べらぼう ネタバレ,あらすじ第32話「新之助の義」

このページは、2025年(令和7年)のNHK大河ドラマべらぼう第32話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

べらぼう第31話のあらすじで、徳川家治(眞島秀和)が亡くなりました。また、新之助(井之脇海)の妻・ふく(小野花梨)と長男・とよ坊が亡くなりました。

 

べらぼうの第32話のあらすじは、民に米が行きわたらない状況がつづいているところからスタートします。べらぼうの第32話のタイトルは「新之助の義」です。

べらぼう ネタバレ,あらすじ第32話

実りの秋がやってきても、米の行き来は減った状態のままでした。蔦重(横浜流星)が長屋を訪ねると、新之助(井之脇海)は何やら、住人たちの話を聞いています。

蔦重
よ~新さん。

蔦重の大きな声はすぐにかき消されます。

長七
お上ってのは、何考えてるんだ。
新之助
何があったんで。
長七
お米もらいに行ったら決まりがあったんだ。一人で何人も養って、かつ働き手が働けなくなった場合に限るってんだ。だから、俺らはもらえねえってんだ。
蔦重
そりゃあ、いっち困っている人からって話じゃねえですかね。
長七
あ?俺らのどこが困ってないっていうんだ。

怒ってしまって、長七(甲斐翔真)は怒ってまるで話が通じない。新之助の部屋にうつった蔦重は、今の長屋の話を聞きます。

新之助
お上は、救い米をロクにだしてくれねえし、大水のすぐあとは裕福な商人たちが助けてくれたが、今はそれもなくなって殺気立っているのだ。
蔦重
新さん、あのこれ。

蔦重は、そういって仕事の報酬にプラスして米も渡そうとします。

新之助
とよ坊とおふくが亡くなったのは、俺が米を受け取ったからというのもある。

蔦重は、ぎくりとしました。なぜなら、米を渡したのは蔦重だったからです。

新之助
蔦重を責めてるわけではないぞ。こちらもありがたかった。ただ、俺もこの出来事にきちんと向き合わないといけないと思ってな。
蔦重
じゃあ、仕事をたくさんお願いする向きで。
新之助
その方向で頼む。

その日、蔦屋に喜三二(尾美としのり)と春町(岡山天音)が訪ねてきました。

喜三二
今そんなに厳しいのか。長屋暮らしって。
蔦重
そうなんですわ。お上は、その辺どう思ってるんですかね。
喜三二
どうだろう、まあ。
春町
それどころではないのではないか。田沼様の追罰で。

田沼意次(渡辺謙)は、お役御免で自ら身を引きました。しかし、徳川御三家が今の状態を招いたのは田沼が原因であると攻勢を強めていたのです。

喜三二
老中になってもらった二万石と大阪神田橋の屋敷もお召し上げ。ついでに、勘定奉行の松本様もお役御免、土山様もお役替え。田沼様のお役御免で終わりと思っていたから、一派は、淡くってるって話だよ。
蔦重
他人事みたいに言ってますけど、お二人はかかわり合いないのですか。
喜三二
俺たちは直参じゃないし。
春町
よそのお家のことだからな。

そこに、大田南畝(桐谷健太)が飛び込んできました。

大田南畝
蔦重、あれ、おれのおれどうなっておる。
蔦重
あ~これですか。
大田南畝
もう刷ってしまったかあ。

そういって、頭を抱えます。大田南畝は、喜三二や春町とちがってれっきとした幕臣です。

大田南畝
蔦重、土山様が御役替えされてしまってな。今、これをだすのはまずいのだ。
喜三二
本引っ込めるより、あの子返した方がいいんじゃないか。あの子。

喜三二はそういって、ニヤリと笑います。

春町
あ~土山様に身請けしてもらった。
蔦重
みほさぎですか。みほさぎ。
大田南畝
今さら、そんな恰好わるいことできるか。
蔦重
そうそう。どっちも今さらですよ。先生が土山様の贔屓なのは、江戸っ子なら誰でも知ってることですし。狂歌集1冊ださなかったところで。
大田南畝
こりもせず、けしからんとなるではないか。こっちは、ダメだ。

南畝は、そう叫びました。

 

