どうする家康 ネタバレ,あらすじ第5話「瀬名奪還作戦」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第5話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第4話で、松平元康(松本潤)が織田信長(岡田准一)のいる清州城に行きました。そこで、今川を滅ぼすように命じられました。

 

どうする家康の第5話のあらすじは、於大(松嶋菜々子)と久松長家(リリーフランキー)が岡崎城に来たところからスタートします。どうする家康の第5話タイトルは「瀬名奪還作戦」です。

どうする家康 ネタバレ,あらすじ第5話

於大(松嶋菜々子)と久松長家(リリーフランキー)が岡崎城にやってきました。子どもたちもともなった転居です。

於大の方
元康殿、今川を思う存分切り取ってください。わが夫も働きますぞ。
久松長家
久松長家、働きます。
於大の方
まずは、鵜殿長照ですね。早い方が信長さまも喜びますぞ。

しかし、元康(松本潤)は今川にいる瀬名(有村架純)のことが気になっていました。それを見た於大は言います。

於大の方
よけいなことは忘れなはれ。妻も子もまたいつでも持てます。

軍議の方もはかどりませんでした。瀬名を取り戻す必要があるので、武将たちが集まってもいい作戦がでてこなかったのです。

酒井忠次
氏真が我らとの談判に一切応じないとなると・・・
本多忠勝
駿府に力づくで取り返すしかない。
石川数正
駿府は遠い。その間に、鵜殿長照、飯尾連龍、岡部元信らを倒さなければなりませぬ。
本多忠勝
やればよおござる。
石川数正
それでは、御方さまの命が危うくなるということじゃ。
酒井忠次
とはいえ、田植えが始まるまでにはやらなければ・・・。

しかし、どうすればという作戦が誰からもでることがなく、みな悩んでいます。すると、大久保忠世(小手伸也)が顔をあげました。

酒井忠次
忠世、なにか思いついたか?
大久保忠世
一人奇策を考える奴がいて・・・盗賊を一網打尽にしたことがあります。
酒井忠次
誰や?
大久保忠世
本多正信・・・

しかし、家臣たちからの評判がすこぶる悪い。一斉にみなが異をとなえました。みなが異をとなえましたが忠世は、本多正信(松山ケンイチ)を連れてきました。

本多正信は、無精ひげを生やしどこかふてぶてしい態度をとります。

本多正信
やりようは、あるでしょうな。
松平元康
ほう、あるか。

元康は前のめりに聞きます。

本多正信
それがしにお任せしていただければ、お方様とお子様をお助けしてご覧いたします。

他の者たちが、一斉に否定的なことを言います。

本多正信
まずは、私に銭を預けていただけますでしょうか。お金が必要になりますゆえ。

どのように助け出すのか家臣たちが口々に聞くと、本多正信は答えます。

本多正信
この場で、申すわけにはいきませぬ。策が漏れては、台無しじゃ。
本多忠勝
この中の誰かが漏らすと申すのか?
本多正信
今川に通じてる者がおるとも限りませぬ。

そして、元康と正信は1対1になります。

松平元康
さあ、申せ。
本多正信
盗みます。
松平元康
いかがして盗む?
本多正信
服部党をつかいます。
松平元康
服部?
本多正信
やつらは銭でしか動きませぬ。

正信は、お金をたくさんもらって部屋を出ていきます。服部党の話を聞いた石川数正(松重豊)と酒井忠次(大森南朋)は、なげきます。

石川数正
服部党は、もうおりませぬ。
松平元康
えっ?おらぬ?
酒井忠次
配下の伊賀者どもは、散り散りで今更、使い物になるかどうか。
石川数正
イカサマ師にはめられましたな。

その頃、本多正信は服部党のトップ服部半蔵(山田孝之)に会いにいきました。

本多正信
ええ話じゃろ?服部党を復活させるんじゃ。これで、父親の汚名も晴らせるだろう。すぐに伊賀者を集めてくれ。
服部半蔵
帰ってくれ。忍びはやらん。
本多正信
なんでじゃ。
服部半蔵
俺は、忍びじゃないからじゃ。俺は武士じゃ。
本多正信
でも、忍びでもあるんじゃろ。
服部半蔵
忍びはするなっていうのが、父の遺言じゃ。
本多正信
お前、この暮らしではどうにもならんじゃろ。銭がいるじゃろ。たんとあるんじゃ。
服部半蔵
バカにするな。武士は、銭のために働くんじゃねえ。帰れ。
本多正信
わかった。邪魔したな。

