らんまん第46話あらすじ「見習いさせてください」感想

この記事では、NHK朝ドラ「らんまん」の第46話あらすじ,感想をまとめています。あらすじは吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

らんまん第45話のあらすじで、万太郎(神木隆之介)は寿恵子(浜辺美波)に会いに、白梅堂に行きました。

 

らんまん第46話のあらすじは、万太郎が大畑印刷所に行くところからはじまります。らんまん第46話のタイトルは「見習いさせてください」です。

らんまん第46話あらすじ

万太郎(神木隆之介)は、植物雑誌の印刷をするため神田にある大畑印刷所に行きました。万太郎は、工場主の大畑義平(奥田瑛二)に頼み工場に入らさせてもらいます。

作業場では、画工の岩下定春(河井克夫)が石版に向かって筆を走らせていました。万太郎は、興味をもって近づいていましたが、大畑義平に止められました。

大畑義平
今、大事なところなんで。ちょっとでも手が震えてしまうといけないんで。岩下は、若い頃は浮世絵をしていましてね。私が引き抜きましてね。原画を版に写すのに、うちにかなうところはありません。

万太郎は、じっと見ていて・・・もっと見ていたかったが、大畑が依頼内容を聞きたいため座敷に案内されます。

万太郎
印刷を?
大畑義平
せっかちな人だ。こちらが図案で、刷り上がりです。自慢の加工ですから、そちらさんのどんな依頼でも。

万太郎は、仕上がりの素晴らしさを確認しましたが、もっといい物を要求しました。

万太郎
ありがとうございます。石版印刷が絵を描くのに適してることも、あの方の素晴らしさもわかりました。木版印刷では、こうはいきません。
大畑義平
その通り。書いた筆のまま印刷ができるんですよ。これからは、石版印刷がぱあっときますよ。
万太郎
大変に結構です。けど、こちらに任せることはできません。画工の方は、図案をうつしてかいておりました。図案と線の太さが変わっております。
大畑義平
どうもトゲのある言い方をしますね。依頼内容も明かさないうちに、うちの画工は腕がないとおっしゃられるんですか?
万太郎
私はただ、図案を写すことがには限界があると申しております。
大畑義平
なんだと?

大畑は、声を荒げました。

イチ
アンタ

大畑の妻・イチ(鶴田真由)がなだめます。

大畑義平
うちの職人を見下してるんじゃねえぞ。
万太郎
依頼内容を変えますき。わしをこちらで働かせてくれませんか?わしがお願いしたい図版は、線の太さや筆遣いまで、そのままだしてもらわないといけません。

かくなる上は、私が石版にそのまま描いて、自分で印刷できるようになりたいと思っております。こちらで、働かせてやってください。

大畑義平
なんだかバカなことが聞こえてきました。うちの画工が気に入らねえからって、自分でやらせろ?なめやがって。
イチ
アンタ、深呼吸
大畑義平
どこの世界に、はいそうですかって教える奴がいるんだバカヤロー。
イチ
おだまり。お茶。失礼いたしました。御維新の頃は、火消しだったから血の気が多くて。でも、そちら様もそちら様です。簡単にできないことだから、商売が成り立つのです。
万太郎
承知しております。働くという以上、見習いからやらせてもらいます。日中は、大学で研究があるので、夕方6時から夜中まで通わせてもらえませんでしょうか。
イチ
こちらは忙しいんです。一から教えてる暇なんて、ないんです。
万太郎
わかっております。大事な技術を教えていただくので、こちらが大畑さんに授業料を払いますき。
大畑義平
お金払って習わせてくれ?おい、意味わかるか?
万太郎
大畑さん、よろしくお願いします。

その申し出を店主・大畑義平と奥さんのイチ(鶴田真由)は了承しました。

寿恵子
そう。槙野さんしばらく来ないんだ。おっかさん。槙野さんがどこに住んでる場所聞いた?
まつ
あんたあのお方とどういう関係なの?
寿恵子
どういうって・・・なんのかかわりもないよ。前ばかり見てる。あの人のことそれしかしらない。ただ、軽焼きを食べさせてあげたい。
みえ
こんにちは。聞いたわよ。お寿恵。高藤さんの音楽会に呼ばれたらしいじゃん。アンタが高藤さんが見初められたら、姉さんも私も高藤さんとつながりができるんだから。
まつ
いいよそんなの。相手は、お寿恵に決めさせるから。
みえ
お寿恵ちゃん、あんた誰かいるの?高藤さまと誰かを比べるつもり?姉さん?本気。
まつ
母親とすれば、あの子が幸せになってくれればそれでいいけどね。

寿恵子は、部屋に帰って万太郎のことを考えていました。

寿恵子
私、槙野さんのこと本当に何もしらない。どうして、しばらく来ないなんていうの?

らんまん第46話のネタバレ,あらすじはここまで。らんまん第47話のネタバレ,あらすじにつづく



らんまん第46話の感想

らんまん第46話のあらすじで、万太郎は大畑義平に頼み石版印刷の修業をさせてもらうことになりました。しかも、お金を払って働かせてもらうことになります。

一方、寿恵子の方は万太郎がしばらく来ないということにショックを受けていました。そして、自分が万太郎のことを何も知らないことに気づくストーリーでした。

 

万太郎は、石版印刷に興味深々でしたね。工場の中で、すごく近くで作業を見ていました。しかし、大畑義平は癖がすごかったです。

万太郎も失礼なのですが、それにしても大畑義平はすぐ怒っていました。あんなに怒って、よく商売しているなって思ってしまいました。

 

それを支えているイチは、とても素敵な人でした。イチがいないと、話が上手に進まなかったかもしれません。

万太郎は、お金を払って石版印刷を教えてもらう。これって、石版印刷を習いに行くみたいな形ですよね。そこまでしなくてもって思いますが、万太郎らしいこだわりです。

 

絵を自分のこだわった通りに描きたい。だから、自分でやりたい。すごく単純だけど、普通は誰も考えません。

こういったことは、田邊教授(要潤)や同じ植物学教室の藤丸(前原瑞樹)や波多野(前原滉)は絶対にしないと思います。それが万太郎の強みなのかもしれません。

 

誰もやらないところまで追求する。神は細部に宿るという言葉がありますが、細かいところまで万太郎はこだわり続けています。

ただやはり気になったのは、寿恵子をほったらかしにして大丈夫なのかなってことです。しばらく会わないにしても、直接言った方がいいと思うんですけどねえ。

 

そこも万太郎らしいといえば万太郎らしいですが、寿恵子からすると不安になると思います。2人の恋がどうなるのか。

万太郎の植物雑誌と同様に気になるポイントですね。らんまん第46話の感想はここまで。らんまん第47話の感想につづく



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