らんまん第33話あらすじ「君を歓迎する」

この記事では、NHK朝ドラ「らんまん」の第33話あらすじ,ネタバレを吹き出し(会話形式)でお伝えしています。

らんまん第32話のあらすじで、万太郎(神木隆之介)は田邊教授(要潤)に会いに東京大学の植物学教室に行きました。

 

らんまん第33話のあらすじは、植物学教室で田邊教授(要潤)と話すところからはじまります。らんまん第33話のタイトルは「君を歓迎する」です。

らんまん第33話あらすじ

田邉教授
グッドモーニング、ジェントルマン。君は誰だい?
万太郎
私は、槙野万太郎と申します。田邊教授に会いたくて、土佐からやってきました。これ紹介状ですき。

そして、野田(田辺誠一)からの紹介状をあけました。

田邉教授
野田さんは、君が熱意のある若者であるので便宜をはかってやって欲しいとある。君は、何を望んでここに来た?
万太郎
土佐から植物標本をもってまいりました。私がお持ちしたのは、これまで集めた中で珍しいと思うものです。これをご覧いただければ、私のことがおわかりいただけるかと思います。
田邉教授
私に君を理解してもらいたい?
徳永助教授
教授、時間の無駄です。私が彼の相手をします。
万太郎
待ってください。少しだけでもこれを。
徳永助教授
珍しいとは誰が判断した。悪いが、君の名前は聞いたことがない。君の師は誰だ?
万太郎
佐川では、池田蘭光先生。去年一度、上京した際に、野田先生、里中先生に教えていただきました。
徳永助教授
池田先生には、いつまで師事を?
万太郎
12歳です。その後は、小学校中退しましたき。けど、書物はたくさん読みました。あらゆる書物が私の先生でした。

万太郎は熱意をもって話しますが、その場はしらけていました。みな、厳しい受験を経てここにいるわけです。小学校中退の万太郎が来るべきところではない。誰もがそう考えていたのです。

田邉教授
土佐から来たと言ったね。いいだろう。中身を見てみよう。私は、土佐の人には恩義があってね。それに、ノブレスオブリージュという考え方がある。

施しを与えるのだと言って、周囲がニヤニヤします。

万太郎
それなら結構です。あなたがたは、わしが世界にうってでるのを眺めてみてたらいい。

万太郎は、英語でそう反論しました。万太郎が流暢な英語を返してきたことで、みなが驚きます。

万太郎
わしは確かに小学校すら中退してる。けど、植物に対する情熱はあなた方にも負けてない。わしは、この国の植物のことをいつまでも外国人に任せておれん。日本人の手で、この国のすべての植物を明らかにしたいと思うております。

そういって、万太郎は「土佐植物目録」と新種かもしれない標本を見せました。すると、一同の表情が一変しました。

田邉教授
これだけのことができるとは、君の言葉に嘘はないな。この国にある植物の本は、あらかた読んできたか。
万太郎
はい。一字残らず書き写してきましたき。教授、こちらには3000種の植物の標本があると伺いました。その標本を見せてもらえるがやったら、わしの植物がなにがかわかるもんもあると思います。
徳永助教授
3000種類あると言っても、こちらだって検定してないものはたくさんある。
万太郎
ほんなら、わしがこちらのわからんものも突き止めます。自分の標本を確認するので、苦にはなりません。
藤丸
えっ?それ助かる。

万太郎に標本を頼めるなら、学生たちも研究に打ち込めるので嬉しいことでした。しかし、それに反発する者がいました。

徳永助教授
小学校中退の分際で、交換条件とはおぞましい。ここはどこだ。我が国の最高学府であると同時に、国家機関である。交換条件などハナから成り立たん。
田邉教授
交換条件は確かに、成り立たん。そんなものはなくても、こちらは折れざるえまい。私は君が欲しい。君が持ち込む標本は、値打ちがある。西日本、九州、奄美、今後の植物の足掛かりになるだろう。
徳永助教授
彼の出入りを許すということですか。あり得ません。大学の権威が揺らぎます。
田邉教授
君は、旧幕臣の化石だね。1度、留学しておいで。確かに彼は、うちの学生ではない。だが、核心は1つだ。権威をかざして門戸を閉じるよりも、一刻も早く研究の場を作り出すことだ。

万太郎と田邊教授は、握手をかわしました。

田邉教授
君を歓迎する。

田邊教授は、そういって万太郎にハグしました。

万太郎
ありがとうございます。

この時、日本の植物学はまだ黎明期でした。万太郎は特別に東京大学の出入りを認められました。らんまん第33話のネタバレ,あらすじはここまで。らんまん第34話のネタバレ,あらすじにつづく



らんまん第33話の感想

らんまん第33話のあらすじでは、万太郎が田邊教授に認められて東京大学への出入りを認められるという物語でした。

田邊教授に認められて、万太郎としてはとても良かったですね。でも、やっぱり受験して東京大学に入って勉強している人は納得がいかないところがあると思います。

 

誰かが言っていたように、ここに来ているのは優秀なエリートでその陰には、東京大に入りたくても落ちてる人がたくさんいます。

小学校中退の万太郎が東京大学に出入りするのは、認めることはできない。この考え方は、普通ですよね。むしろ、田邊教授の方が異例な考え方です。

 

万太郎がどんなにすごいとしてもそれで認めてしまうと、受験せずに東京大学にやってくる人たちが山のようにでてきてしまいます。

今後、いじめにあわないかとか。植物学教室で嫌がらせを受けないかとか・・・ちょっと心配になります。

 

ただ、田邊教授が出入りを認めてくれました。こっから先は、万太郎自身が信用を作っていくしかないのかなって思いました。

万太郎の熱意が伝わればいいんですけど・・・らんまん第33話の感想はここまで。らんまん第34話の感想につづく



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