹)の妹・お田鶴(関水渚)は、氏真を見て言います。

お田鶴
若様でおられますわ~。

見る人たちも集まっている中、手合わせがはじまろうとしていました。

今川氏真
よし、参ろう。次郎三郎
松平元康
ははっ

そして、実践稽古がはじまりました。はじまると、すぐに次郎三郎はやられてしまいます。最初に手首を打たれ、次に膝をやられてました。

姫たちの熱い視線は、氏真に集まります。

今川氏真
次郎三郎、いつまでもダメじゃのう。もう一本じゃ。
松平元康
私など若君様に、かなうものではありません。これ以上は、ご勘弁ください。
今川氏真
大将は、やすやす首をとられてどうする。もう一本じゃ。

しかし、それを今川義元がストップしました。

今川義元
氏真、もうその辺にしておくがよい。
今川氏真
父上、ご高覧くださり、恐悦至極。
今川義元
とおりかかっただけよ。次郎三郎、膝をよく冷やせよ

そういって、今川義元が去った後に姫たちもその場からいなくなりました。しかし、その場に残った姫がいました。

関口氏純(渡部篤郎)の娘・瀬名(有村架純)です。瀬名は次郎三郎の方を気にしており、氏真は怪訝な顔をします。

 

慌てて、お田鶴(関水渚)が瀬名を連れてそこからいなくなりました。次郎三郎が瀬名と再会するのは、それから数日後のことです。

次郎三郎が落ちた木くずで兎をつくり、ままごとをしているとそこに、瀬名がやってきたのです。次郎三郎は、恥ずかしくなって瀬名に言います。

松平元康
誰にも、言わないでくれ。かような遊びをしていたこと・・・
瀬名
何故でございますか?
松平元康
家臣に知られたら、わしはおしまいじゃ。
瀬名
良いではないですか?
松平元康
よくありませぬ。他言無用でお願いします。

瀬名は、次郎三郎に近づいてきていいます。

瀬名
関口氏純の娘・瀬名と申します。
松平元康
存じ上げております。松平次郎三郎元信にございます。
瀬名
存じております。

そして、瀬名は次郎三郎が持っている兎を見せてもらいます。

瀬名
まあ、かわいい兎。瀬名にくださいませ。
松平元康
いや、それは・・・
瀬名
そして、次からこの遊びをする時は、瀬名もご一緒させてくださいませ。さすれば、他言しません。
松平元康
いや、いや、いや
瀬名
それならば、言いふらします。

次郎三郎は、瀬名のペースに乗せられて今度は「かくれんぼ」をします。兎をもって隠れる瀬名。騎馬をもって跳ねるように追いかける次郎三郎。

二人は、キャッキャ言いながらか2人の世界に入っていました。

 

その晩、石川数正が次郎三郎に三河の墓参りをすすめます。

石川数正
父上の7回忌にあたりますゆえ、三河の巡回もかねていかれませんか。
鳥居元忠
三河岡崎に帰れるのですか?
石川数正
殿が帰ると、みな喜びまする。
松平元康
だがどうじゃろう。人質の身だから、太守様の許しをえなければ。
石川数正
許しは、もう得ておりまする。

こうして、次郎三郎は7年ぶりに岡崎に帰りました。

 

岡崎城は、砦に毛が生えた程度であり、人々が来ている着物も全然違います。駿河とは大違いで、みすぼらしい。

松平家の立場を痛感せざるえませんでした。そして、次郎三郎がご飯を食べている最中に、次から次へと家臣たちが挨拶にやってきます。

 

しかし、6歳の頃からいなかった次郎三郎は覚えていない者ばかり。居心地の悪さを痛感していました。

石川数正
みすぼらしい姿にみすぼらしい御膳。田畑を今川にとられている三河ではあれが、精一杯のおもてなし。私は、涙がでます。

しかし、忘れないでください。あの者たちが家臣で、今川の城代がいるところが殿の城です。いつか、あの者たちを束ねて、三河一国のために立ち上がるときがやってまいります。その日に、備えてください。