一橋治済(生田斗真)は、意次の代わりの老中に松平定信(井上祐貴)を入れることを決めます。そのことを高岳(冨永愛)と水野(小松和重)、康福(相島一之)が話をする。

高岳
あの木綿小僧を老中にですか。

高岳はため息をつきます。木綿小僧とは、松平定信のことです。

松平康福
そなたらも、木綿の打掛けを着せられるぞ。

高岳は、康福の冗談を無視して話をすすめます。

高岳
表では、黒むすびごま会が発足したとか。
水野忠友
大奥でも、西の丸様の乳母・大崎にごまするものが増えてるとか。
松平康福
黒ごまはむすぶではなく、するものか。これぞまさに、黒いごますりでございますな。

水野(小松和重)もまた、康福のことを無視して言います。

水野忠友
このままでは、西の丸様をようした御三家と一橋家の天下。われらはどうなるか分かるのではないか。
高岳
「大奥が承服しないので、田沼様を戻してほしい。」とするのは如何でしょうか。

高岳は、意味ありげにほほ笑んだ。

 

実際に、種姫(小田愛結)の申し出により、今のご時世でしくじったら名前に傷がつくということで、あえて田沼意次は再び登城を有るされます。

寒さ厳しい1月の半ば、蔦重は新之助らがいる長屋にやってきました。すると、そこで雑炊をみなですすっています。

蔦重
新さん、これは?
新之助
困っている者に、分け隔てなくお救い米がでたのだ。
蔦重
そりゃあ、めでてえ。んじゃ、私からも新米のお祝いです。

そういって、蔦重は米一俵と酒をプレゼントしました。

蔦重
たいした量にはならねえだろうけど、みんなで楽しんでくだせえ。
新之助
どうにも、かたじけない。
蔦重
田沼様ってのは、頼りにますねえ。
新之助
田沼?
長七
なに言ってんだ。米を買えなくしたのは、あいつじゃねえか。
蔦重
けど、田沼様が謹慎の間は米がでなかった。謹慎が明けたら、米が出たってのは田沼様が米を出してくれたってことじゃねえですか。
長七
お前、田沼の犬か。

他の者も蔦重に、田沼の金でいい暮らしをしているなどと言ってくるものも。

蔦重
そういじめねえでくだせえ。

しかしこれに、みの吉(中川翼)が怒りました。

みの吉
なら、その酒飲むなよ。うちの商いに文句があるなら、その酒飲むのおかしいだろ。
長七
てめえ。

長七が殴りかかろうとしたその時です。

新之助
蔦重は、俺にも仕事をくれておる。田沼の一派でないものも、確かにおるのだ。ここは、俺に免じて。

新之助が止めに入ったのでした。

長七
まあ、新さんがそういうならよ。
蔦重
新さん。ありがた山で。
新之助
ったくお前よう。

新之助はそういって、みの吉の頭を少し叩きました。

みの吉
だって、言ってることとやってることがチグハグじゃないですか。
蔦重
まあ、そうだけども。
新之助
蔦重、もうここには来るな。仕事のことなら、俺の方から行くから。それに、ここは大店の主が来るようなところでないし。
蔦重
そんな。俺はもともと、身寄りのない吉原ものですぜ。
新之助
そうだな。吉原とそこに落ちてくる田沼の元で財を成した、ひょっとしたら田沼の世で最も成り上った男かもしれぬ。だから、ここには来ぬ方がよい。

蔦重は、落ち込んで店に戻りました。

 

蔦重が家に帰ると、しばらく顔をみせてなかった田沼家の用人・三浦が来ていました。

蔦重
三浦様。
三浦庄司
おお、なんだこれは。艶次郎おお暴れじゃねえか。
てい
今年だした本はすべてお買い上げいただきました。
蔦重
まことにありがた山です。ところで、田沼様ってまた城に上がられるようになったのですね。
三浦庄司
前とは違い、一大名だがな。政に日々励んでおるぞ。
蔦重
このところ、お救い米がでたのはやはり田沼様が城に登られたからですよね。
三浦庄司
殿は今、米の手配。お金をどうするのかということだけを考えておる。
蔦重
それ、まったく伝わってねえと思うでさ。田沼様こそが米を行きわたらせようとしていることが。もう、世の中の悪いことは全部、田沼様のせいにされてますよ。