本多正信が草履をはいていたとき、お金を落としてしまいます。それに、服部半蔵が反応したのを本多正信は見逃しませんでした。

本多正信は、わざとお金をたくさん落として服部半蔵の懐にお金を入れます。お金の魅力に負けた服部半蔵は、仲間を呼ぶことになります。

 

その晩、本多正信は岡崎城に服部半蔵を連れていきました。

本多正信
服部党、28名集めました。この2代目、服部半蔵が日々鍛えておりました。お方様を救い出すことぐらいわけない。
本多正信
駿河の浜から、船に乗せればこっちのものです。あとは、任せたぞ。半蔵殿。
服部半蔵
へえ。
石川数正
そなたが、駿府にこもり服部党の指図をしよ。

石川数正は、本多正信が服部半蔵に仕事を投げ、もうお役御免だと思っていたのを察知したのです。

本多正信
それがしは、忍びでないゆえ・・・。
酒井忠次
お方様とお子様の命がかかっておる。しくじりは許されん。
松平元康
そうせい。

そして、作戦が決行されます。瀬名(有村架純)の侍女・たね(豊嶋花)が城下に買い物に行きました。たねにも、不審な動きがないか見張りの武士がついています。

そこに、服部党の大鼠(千葉哲也)が干物売りに扮しています。

大鼠
干物や干物はいらんか。イワシがうめえよ。

たねに強引に干物を売りつけます。狙いは手紙を渡すことで、見張りをかいくぐって袖に入れることができました。

たねが瀬名のもとに帰って、ばれないように手紙を渡します。それを瀬名が一目のつかないところで読みました。

 

その頃、服部党は海岸の一目につかないところに陣取っていました。

本多正信
うまくいっておるのか?
服部半蔵
大鼠
大鼠
栄えてる街は、見知らぬ者がおっても気にしないので、やりやすうございます。
本多正信
では、やれるんだな。

しかし、服部党の面々は誰も答えませんでした。

 

その晩、瀬名は関口夫妻のところに行き元康からの手紙を見せます。

瀬名
私と子どもたちを忍びが助けに来ます。
関口氏純
助けるっていうのは、岡崎城に連れていくと?
瀬名
はい。
そんな無茶な。いつ・・・?
瀬名
明日の午前2時頃です。
なにをバカな、うまくいくはずがありません。
瀬名
それでも、瀬名は決めました。ともに岡崎へ行きましょう。元康殿は迎え入れてくれます。
そんな突拍子もないことを・・・
瀬名
ここへいても関口家に未来はありません。
私は、三河になんぞ・・・なんとか言ってください。
関口氏純
瀬名の言う通りかもしれん。
お前様まで。
関口氏純
わしは、もう今川がかつてのように戻るとは思っておらん。巴、元康殿へお仕えいたそう。知らない土地で瀬名と孫を助けてやるのが一番良い。
三河の味噌は好きじゃ。

そういって、巴は岡崎行きを決意しました。

 

その後、たねが大鼠に渡した手紙に、服部党のメンバーは頭を抱えます。

本多正信
関口家もろともと書いておる。ずいぶん、話が変わってくるなあ。
服部半蔵
いったい、何人増えるんじゃ?
本多正信
関口さまと奥方。家来2人に女中1人。
服部半蔵
5名か。無理じゃ。
本多正信
今川家一門衆を無事、帰還されたら褒美も増えるというものじゃ。

本多正信は、欲をかきだしました。

服部半蔵
いかん。多すぎる
本多正信
関口殿と家来は、武士じゃ。護衛が増えると思えばよい。服部党ならできるさ。
服部半蔵
俺らできるかどうかは考えねえ。やれと言われたら、やるだけさ。

