らんまん第12話あらすじ「綾の淡い恋」感想

このページでは、NHK朝ドラ「らんまん」の第12話ネタバレ,あらすじを吹き出し形式(会話方式)でお伝えしています。

らんまん第11話のあらすじで、万太郎(神木隆之介)の希望で、峰屋が東京の内国勧業博覧会で峰乃月を出品することを決めました。

 

らんまん第12話のあらすじは、綾(佐久間由衣)は幸吉(笠松将)に酒造りを教えてもらうところからはじまります。らんまん第12話のタイトルは「綾の淡い恋」です。

らんまん第12話あらすじ

万太郎は小学校の教師にならないかと校長から聞かれます。

万太郎
やらんと。そんなことしとる暇はない。心の友に会うがじゃ。校長先生、失敬。
竹雄
心の友って、夢でも見とるんですか?

万太郎は、文部省博物館の田中芳夫(いとうせいこう)と野田基義(田辺誠一)に会えることが東京に行く本当の目的でした。

この頃、綾(佐久間由衣)には、何度も縁談が舞い込んでいました。本心では、峰屋を離れたくない。しかし、タキ(松坂慶子)に言われるままに見合いをしました。

タキ
綾、縁談は家と家の結びつきじゃ。おまんには恥をかかされた。
申し訳ありません。

見合いから帰ってきた、綾のもとに竹雄(志尊淳)がやってきました。

ええ方やったよ。立派なお店でな。あちらさんは、40歳を超えたぐらいじゃろか。前の奥さん亡くしたから、私にはのんびり過ごしてほしいって。私のこともな、きれいって言うてくれたがよ。けど、御膳のお酒をのんでしもて。
竹雄
うまかったですか?
うん。でも、うちの酒のほうがうまかった。博覧会では蔵元が自慢の酒を出して競うがじゃろ。見合いどころじゃないって、思わず言うてしもた。
竹雄
それは、いかんろうねえ。
悲しそうな顔をされちょった。わたしかて、機嫌ようわらってたほうがえいゆうてわかっちゅうが。それで、みんな幸せじゃき。なんに、自分にことばっかり言うて。醜かよ。

蔵入りの日以来、綾(佐久間由衣)は幸吉(笠松将)に酒造りを教えてもらっていました。

甘い。栗みたい。

綾は、蔵に入れないため寒いなか、外の作業台で話していました。

幸吉
味の濃い麹を醸したら、もっと濃い辛口になりますき
それ、試してみたいが。
幸吉
わかりました。では、親方に頼んでみましょうか。

竹雄(志尊淳)は綾のことが好きなので、綾と幸吉が仲良くなるのを複雑な心境で見ていました。そんな気持ちを抱えたまま、万太郎(神木隆之介)の部屋に行きました。

竹雄
若、寒くないですか?

部屋に入ってそういうと、びっくりしました。部屋中に資料が散らばって散乱していたからです。

万太郎
自分で種類を突き止めれんようでは、心の友にお会いできんき。
竹雄
若は、人に関心を持つことがあるがですか?
万太郎
あるに決まっちゅうじゃろ。蘭光先生、心の友の里中先生、野田先生
竹雄
全部、先生じゃないですか?そうじゃのうて、おなごとかに興味はながかですか?
万太郎
おなご?ようできちゅうと思うけど。花をみてたら、きらいな色がかわった形で虫をよびゆうが。女子が着飾っとるのも同じじゃろ?
竹雄
もうえいです。理屈じゃないがです。若に聞いたとが間違いでした。

そして、春がきます。峰屋では、出品準備が行われていました。大座敷には、タキ(松坂慶子)と万太郎、綾、寅松(嶋尾康史)、市蔵(小松利昌)と竹雄らが集まって試飲が始まります。

タキ
峰乃月、うちの酒じゃ。
お待ちください。

その席で、綾は研究していた酒をだします。

新しく仕込んでみた濃い口の酒です。峰乃月は看板ですが、博覧会で競うなら一口で忘れられん酒がどうかと。

それを聞いて、タキが綾に怒ります。

タキ
その酒は、おまんが言い出して造らせたがか?
幸吉
いいえ、私が作りました。

慌てて、割って入ります。

幸吉は、私に従っただけです。一口だけでいいので、試飲してくださいませんか。お願いします。
タキ
いかん。競わせるために別のもんを出すとは、おまんは峰乃月がまずいというとがか。そんな、酒は今すぐ下げなさい。

その後、幸吉と綾は土手で話をしました。

幸吉、ごめんなさい。私のせいで・・・
幸吉
面白かったですね。試して、試して、うまい酒が出来たら面白いき、また、いつかやりましょう。
そういうてくれるがか・・・。
幸吉
綾様の気持ちは、ようわかっちょりますき。

そして幸吉は、幼い頃に綾が蔵に来た時に落としたかんざしを渡します。

幸吉
ずっとお返しできませんでした。今も酒造りをお好きで良かったです。

綾は、かんざしを受け取る手が触れ合いドキドキしました。

 

いよいよ、万太郎が博覧会に向かう日がやってきました。

万太郎、きばりや。
万太郎
行ってまいります。

らんまん第12話のネタバレ,あらすじはここまで。らんまん第13話のネタバレ,あらすじにつづく



らんまん第12話の感想

らんまん第12話のあらすじでは、万太郎は教師になる誘いを断りました。東京の心の友に会うためです。万太郎は東京に行くことをワクワクしていました。

一方、万太郎の姉・綾は幸吉と一緒にお酒を造りました。しかし、タキにこっぴどく怒られてしまいます。

 

万太郎は案外、教師に向いていると思うんですけどね~。ただ、自分でも言っていたように小学校中退です。この時代であれば、なんとかなったのかな?

職業として確立されていない植物を追っかけるより現実的かなと思います。また、峰屋を継がないにしても、先生になるのであればタキも許してくれそうな気がします。

 

綾と幸吉は、良い雰囲気でしたね。綾は明らかに、幸吉のことを好きになっていました。それを竹雄は複雑な気持ちで見ていました。

水浴びたりして、気持ちをなんとか抑えようとしているあたりが可愛らしいですね。万太郎が水かぶったところは、笑ってしまいました。

 

でも、タキも一口ぐらい飲んであげればいいのに。一口飲んで、美味しいとか美味しくないとか一言でも言えば、綾も納得するのにな~。

峰乃月より美味しいお酒が出来るのが怖いんやろかなって思ってしまいました。綾はお酒に興味がある。万太郎はまったくない。

 

本当に、逆やったら峰屋はうまくいくのになって思ってしまいますね。らんまん第12話の感想はここまで。らんまん第13話の感想につづく



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