らんまん第14話あらすじ「心の友」感想

このページでは、NHK朝ドラ「らんまん」の第14話あらすじ,感想をまとめています。あらすじは、吹き出し形式(会話方式)でお伝えしています。

らんまん第13話のあらすじで、万太郎(神木隆之介)は「白梅堂」の娘・寿恵子(浜辺美波)に一目惚れしました。

 

らんまん第14話のあらすじは、万太郎が博物館をたずねるところからはじまります。らんまん第14話のタイトルは「心の友」です。

らんまん第14話あらすじ

万太郎(神木隆之介)は、憧れの植物学者に会いに博物館に行きました。前日は、一睡も寝れずに緊張していました。面会を申し込んだ後に、竹雄(志尊淳)に弱音を吐きました。

万太郎
本当に、わしなんぞ来てよかったんじゃろか?

研究室に入った万太郎ですが、誰も声をかけてくれません。みんな、自分の仕事をしていました。そこに、大きな声をあげて奥から出てくる人がいました。

ああ~眠い。誰か、面白い話をしろ。

そこにいる人たちは、何も言わずに仕事に戻ったので万太郎が答えました。

万太郎
これ、ギンバイソウでしょうか。わし山の中でこれを見たら、いつもトキメキます。
君は?見慣れない顔だね。
万太郎
土佐の佐川からやってまいりました槙野万太郎と申します。
土佐にもギンバイソウが生えているのか。
万太郎
はい。横倉山ゆう山に生えています。草木図説と見合わせるのに、何度も登ったとに、ここではすぐ手にとれるとですね。
それが標本のいいところだよ。こうしておけば、標本にしておけば、いつでも取り出せるし大量保存も可能なんだよ。

そして、タマアジサイを顕微鏡にセットしてくれました。万太郎は、初めて顕微鏡を見て感嘆します。

万太郎
ふおおお。顕微鏡・・・
次はこれ。ヤブデマリというスイカズラの仲間になるんだよ。わかったら名札をつけてやらんとな。

そういって、標本に名前を書きはじめました。標本にする場合は、世界共通にするためラテン語の学名を書きます。

タマアジサイを見て、万太郎はシーボルトと入っていることに気づきます。

野田基善
シーボルト。植物を見つけて、名前をつけた人だ。植物を名付けて発表した人は、永久に名前が残される。
万太郎
永久に?先生、これもシーボルトとあるのですが?
野田基善
日本の植物は、鎖国中にシーベルトが調査してな。
万太郎
そんな最近のことですか?
野田基善
最近も最近、日本では、今はじまったばかりだ。
万太郎
この花を突き止めようとしているのですが
野田基善
見たことないな。新種かもしれん。
万太郎
新種やったらどうなるんですか?
野田基善
誰かが名付け親になって、全世界に発表する。
万太郎
それは誰が?
野田基善
普通は、最初に発見した人だな。ただ、今の日本では名付け親になれる人間はいない。日本では、標本が足りないから不明な植物は、ロシアのマキシモヴィッチ博士に送って問い合わせるしかない。

それで、博士が名付け親になって発表する。だから、今のところ日本人が名付け親になったことはないんだよ。

万太郎
ほんなら、日本にも標本がようけあったらええがですね。
野田基善
そうだ。だから今、たくさんの標本を集めておる。ところで君、ここに何しに来たんだっけ?
万太郎
わし、ここの先生にお会いしたくて。里中芳生先生と野田基善先生に。
野田基善
野田基善は、私だが。

万太郎は、帳面の博物図を野田基善(田辺誠一)に見せました。

万太郎
野田先生・・・えっ小学校の頃から、これを見てずっと先生に会いたくて。
野田基善
これは、ここの博物館に来て最初の仕事で作ったもの。小学生の時か・・・。これをもってわざわざ会いに来てくれたのか。

野田は感激のあまり涙して、万太郎と抱き合いました。そして、もう一人の里中芳生(いとうせいこう)もそこにやってきました。

里中芳生
野田くん。ついに来たぞ。

里中はパリからもってきたサボテンを見せました。

万太郎
うわあ、なんじゃろ。ニョロニョロしとる。
里中芳生
いい反応するねえ。これは、サボテンという植物だ。サボテンは世界中に何十、何百種類があるんだよ。この子の和名をどうするかね?

2人は、そのサボテンを「ヒモサボテン」としました。

万太郎
つながっちゅうがですね。植物通したら、わしと異国もつながっちゅう。
里中芳生
我々は、西洋に比べたらまだはいはいをはじめた赤子だが成長を続けることが肝心だからね。

野田と里中に見送られ、万太郎は博物館を後にしました。万太郎は、博物館をルンルンで出ますが、竹雄に釘を刺されます。

竹雄
こんなのは、遊びですき。草のことは遊びです。
万太郎
違う。
竹雄
いうてください。酒造り以外は、遊びじゃって
万太郎
いえるわけなかろうが。

竹雄は、万太郎には峰屋の当主としてしっかりして欲しいという思いが強くあったから引きませんでした。

万太郎
何を怒っちゅうがじゃ。竹雄

らんまん第14話のネタバレ,あらすじはここまで。あんまん第15話のネタバレ,あらすじはにつづく



らんまん第14話の感想

らんまん第14話のあらすじでは、万太郎が博物館に行き心の友である野田基善と里中芳生に会いました。万太郎の顕微鏡や標本の方法などを見て目がキラキラと輝きます。

万太郎は、良かったですね。東京に来た一番の目的はこれだったわけですから、願いが叶って。しかし、偉い先生も気さくに教えてくれました。

 

万太郎からすると、もっと格式ばった人物なのかな。怖そうな人かなって思っていたら、すごく親切に教えてくれました。

万太郎にとっては、この出会いは大きかったと思います。最初に嫌なおもいをすると、心折れそうになりますが・・・博物館の人たちはみんな優しくしてくれました。

 

標本の方法もわかったし、最初に植物を発見したら自分の名前がつくことも知れました。なので、万太郎も、いつか自分の名前をつけたいって思ったはずです。

でも、最後のシーンは複雑でした。竹雄は峰屋の当主としての万太郎を希望して草花は遊びと言いました。しかし、万太郎のことをもう止められない。

 

そのことが竹雄は、わかってしまった。だからこそ、怒っていたのだと思います。万太郎は峰屋を継がない可能性が高い。

そのきっかけを作った場所に、一緒に来たことを後悔したのかもしれません。万太郎は、峰屋の当主としてどんな決断をするのか。

 

そして、その時に竹雄はどういう道を歩むのか。今後の2人が気になりますね。らんまん第14話の感想はここまで。らんまん第15話の感想につづく



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