どうする家康 ネタバレ,あらすじ第25話「はるかに遠い夢」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第25話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第24話で、瀬名(有村架純)の謀が武田の裏切りによって、世の中にバレることになりました。

 

どうする家康の第25話のあらすじは、家康(松本潤)が信長(岡田准一)に呼び出されたところからスタートします。どうする家康の第25話タイトルは「はるかに遠い夢」です。

どうする家康ネタバレ,あらすじ第25話

天正7年(1579)の夏、家康(松本潤)は信長(岡田准一)に呼び出されました。家康の顔を青ざめていました。刀を家来に預け、深々とひれ伏しました。

信長は、家康をじっと見ていると徳川の目付け役・佐久間信盛(立川談春)が口を開きました。

佐久間信盛
岡崎にて、謀反との噂あり。信康殿と奥方。我らを欺き、武田と通じており、また徳川殿も加担しておるとの。虚説でござろう。虚説でなければ、困りますぞ。

家康が恐れていたことが現実になりました。信長は立ち上がり、震えている家康に言います。

織田信長
お前の家中のことじゃ。わしは何も指図せん。お前が自分で決めろ。

これ以上ない厳しい下知がくだされました。信長は、瀬名(有村架純)と信康(細田佳央太)を家康が処刑しろと話しているのです。

佐久間信盛
家康殿、何をなさらねばならぬかわかっておられるでしょうな。

岡崎に戻った家康は、信康が決意を表わします。

五徳姫
父は、なんと?
徳川信康
私が腹を切ります。それですべてすみます。
徳川家康
ならん。
徳川信康
ではどうするのですか?
徳川家康
信長と手を切る。

それができないことは、家康が一番わかっています。それでも、どうしても感情が先にたちます。

徳川家康
お前を死なせるぐらいだったら、わしが腹を切る。
徳川信康
それこそ、徳川が滅ぶことでござる。

信康は、たくましく成長していました。

瀬名
五徳よ。そなたは信長様に書状をかきなさい。私と信康さまの悪行を書き連ねるのです。
五徳姫
そのようなことはできません。
瀬名
さもねければ、そなたも仲間だと思われる。
五徳姫
仲間でござります。母上と信康と志を同じにした仲間でございます。
瀬名
そなたには、2人の娘を育てるつとめがござるであろう。殿、なんなりと処遇くださいませ。
徳川家康
わしは決めたぞ。いいな、わしのいうことを聞け。瀬名と信康には責めを負ってもらう。五徳は、瀬名の言う通り信長様に書状を書け。信長殿欺く。

家康は、信康と瀬名に似た人を代わりに自害させようと考えました。

 

その数日後、酒井忠次(大森南朋)が信長に五徳(久保史緒里)からの書状を届けました。五徳からの書状には、瀬名が唐人の医者と内通していることや信康が僧侶を切ったことがつづられています。

織田信長
で、いかに処遇する?
酒井忠次
築山殿、信康さまはともに自害していただく所存にございます。
織田信長
家康が決めたのか?存分にせい。

8月4日、信康が岡崎城を去る日がやってきました。

平岩親吉
お迎えでございます。

信康は、愛娘の頭をなでた後に五徳に言います。

徳川信康
五徳、息災でな。いつでも織田家に戻るがよい。

そう言い残し、信康は岡崎城を後にしました。

 

服部半蔵(山田孝之)から報告が入ります。

服部半蔵
信康さま、堀江に入りました。
徳川家康
しくじったのか。なぜしくじった。
服部半蔵
信康さまが拒まれました。
徳川家康
もう一度、チャンスをやる。二俣城に移動させろ。

 

それから20日以上経過した、8月27日に瀬名は築山の庭を眺めていました。そこに、石川数正(松重豊)と鳥居元忠(音尾琢真)がやってきました。

瀬名
参ろう。
石川数正
お方さま、どうか殿の御指図どおりに。

瀬名は、何を言わずにただ微笑んで築山を後にしました。瀬名は、身代わりを死なせて自分が生きる道を拒否しました。瀬名には迷いはありませんでした。

 

