どうする家康 ネタバレ,あらすじ第7話「わしの家」

この記事は、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第7話あらすじ,ネタバレを吹き出し(会話形式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第6話で、瀬名(有村架純)と子どもたちを今川家から奪還して、岡崎城に戻りました。

 

どうする家康の第7話のあらすじは、松平元康(松本潤)が名前を変えようとしているところからスタートします。どうする家康の第7話タイトルは「わしの家」です。

どうする家康 ネタバレ,あらすじ第7話

岡崎城で松平元康(松本潤)が名前を並べて悩んでいました。

松平元康
う~ん。

そこに、瀬名(有村架純)と竹千代らが帰ってきました。

瀬名
ただいま戻りました。
松平元康
遅かったではないか。
瀬名
河原で花を摘んで、水遊びをしておりました。
松平元康
水遊びは危ない。なるべく城の中におれ。
瀬名
心配しすぎにございます。まだ、お決まりならないのですか?
松平元康
ああ、どれもしっくりこなくてな。
瀬名
変えなくてはならぬのですか?
松平元康
元康の元は、今川義元様からとっているので、縁起が悪いと信長殿も・・・。
瀬名
あのお方の言いなりにならぬとも良いのではないですか?
松平元康
わしと信長は対等な関係じゃ。いいなりには、なっておらぬ。
瀬名
あっこれよろしいじゃないですか。やすやす
松平元康
え?泰康。松平泰康
瀬名
やすやすとことをなせるので、泰康。いいじゃないですか。
松平元康
そなたは、やはり変わっておるな。
瀬名
そうかしら。

そんな話をしているところ、於大の方(松嶋菜々子)がやってきました。

於大の方
お瀬名殿や。
松平元康
また来られましたか。母上には、上ノ郷城を差し上げたじゃございませぬか。
於大の方
私には、お瀬名殿を一人前の三河女にする役目がございます。さあ、おいでなさいませ。

そして、瀬名は台所を手伝いはじめます。

於大の方
それそれそれ。なんですか。そのへっぴり腰は。もっと腰を入れて洗いなさい。
瀬名
はい。
於大の方
まことに何もできない姫じゃのう。三河では、花だけ活けておればよい女子はおりませぬぞ。
瀬名
はい。

そこに、酒井忠次(大森南朋)がやってきます。

酒井忠次
お方様、なすがとれましたのでもってきました。皆さんでどうぞ。

その後も、瀬名にいろんなものがもってこられます。

平岩親吉
お方さま、河原で丸い石をみつけました。これほど丸い石は珍しいので差し上げます。
登与
お方さま、モテモテですね。
瀬名
みなありがとう。私は、ここが大好きです。みんながひとつの家におるようで。私も早くここの人になりたい。
於大の方
だったら、せっせと励みなされ。のんきなことを言っておる暇はないですよ。
瀬名
はい。

於大の方も厳しいように見えて、自分なりに心を許していました。

松平元康
ひとつの家か・・・

そうつぶやき、部屋に戻りました。この年の夏、元康は松平家康と名前を変更しました。

 

「家康」と書かれた紙を見て、酒井忠次(大森南朋)は感心したように言います。

酒井忠次
なるほど、武家の八幡太郎源義家公の家でございますな。
松平元康
それもあるが・・・わしはこの三河を一つの家だと考えておるのじゃ。
石川数正
妻子だけでなく、家臣や民も皆が親であり兄弟であると考えておられるのですな。その意味も込めて家康。
酒井忠次
確か、お方さまから同じようなことを仰せだったような。
松平家康
そうだったかの・・・ははは。

そんなことを言っているところ、織田からの使者・木下藤吉郎(ムロツヨシ)が岡崎城にやってきました。

豊臣秀吉
お方様とお子様を取り返して、えれえことですな。なげえこと離れておったので、今たまらんことでしょうな。夜だけでなく昼も・・・ひゃっひゃっひゃっ。是非、この猿もお方様にご挨拶を・・・
松平家康
いやいや、それには及ばん。それで、ご用件は?
豊臣秀吉
わが殿から鷹狩りのお誘いをしに来ました。
松平家康
日取りさえあえば、是非
豊臣秀吉
んにゃ。今、今。
松平家康
今?
豊臣秀吉
今、もうやっております。
松平家康
どこで?
豊臣秀吉
西尾のあたりで。
松平家康
そこは、我が領土のはずでございますが。
豊臣秀吉
ええ狩り場でございますな。