その頃、田沼意次はなんとか米を流通させようと奮闘していました。

田沼意次
こたびのことで、良い策を思いついたもので。
徳川治貞
なんじゃ。
田沼意次
越中守様(松平定信)に、西の丸の後見をお願いしてはいかがでしょうか。
徳川治貞
それは、一橋の立場をなくせってことか。
田沼意次
恐れながら、一橋様は政にかかわったことがございません。そのような方が後見になるのは、徳川のためになられるとお考えでしょうか。もし、このお考えを気に入っていただければ、ご老中方に進言するぐらいはできますが。
徳川治貞
越中はのむかのう。
田沼意次
おそらく飲まれるのではと睨んでおります。

こうして、田沼意次は一橋治済と御三家の連携を切り崩しに成功します。そして、松平定信と対峙しようとしていました。

その頃、蔦重が奉行所の前を通りかかると人だかりができていた。米を求めて、人々が集まっていたのです。そこに、新之助や長七の姿もあります。

 

大阪では、「打ち壊し」が行われ、騒動は大きくなる一方です。田沼意次は、松平定信に頭をさげていまいた。

田沼意次
このままでは、江戸でも打ち壊しが起きてしまいます。江戸の民のためにお慈悲をいただけませぬでしょうか。

奥州は米の作付けもようございました。米を回送していただけないでしょうか。お聞きいただければ、上様の後見に推挙させていただきたく存じます。

松平定信
後見?
田沼意次
はい。後見になれば、上様が成人するまで越中守様の意見が上様の意見となります。
松平定信
米は送ってやる。ただ、後見の話は持ち帰らせてくれ。そなたには、何度も煮え湯を飲まされてきたからな。わるいが、わしも小僧ではないのでな。
田沼意次
しかし、それでは米の出し存になりますが。
松平定信
江戸の打ち壊しは徳川の威信にかかわる。だから、そこについては助太刀いたすという考えだ。そなたには、わからぬ考えかもしれぬが。
田沼意次
かたじけのう存じます。

意次が帰った後、治貞(高橋英樹)が聞きます。

徳川治貞
そなたの心意気は見事なものだが、良いのか。
松平定信
中納言様、はげめど米を用意できぬこともございます。

意次の思い通りにさせぬと松平定信は悪い顔をしました。

 

そんなある日、三浦が蔦屋にやってきます。

三浦庄司
急ぎ摺物を頼みたいのだ。
蔦重
黄表紙ですか?
三浦庄司
いや、そのようなものだ。

三浦が指したのは、蔦重が読んでいた読売でした。

 

蔦重が日本橋の本屋を集めて、話合いの場をもうけます。

次郎兵衛
え?なんで、お上の策を掏ってばらまくの?
蔦重
どうも読売ってのは、打ち壊しをあおる向きのものばかりで、それを沈めて欲しいらしいんです。
村田屋
ごめんだね。そんな話。
蔦重
けど、打ち壊しなんてならない方がいいでしょう。
村田屋
なんなきゃいいさ。田沼様寄りってことなんだろ。
鶴屋
田沼様の依頼ってことは、相当な礼がでるんでしょうね?
蔦重
そりゃあ、まあ。
鶴屋
では、こういう形でいかがでしょう。摺るまでは一緒に手伝う。でも、撒くのはあくまで蔦屋さんってことでいかがでしょう。

翌日から、蔦重とみの吉、次郎兵衛(中村蒼)、忠五郎(芹澤興人)は読売をくばっていきました。

蔦重
さあ、さあ。もっていっておくれ。田沼様が米をだしてくれるそうだよ。

そういって、手分けして読売を渡していきます。しかし、米がでるはずの日になっても米がお上から配られていませんでした。

みの吉
今日、お米でるはずですよね。
蔦重
まずいな。なんかあったのかな。

今日でるといっていたことから、民は怒っていました。

蔦重
みの吉、十中八九打ち壊しになる。鶴屋さんに伝えてくれ。いいか頼んだぞ。

蔦重は、長七たちに殴られ蹴られします。

 

それでも、蔦重はなんとかみんなが捕まらないように。死人が出ないようにと願い

蔦重
打ち壊しても、米を盗んだりしなければ、それは米屋の喧嘩ですむ。大した罪にはならないってことだ。

べらぼう第32話のネタバレ,あらすじはここまで。べらぼう第33話のネタバレ,あらすじにつづく



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