9月15日、二俣城に幽閉されていた信康も自害しました。まだ21歳という早すぎる死でした。信康は、死ぬ前にこういい残しました。

徳川信康
わが首を信長に届けよ。信康は見事に役目を果たしたと父に伝えよ。

五徳は、信康の死を聞いて泣き崩れました。

 

信長のところでも報告がされていました。

佐久間信盛
これで、徳川殿との関係はより強固になるでしょう。良かった。
織田信長
なにが良かったんじゃ。

 

信康の死の10日ほど前、家康は瀬名に会っていました。

徳川家康
死んではならん。生きてくれ。

家康は、瀬名と信康を死ななくてすむように服部半蔵(山田孝之)を使って策を考えていました。しかし、瀬名はそれを拒否していました。

瀬名
それはできませぬ。私たちは死なねばなりませぬ。本当は、信康だけはどんな形でも生きて欲しいけど、あの子はそれを良しとしないでしょ。私も、ともに行きます。

瀬名には迷いはありませんでした。

徳川家康
嫌じゃ。
瀬名
それはわがまま。

家康は、かつて瀬名と子どもたちを今川に残したままにしたことがある。その時に、どんなことがあっても妻子は守ろうと決めていました。

徳川家康
わしは決めたんじゃ。そなた達を守っていくと。
瀬名
あなたが守るには、国でございましょう。

いつか大切なものを守るために、命をかけることがある。母・巴(真矢みき)に言われて、ずっと心に残っていた言葉です。今がその時だと、瀬名は思っていました。

瀬名
今がその時なのです。きっと、父と母もようやったと褒めてくださるでしょう。すべてを背負わせてください。
徳川家康
世間は、そなたを悪辣な妻と語りつぐことになるぞ。
瀬名
平気です。本当の私は、あなたの心におります。

家康は、泣きだしてしまって瀬名を抱きしめました。

瀬名
相変わらず、弱虫、泣き虫、はなたれの殿じゃ。覚えておられますか。誰も知らない地でこっそり静かに暮らそうとおっしゃったことを。あれが、瀬名のたった一つの夢でございました。

遥か、遥か遠い夢でございましたな。さあ、お城に戻りくださいませ。ここにいてはいけません。平八郎、小平太、殿をお連れせよ。そして、殿と共に安寧の世をつくりなさい。

そんな家康のことが瀬名は大好きでした。瀬名は、懐に入れていた家康がくれた兎の木彫りをだして、家康に握らせます。

徳川家康
そんなことわしには・・・
瀬名
できます。よいですか。ウサギは強うございますよ。狼よりずっと。強うございます。あなたにならできます。瀬名は、ずっと見守っております。

そして、家康の手に最後の口づけをしました。どうする家康第25話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第26話のネタバレ,あらすじにつづく



どうする家康第25話の感想

どうする家康第25話のあらすじでは、築山の謀が信長に知れてしまったことから、瀬名と信康の両方が自害するというストーリーでした。

最終回のような悲しい結末でした。今後、有村架純さんの瀬名が見られないと思うと少し寂しい気持ちになりますね。それぐらい、どうする家康の中では重要人物でした。

 

実際に瀬名の死は史実とは異なる形だと思うのですが「どうする家康」の人物像からすると、素敵な最後にしてくれたなって思いました。

一般的な史実では、瀬名は悪女とされています。武田と通じていたとされています。なので、そこもカバーした内容になっていましたね。

 

信康の最後も、少しかっこいい形でした。家康よりもずっと、周囲をみることができ状況判断をしたうえでの自害でした。

瀬名と信康のどちらも、自分で死を覚悟してそれを実行しました。これはやぱり、信長の思い通りになったのかなって思います。

 

昔なので、替え玉で自害するってのも普通にあったのかな?替え玉で殺される方はたまったもんじゃないけど・・・。

どうして、それを引き受けてくれる人がいるんだろ。とんでもないことですよね。信長がもっとも力をもっている時。天下に近かった時です。

 

家康がそれに逆らうことはまだ難しい時代。家康であっても、国を守るのは厳しい時代なんだなと思いました。どうする家康第25話の感想はここまで。どうする家康第26話の感想につづく



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