家康は狩装束に着替えて、すぐに西尾に向かいました。すると、信長(岡田准一)は武装していました。少ないながら、兵も同じく武装しています。

松平家康
鷹狩とお伺いしました。わが所領で何をなされているのですか?
織田信長
鷹狩じゃ。獲物がたくさんとれたわ。

そういって、指さしたところには捕らえられた者たちがいました。

豊臣秀吉
こやつは、東条、吉良義昭の家中の者。こっちは、大草松平の家中、こっちは上野の酒井忠尚の家中。謀反の企てを白状しました。家康殿の所領には、悪い鼠がぎょうさんいますな。
織田信長
わしの家だの、ひとつの家だのよくそんなことがいえるな。こいつらが手を組んで立ち上がったらどうなる?あん?俺は、今から美濃の平定にとりかかる。お主には、三河をしっかり押さえてもらわなければ困るのだ。
松平家康
はい。

狩られた者たちは、その後処分されました。

 

そして、すぐに離反の鎮圧にあたりました。しかし、ここ数年ずっと戦をしておりお金もお米もない状況です。

石川数正
城の蔵はもはや空っぽです。このままでは、戦も政もままなりません。
松平家康
銭がない。それに尽きるか・・・。

家康は、お金をなんとかしなければいけないので、本多正信(松山ケンイチ)を呼びました。

本多正信
織田殿から銭を借りてくればよろしい。尾張は、商いの盛んな国です。三河より遥かに銭があります。借りるだけ借りて、今川を切り取った分で返せばよろしいかと。
松平家康
それは、ならん。信長に銭を借りとうない。
本多正信
何故?
松平家康
本来、信長とは対等な関係のはずじゃが、どうもそのようになっておらん。信長は、この三河さえも己の領土のようにしておる。
本多正信
それは、殿も悪い。ガツンと言ってやればよい。
松平家康
わかってはおるが、あの男は物凄く怖いんじゃ。銭まで借りたら、もう二度と頭が上がらんわ。

その日の夕方、瀬名が一向宗の寺に行きたいといいます。それを家康は拒否します。

松平家康
いかん、いかん、いかん。断じてならん。一向宗などという怪しげなところは、断じてならん。わしの大樹寺に行ってまいれ。
瀬名
殿は、一向宗に行ったことがおありなのですか?
松平家康
あるわけないだろう。
瀬名
それでは、わからないではないですか。餅やお饅頭もあるのだそうです。
松平家康
いかん。あの連中に銭があるのは、城に一切年貢を納めないからだ。わしらのいうことを聞かず、たんまりとお金を貯めておる。

そこで、家康はここにお金があるではないかとひらめきました。そこで、重臣たちを集めて年貢をとることを家康が言います。しかし、重臣たちは賛成することなくみなが反対します。

 

そこで、家康はお忍びで本證寺に行きました。お供に、本多忠勝(山田裕貴)と榊原康政(杉野遥亮)を従えました。

家康たちは汚い百姓の格好をして、潜り込みました。家康は、町の豊かさに驚きました。

松平家康
すごい賑わいじゃな。なんということじゃ
榊原康政
岡崎城下よりも、にぎわっているくらいですね。食い物もたんとある。

そして、家康は町の様子を見てイライラしはじめました。なぜなら、年貢を支払っていないからこそ潤っている町だからです。

そんな中、酒を飲みながら博打をしている武士を見つけました。渡辺守綱(木村昴)です。守綱は、家康たちに気づきました。家康たちは身分を隠して挨拶しました。

榊原康政
島田村の小平太です。
本多忠勝
同じく、平八
松平家康
家太郎・・・でございます。
渡辺守綱
汚い面だな。顔くらい洗え。あほたけ。

そういって、守綱は家康の頭をはたきました。

松平家康
なにするか。

家康は思わず身構え、刀に手をかけます。

渡辺守綱
俺を誰だと思ってるんだ。渡辺守綱様だぞ。

そういって、家康をヘッドロックします。案内役の長吉が慌てて引き離し、家康を連れていきました。

松平家康
守綱め。禄をとりあげてやろうか。

そう毒づく家康に対して、守綱は考えていました。

渡辺守綱
どっかで見たことある気がするんだよな~。ま、気のせいか。

家康がぷりぷりしながら歩いていると、楽団のような一行がやってきました。その先頭で踊っている千代(古川琴音)にみなの目がとまります。

千代
さあさあ、お堂に集まり。空誓様がお見えになるよ。悩んでることをすべて上人様が聞いてくれるよ。

どんどん上人のところへ行く人たちに対して、家康たちは取り残されていました。

千代
坊やたちは、初めて?
本多忠勝
はい。

千代に誘われて、家康たちも空誓上人(市川右團次)のところに連れていかれました。

 