関口家の玄関には、24時間ずっと番兵がついています。その日、瀬名とたねはそわそわしていました。関口氏純と巴は正座して待っていました。

服部党は、番兵の動きをじっと見ていました。そして、半蔵の合図で駆けていきました。服部党の面々が周囲を見てたその時、矢が降ってきました。

 

次々に、服部党のメンバーがやられていきます。鎧武者たちは、鵜殿長照の兵でした。

鵜殿長照
虫けらどもが・・・。

弓矢をなんとか逃れた服部半蔵ですが、鵜殿長照の槍で狙われます。それを服部党のメンバーがかばってくれて、死んでしまいます。

服部半蔵は、腰を抜かして動けなくなってしまいます。それでも、大鼠が服部半蔵の腕をつかみ引き起こしたことで、命からがら城下町のところまで逃げました。

 

追手が来ていたことから、大鼠は深い傷を負いながらも戦う覚悟を決めます。

大鼠
逃げなせえ
服部半蔵
お前は?
大鼠
ここで死にますわ。
服部半蔵
俺も戦う。

その頃、鵜殿長照は服部党を追い払い悠々と関口家の中に入りました。

鵜殿長照
関口殿、ねずみは退治しました。ご安心あれ。
お田鶴
本当に良かった。お田鶴に言ってくれて・・・

瀬名はお田鶴(関水渚)に言っていません。しかし、巴がお田鶴に言ってしまっていたのです。

お田鶴様だけには、別れを申したくて・・・
お田鶴
間違ったことをなさらずに、ほっとしました。皆様は、松平にたぶらかされただけです。

お田鶴は、今川氏真(溝端淳平)に寛大な処分を願いでますが、それはかなわないことでした。

今川氏真
関口氏純、巴、瀬名、その子供たちを死罪とする。

氏真の判断で、すぐに全員が投獄されることになりました。

 

脱出大作戦を失敗した後、服部党で残ったのは服部半蔵だけでした。服部半蔵と本多正信は、手をついていました。

大鼠に俺も戦うと言った半蔵でしたが、大鼠に止められたのです。そして、本多正信は岡崎城に報告に行きました。

本多正信
本多正信は、いかなる処分も受けまする。
石川数正
切腹をさっせるべきかと思います。
本多正信
その前に、今一度チャンスが欲しく存じます。
石川数正
未練がましい。
本多正信
策がございます。
酒井忠次
もう、遅いんじゃ。上ノ郷城攻めがもうはじまる。
本多正信
我らも上ノ郷城に加えてください。
酒井忠次
服部党は、皆殺しにされたんだろ。
服部半蔵
服部党は、まだおります。全滅しておりません。

それまで、じっと聞いていた元康が口を開きました。

松平元康
策とはなんじゃ?
本多正信
戦のどさくさに紛れて、上之郷城に忍び込みます。
松平元康
それで?
本多正信
鵜殿長照とその子供をいけにえにします。

元康の目が光りました。どうする家康第5話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第6話のネタバレ,あらすじにつづく。



どうする家康第5話の感想

どうする家康第5話のあらすじでは、家康の妻・瀬名と子どもの竹千代を助け出すため、服部半蔵率いる忍び服部党をつかって助け出そうとしました。

しかし、その作戦が巴から田鶴に漏れてしまったことで、服部党の救出作戦は失敗に終わってしまいました。

 

今回の作戦失敗は痛いですね。服部半蔵以外の作戦実行した全員が死んでしまいました。生き残った服部半蔵は、忍びでないため・・・助け出すのは更に厳しい。

チャンスは一度きり。瀬名が誰にも言わないことを巴に念を押しておくべきでした。お田鶴といえども、今川の人間です。

 

瀬名からすると、まさか言ってしまうとは・・・って感じだと思います。しかし、巴は岡崎行きが不安だったのでしょう。

こうなって思うことは、当初のとおり瀬名と子どもだけであればということです。でも、瀬名は両親が死罪になるのがわかって、放っておけなかったんですよね。

 

歴史的には、瀬名と信康は岡崎に帰りますので、どうやって助け出すのか注目ですね。本多正信と服部半蔵の策があたるのか。

再び失敗すれば、2人は切腹させられるような状況です。楽しみです。どうする家康第5話の感想はここまで。どうする家康第6話の感想につづく



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