らんまん第36話あらすじ「四面楚歌」感想

このページでは、NHK朝ドラ「らんまん」の第36話あらすじ,ネタバレを吹き出し(会話形式)でお伝えしています。

らんまん第35話のあらすじで、万太郎(神木隆之介)は寿恵子(浜辺美波)に牡丹を描いてプレゼントしました。

 

らんまん第36話のあらすじは、寿恵子がまつ(牧瀬里穂)に切り出すところからはじまります。らんまん第36話のタイトルは「四面楚歌」です。

らんまん第36話あらすじ

寿恵子
またあさり?
まつ
いいだろう。あさりは、今が美味しいんだから。
文太
女将さん、今度これをだそうと思うんです。
寿恵子
いただきます。
まつ
これ、ご飯前だよ。
寿恵子
文太さん、これからはかるやきも置いてもらえますか。

文太(池田万作)が帰った後、寿恵子(浜辺美波)がまつ(牧瀬里穂)に切り出しました。

寿恵子
こないだのみえ叔母さんの話、私、行ってみたい。鹿鳴館にいってみたい。華族様方を見てみたいし、異人さんにも会ってみたい。
まつ
物見じゃないんだよ。とにかく、許しません。
寿恵子
おっかさんは、柳橋で知らない人がいないほどの売れっ子の芸者だったんでしょ?文太さんが言ってた。そりゃあ、もうキレイだったって。それで、おとっさんと出会ったんじゃないの。私もおっかさんと同じ景色をみてみたい。
まつ
あんたは妾の娘でも、れっきとした彦根の武家の娘。おとっちゃんが鹿鳴館なんて認めるはずがない。
寿恵子
おとっちゃんの気持ちなんで決めつけないでよ。おとっちゃんが残してくれた本、全部冒険の話だよ。おとっちゃんが生きてたら、ちゃんとお願いしてたと思う。鹿鳴館は、みたことない世界だもん。憧れで、何が悪いの?
まつ
いい加減にしなさい。鹿鳴館は許しません。お寿恵、おとっつあんがどうして亡くなったのか忘れたの?

寿恵子は、それ以上なにも言えなくなりました。

 

万太郎(神木隆之介)は、毎日朝早くから研究室に向かいました。雑用や掃除もしっかりしていました。

万太郎
おはようございます。
藤丸
おはようございます。早いですね。

万太郎の次に来たのは、2年の藤丸(前原瑞樹)と波多野(前原滉)でした。やる気まんまんの万太郎に対して、2人は疲れきっていました。

万太郎
これは、教科書ですやろか。
波多野
はい。教科書はすべて英語です。教授がすべてコーネル大学と同じものを発注してて。

田邉教授(要潤)の授業はすべて英語で行われていました。そのため、2人にとっては予習だけで一苦労です。

万太郎
すごいですね。大学生のみなさんは、わしとは比べもんにならん勉強をされちゅうがですねえ。
藤丸
うう・・・痛い
波多野
藤丸は、英語が苦手で。すぐに胃が痛くなるんです。
万太郎
そりゃあ、かわいそうですのう。せめて、教室を飛び出して野山に行ければ・・・
波多野
植物採取は、時間とりますからね。長期休みの時にまとめて時間がとられてて。それ以外の時期は、講義の準備、宿題、テスト、論文に追われて気がつけば朝になっています。

万太郎は、研究室の学生が毎日寝れないような生活を送っていることをはじめて知ります。

万太郎
ほうですか。

その後、万太郎は藤丸がウサギ小屋でウサギ用の餌を食べようとしているところに話かけます。

万太郎
胃がいたいなら、センブリの方が。
藤丸
別に、薬を探してるわけじゃないんです。癒しを求めてるだけなんで。
万太郎
藤丸さん。わしと今日一緒に帰りませんか。東京の植物、教えてもらいとうて。
藤丸
なんでそんなことせにゃならんのです。そんな暇、ありません。
万太郎
いや、少しだけ。
藤丸
いいですよね、あなたは。宿題も試験も論文もない。好きなように来て、勉強して。好きに帰るだけじゃないですか。それでいて、教授にも気に入られてる。土佐のつながりって、なんですか?つながるべくしてつながったとか、すごいですよね。

そういって、藤丸はいなくなりました。その様子を見ていた、波多野が声をかけました。

波多野
槙野さんが悪いわけじゃないんですけど、僕たちもここに入るのも簡単じゃなかった。ここに居続けることも大変なんです。あなたとは違うから。

波多野もそういって、いなくなりました。万太郎は、ウサギ小屋で一人取り残された気分になっていました。らんまん第36話のネタバレ,あらすじはここまで。らんまん第37話のネタバレ,あらすじにつづく



らんまん第36話の感想

らんまん第36話のあらすじでは、寿恵子は意を決して鹿鳴館に行きたいと言いますが、母・まつに猛反対されました。

また、万太郎は植物学教室の学生が大変なことを知り、大学生の藤丸や波多野から厳しい言葉を投げかけられるというストーリーでした。

 

寿恵子が鹿鳴館に行っても、なれるのは妾だからという思いがまつにはあるのかな。寿恵子が何を言っても猛反対でした。

寿恵子の父親がどんな亡くなり方をしたのか。その影響がありそうな話ぶりでした。今後、具体的に話がでてきそうです。

 

しかし、まつとみえ(宮澤エマ)ではまったくタイプが違いますね。鹿鳴館をすすめる人と反対する人。まったく逆の立場です。

ただ、寿恵子がどうしても鹿鳴館に行きたいってなると最終的には、本人の希望になるんでしょうね。そこにどんな世界が待ってるのか。

 

文明開化は、寿恵子にとって素敵なものなのか。それとも・・・?一方、万太郎も厳しい立場ですよね。大学生たちから見たら、不満に思います。

授業も試験も宿題もない万太郎に対して、それに追われる学生たち。立場が全然ことなります。大学を卒業して研究室に残るのなら理解できますが、同じ道を通ってない万太郎。

 

あの人ずるいなあって思われても仕方ないですよね。逆に言うと、田邊教授(要潤)がいなくなると植物学教室を追い出される可能性が高い。

それまでに、なんとか万太郎は新しい発見などの実績を残さないといけないような気がします。どこかで、大学生たちが万太郎と仲間になれる。

 

そんな日がやってくるのかな。立場が違うので、なかなか難しいですよね。らんまん第36話の感想はここまで。らんまん第37話の感想につづく



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