人々は、空誓上人の話を涙を流しながら聞いていました。その後、みなで踊り出したところに家康は千代に頼みます。

松平家康
上人様と話がしたい。うかがいたいことがあるんじゃ。頼む。

千代は、空誓上人のところに連れていってくれます。家康は、なぜ城に年貢を納めないのか聞きました。しかし空誓上人は、はぐらかします。

空誓上人
政をしてるやつらがアホやからじゃ。アホに銭をみついでも、戦にしか使わん。死に金じゃ

空誓がぼろくそいいます。そのことに、家康は怒りがわいてきました。

松平家康
戦をしたくてしてるのではござらん。国を守るため、民を守るためみな命がけで・・・戦をせずにすむためには、どうしたらいいか教えてください。
空誓上人
知らん。生きとる世界が違う。苦しみを与えてる側と救う側じゃ。

 

空誓上人がいなくなり、家康は千代に踊るように促されます。

千代
怖い顔をせずに、踊りなされ。

そこで会ったのは、瀬名でした。

 

一向宗に行くことを反対された瀬名は、於大と登与(猫背椿)と侍女に扮してやってきていました。家康は、瀬名の手をひっぱります。

瀬名
殿、手が痛うございます。
松平家康
お前がいつからそんなふしだらな女になったんだ。
瀬名
ふしだらなことなどしておりません。
松平家康
踊っておったではないか。
瀬名
踊ることがふしだらなのですか。
松平家康
こんな踊りは、ふしだらじゃ。
瀬名
殿だってきれいな女子と・・・。
松平家康
あれは違う。これは役目じゃ。ここがどのようなところか密かに見物にきたのじゃ。
瀬名
私も同じことです。
松平家康
お前は、そんなことしなくてよい。
瀬名
どうしてですか。
於大の方
まあ、まあそんなに怒鳴らんでもよろしかろう。
松平家康
母上は、黙っていてください。そして、御自分の城におりなされ。

家康は、岡崎城に帰って竹千代と亀姫と遊んでいました。そこで、瀬名が驚きます。

瀬名
お寺から年貢をとる?
松平家康
ああ、すべての一向宗の寺から年貢をとっておる。これで、戦費の準備もできるわ。なあ、竹千代。
瀬名
でも、お寺から年貢をとることはできないのでは?
松平家康
わしは、あのような寺を寺とは認めん。
瀬名
そのような道理が通るのですか?
松平家康
随分、寺の肩を持つのう。
瀬名
私はただ、道理が通らぬのではないかと思って・・・
松平家康
わしはこの国の主じゃ。今まで甘やかしすぎたのじゃ。

家康のやったことが1ヶ月後、大きな問題になります。

 

瀬名の不安が的中して、年貢を取り始めてから1ヶ月後に大きな問題が発生しました。一向宗の門徒たちが、寺から取り立てた年貢を取り返したのです。

怒った家康(松本潤)は、本證寺に使者を送ります。

松平家康
本證寺に使者を送れ。やった者を差し出させろ。米もじゃ。

しかし、簡単に物事は解決しませんでした。家康が送った使者が切り殺されたのです。どうする家康第7話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第8話のネタバレ,あらすじにつづく



どうする家康第7話の感想

どうする家康第7話のあらすじでは、松平元康から松平家康に名前を変更しました。そして、戦費が不足していたので、家康が目をつけたのは一向宗でした。

一向宗の豊かさに目をつけ、家康は一向宗から年貢をとりはじめました。そのことで、一向宗のものたちと亀裂が入ります。

 

しかし、岡崎の女衆は悪いですね。瀬名は家康に反対されたので、行く気がなかったのに、登与や於大にそそのかされたことで、一向宗に行きました。

しかも、そこで家康に会うとは・・・瀬名からすると運がないですよね。でも、年貢のことについては瀬名の方がバランスのとれた判断をしています。

 

ここで、家康が瀬名の言うことを聞いておけば、一向一揆がおきなかったかもしれません。家康からすると瀬名に言われて決めたりしないとは思いますが。

三河を早く平定したい気持ちの一心なんでしょうけど・・・ちょっと早まりました。ここから、歴史に名を残す一向一揆がはじまります。

 

三河衆は、一向宗の信者も多いので大変なことになりそうな予感です。しかし、信長は怖すぎます。鷹狩りに行ったら、武装して謀反の恐れがあるものを捕らえてる。

三河で勝手にこんなことしているのは、家康にとっては耐え難いはずです。ただ、三河平定のために急いで足元をすくわれそう。

 

一向一揆をどうおさめていくのか。まだ若い家康が命の危機にさらされます。どうなるか期待です。どうする家康第7話の感想はここまで。どうする家康第8話の感想につづく



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