駿府に戻った、次郎三郎は瀬名と遊んでいました。しかし、次郎三郎はため息が多くなっていました。

瀬名
三河から帰って、ため息が増えましたね。
松平元康
もの凄く重い荷を負わされてな・・・。
瀬名
岩とか大木とか?
松平元康
国でござる。
瀬名
重そう。それは、背負わなければならないものなのですか?
松平元康
松平の当主に生まれたからには・・・
瀬名
生まれついただけで、どうしてやらねばならないのでしょうね。だって、次郎三郎様には無理に決まっていますもの。弱虫・・・泣き虫なんですから。力も弱いし、心も弱いし、お腹も弱いし。
松平元康
もう勘弁してくだされ。
瀬名
でも、瀬名はそういう次郎三郎様が・・・

そういいかけたところにお田鶴が瀬名の母・巴(真矢みき)を連れてやってきました。

お田鶴
あそこです。
お瀬名、なんとはしたない。

一緒に来ていた関口家の家臣が次郎三郎を瀬名から引き離します。その数日後、次郎三郎は再び今川館にいました。氏真と武術の実践稽古でした。その日は、今川義元が座っていました。

今川義元
この者は、関口家の姫である。この勝負に勝った方につかわす。

瀬名をかけて、次郎三郎と氏真が実践稽古をすることになったのです。関口氏純(渡部篤郎)にも話が通っており、納得の様子でした。

今川氏真
父上、戯れを・・・
今川義元
はじめ。

有無を言わさず、試合がはじまりました。次郎三郎はいつものように、劣勢に立たされていました。しかし、次の瞬間・・・倒れていたのは氏真でした。

すぐに立ち上がって向かっていきますが、次郎三郎の足払いでもう一度転げました。

今川氏真
参った・・・
今川義元
それまで。次郎三郎、お主はこれまでわざと負けておった。そなたらしい思いやりじゃ。されども、相手にこの上ない侮辱じゃ。二度といたすな。

そして、今川義元は氏真に向けても言います。

今川義元
氏真、側室は尚早である。

そして、瀬名に確認しました。

今川義元
瀬名、異論はないの。決まりじゃ。

こうして、次郎三郎と瀬名は婚姻することになりました。そして、初陣を飾った次郎三郎は名前を松平元康に改めました。「元」は今川義元からとり、「康」は祖父、松平清康からとりました。

嫡男・竹千代も誕生し元康と瀬名は3人で幸せな時間をすごしていました。

 

永禄3年(1560)元康が19歳の年、今川家は織田家と戦をすることになりました。

今川氏真
大高の地は、我が領地は守る要である。今川家の総力をもって織田家を追い払う。総大将は、義元公が御自ら勤められる。
今川義元
采配は、余にまかせよ。

元康は家に帰って瀬名と戦の準備をします。

松平元康
太守様自ら総大将をやられる。兵は25000余り。織田家など尻尾をまいて逃げるわ。
瀬名
それで、殿のお役目は?
松平元康
兵糧入れじゃ。大高城にお米を届ける。
瀬名
良かった。ほっとしました。尾張との戦と聞いた時には、生きた心地が・・・
松平元康
わしもじゃ。もう怖くて・・・
瀬名
殿は、弱虫、泣き虫、鼻水たれですもんね。
松平元康
そうじゃ、そうじゃ。お腹の子が生まれる頃には、帰ってこられよう。
瀬名
はい。上手に上手にできますように。

5月18日、今川軍は25000の兵を率いて尾張の沓掛城にいました。元康は、戦とはいえ米を運ぶだけとのんきに構えていました。

そこに、酒井忠次(大森南朋)がやってきていいます。

酒井忠次
兵糧入れを行うためには、丸根砦を落とす必要があります。
松平元康
砦を落とすのも我らの役目なのか。

元康は、話が違うと青ざめてしまいます。

 

丸根砦は、織田家の要所の一つで兵は300なれど、鉄砲の数がたくさんありました。

松平元康
一番、危険な役目でござる。
石川数正
危ない役目は、いつも三河の者がやらせられる。
本多忠真
要するに、死ねってことだろ。

口々に、愚痴をこぼすところに今川義元がやってきました。

今川義元
元康は我が子、同然じゃ。どうか氏真のことを末永く支えて欲しい。
松平元康
身に余るお言葉。
今川義元
受け取るがよい。

そして、松平元康は鉛の球も通さない金陀美具足を義元からもらいます。義元が立ち去った後、三河の兵たちは口々に今川のために戦うことを口にしました。

5月19日、元康たちは丸根砦付近に米俵を用意して、潜伏していました。そして、タイミングを見計らって突入します。

松平元康
いざ進め。

酒井忠次と石川数正が敵兵をかく乱したことで、元康らは大高城にたどり着くことができました。そして、2人も後ほど合流しました。

鵜殿長照
三河勢じゃ。松平殿じゃ。門を開けろ。

大高城で懸命に戦っていた鵜殿長照(野間口徹)に、元康は言いました。

松平元康
長照殿、お勤めご苦労さまでした。

あとは、今川義元らの本陣が到着するのを待つばかりでした。しかし、待てど暮らせど本陣はやってきません。そして、使者により今川義元が討ち死にしたとの知らせが入ります。

松平元康
たわけ、太守様が討ち死にするわけなかろう。織田方が流したウソに決まっておる。

しかし、他の者も同様に今川義元が討ち死にしたとの知らせを受けており、元康も信じるに他ありませんでした。

酒井忠次
このままでは、我々のみが敵中に取り残されることになります。
石川数正
いえ、もうすでにそうなっておろう。殿、どうなさいます?

家臣たちは、口々にああするべきだ。こうするべきだと言いはじめます。元康に意見を聞こうとすると、そこに元康の姿がありませんでした。

 

そして、元康は城の外で」叫ぶ冒頭のシーンに戻ります。

松平元康
もう嫌じゃ。

海に逃げた元康のところに、本多忠勝(山田裕貴)が槍を投げてやってきます。

本多忠勝
恥ずかしくないのか。主君などと俺は、認めん。

そして、松平元康が大高城に戻ってきました。そのタイミングで信長(岡田准一)の兵がやってきました。兵の数は2000です。口々に、家臣からどうするか問われる元康・・・。

松平元康
あの男は、まともではない。わしはよう知っとる。飢えた狼だ。わしは、どうしたらええんじゃ。どうしたら・・・

その頃、馬に乗った織田信長(岡田准一)は、大高城に向かっていました。どうする家康第1話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第2話のネタバレ,あらすじにつづく



どうする家康第1話の感想

どうする家康第1話のあらすじは、松平兵が大高城を占領していると桶狭間で今川義元が討たれました。そのため、松平軍が孤立しています。

そこで、松平元康はどうするか決断を求められますが、逃げ出してしまいました。そして、大高城に戻ってきたときには、織田信長がやってきていました。

 

どうする家康第1話は、いきなり桶狭間の戦いというところで家康にとっては大きなターニングポイントというところです。

しかし、瀬名と元康のシーンは癒されます。元康は、とても主君とは思えないような遊びをしていましたが、瀬名は一緒にやりました。

 

あの段階で、もう瀬名は元康のことが好きだったんだと思います。普通は、今川義元の跡継ぎである氏真の方に気持ちがなびくものです。

しかし、瀬名は元康のことが気になっていたのでしょう。元康も瀬名がかかっていたから、氏真に対して本気を出しました。

 

案外、追い込まれると本領を発揮するタイプなのかも。まだまだ、頼りない部分が残っている家康。信長が健在の間は、まだまだ不安な状況が続きます。

駿府も今川義元が亡くなった後にどうなるかわからない。甲斐には武田信玄もいますから、三河という地はとても厳しい地です。

 

家康は、みなにどうするか聞かれてどんな答えをだすのでしょうか。今回も大河ドラマらしいストーリーです。そこに、いろんなユーモアが入っています。

答えを知っているストーリーをどのように描いていくのか。今後が楽しみです。どうする家康第1話の感想はここまで。どうする家康第2話の感想につづく。



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