らんまん第52話あらすじ「田邊教授の真意」感想

このページでは、NHK朝ドラ「らんまん」の第52話あらすじ,感想をまとめています。あらすじは吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

らんまん第51話のあらすじで、万太郎(神木隆之介)の石版印刷の技術が向上して、1枚完成させました。

 

らんまん第52話のあらすじは、万太郎が1枚上手に石版印刷を完成させた続きからはじまります。らんまん第52話のタイトルは「田邊教授の真意」です。

らんまん第52話あらすじ

大畑義平
万さん、夜食にせんか。うどん伸びるぞ。
万太郎
大将ようやっと、まともな一枚が刷れるようになったき。これで・・・
大畑義平
辞めるがか。たった1枚ぐらいで辞めるもんじゃねえんだよ。

万太郎は、印刷所での働きがしっかりしていたことから大切な存在になっていました。そのため、大畑(奥田瑛二)も万太郎を引き留めます。

他の社員からも、辞めるなの大合唱がわきおこったので、万太郎は大きな声で言いました。

万太郎
仕事、注文するき。植物学会の会報誌、図版をこちらで刷らしてもらいたがです。
大畑義平
おお、もちろん。岩さんいつなら印刷機、空く?

岩下(河井克夫)の代りに前田(阿部亮平)が予定表を確認に行きました。万太郎は笑顔で笑い、みなに愛されていることを竹雄は感じていました。

万太郎が刷ったヒルムシロは、2週間前の試し刷りより進化していました。万太郎は、もっとうまくなる自信がありました。

 

万太郎(神木隆之介)が植物学教室に通いだしてから4ヶ月が経ちました。

万太郎
やっと終わった。
藤丸
標本全部、終わったの?
万太郎
もっと早くできると思ったけど・・・。
波多野
そりゃあ、土佐からの分も検定してたから。

検定作業もコツコツと続けており、田邊教授(要潤)に報告しました。

万太郎
先ほど、未分類の検定作業がすべて終わりました。
徳永助教授
すべて?いい加減に検定したんじゃないだろうな。
万太郎
大窪さんにも確認してもろうて、進めてまいりました。後ほど、助教授もご確認お願いします。

検定の結果、特定が難しい標本はロシアのマキシモヴィッチ博士の元に送り、新種かどうかを確認してもらいます。

田邉教授
ロシアに送る標本の数は?
万太郎
植物学教室のもんで103点です。
田邉教授
早急にマキシモヴィッチ博士に問い合わせよう。
万太郎
その点について、お願いがございます。わしが土佐からもってきた標本で、わからなんもんが52点ありました。この52点も一緒に送っていただけないでしょうか。
徳永助教授
図々しいにも程がある。個人の分際で、どうして標本をロシアに送れると思っておるんだ。無礼千万!
田邉教授
暑苦しい、徳永君。この部屋で、四字熟語はやめたまえ。で槙野君、私の答えはわかっているかい?
万太郎
田邊教授は、私の標本を送ってくださいますき。土佐のものがわかれば、これから西日本での採取をはじめる時に、きっと役に立つでしょう。田邊教授にとって利になることは、教授はうなずいてくださいます。それが、私にとってもたまたま利になるだけのことです。
田邉教授
まさにその通りだ。君は、私のことをよくわかり、私も君のことがよくわかる。私と君は、よく似ている。時に、学会誌の方はどうなっている?
万太郎
進めちょります。印刷の算段は、整いつつありますき、3百部刷ろうと思います。
田邉教授
いいじゃないか。槙野君、期待してるよ。
万太郎
はい。失礼いたします。

万太郎は納得しましたが、徳永助教授(田中哲司)はどうしても納得できませんでした。

徳永助教授
教授、さすがに槙野の言いなりすぎませんか。権威を失墜させるようなものだったら、どうするのですか?
田邉教授
水準に達して入れば認める。そうでなければ、学会を騙って出版させるわけにはいかん。1冊残らず燃やさせる。無論、金も出さない。当然だろう。
徳永助教授
ですが、槙野は石版技術まで授業料払って習いに行っています。本当に寝ていないと思われます。
田邉教授
すべて、彼が好きでやっていることだ。
徳永助教授
さすがに、学生と変わらぬ年齢の者にすべてを背負わせるのは、いささか・・・
田邉教授
なんだ。槙野を甘やかすなと言ったのは、君じゃないか。矛盾の塊だな。

万太郎(神木隆之介)が地面を這いつくばって、ヒルガオとユウガオを見ていました。そこに、教授室から出てきた徳永助教授(田中哲司)がやってきました。

万太郎
徳永助教授、見てください。ヒルガオとユウガオが一緒に咲いちょります。今は、昼と夕方の境目なんですのう。

田邊教授(要潤)の思惑を知らずに、万太郎は2つの花を見比べています。徳永助教授は、万太郎に話しかけました。

徳永助教授
問題、アサガオ、ヒルガオ、ユウガオ、一つだけ異なるのはどれだ。
万太郎
ユウガオです。アサガオとヒルガオは旋花科ですけど、ユウガオだけはコロ科でウリの仲間ですき。
徳永助教授
正解。私は、ユウガオが好きだ。源氏物語に出てくるからね。私は、日本文学が好きだ。貴様にはわからんだろうが。
万太郎
私も好きです。
徳永助教授
おべんちゃらはいい。
万太郎
好きですき。特に万葉集
徳永助教授
朝顔は 朝露おひて 咲くといへど
万太郎
夕影にこそ 咲きまさりけれ

下の句を呼んだ万太郎を見て、徳永助教授は立ち去りました。万太郎は、ユウガオを見て話しかけました。

万太郎
なんだか知らんけど、おまんのおかげで徳永助教授とはなせたきの。

舞踏練習会の日に向けて、クララ(アナンダジェイコブズ)に厳しい指導を受ける寿恵子(浜辺美波)。疲れ果てて、家に帰った寿恵子は壁にある万太郎の花の絵を見ます。

寿恵子は、それらを外して自分の部屋にもっていきます。破り捨てれば、気が楽になる。そう思って、指先に力を入れました。らんまん第52話のネタバレ,あらすじはここまで。らんまん第53話のネタバレ,あらすじにつづく



らんまん第53話あらすじ

らんまん第53話のあらすじでは、万太郎が標本の検定作業が終了しロシアのマキシモヴィッチ博士に送る準備ができました。万太郎が採取した土佐の標本も一緒に送ってくれることになります。

田邊教授が自分の利にもなるため、みとめてくれました。しかし、うまくいかなかった場合はすべての責任を万太郎に押し付けると田邊教授は決めていました。

 

田邊教授は、海外の留学経験があることも起因してシビアですよね。自由にやっていいってかわりに、責任は万太郎が持つ。

徳永助教授は、さすがにそれは・・・と考えていましたが、海外文明に明るい田邊教授ならそういうと万太郎は理解していました。

 

その洞察力が万太郎のすごいところなのかもしれません。田邊教授がどう思うかというのをきっちりと把握しています。

万太郎が他人の懐に飛び込むのが得意なのは、相手が望んでいることを自然とできているからなのかもしれません。これは、すごい武器だと思います。

 

一方、寿恵子は万太郎が描いた絵の紙を破ろうとしていました。あさイチのメンバーも言っていましたが、寿恵子はきっと破れない。

破ることができないと思います。思いとどまって、万太郎への想いを強める気がします。寿恵子の方は、高藤(伊礼彼方)をどうするのか。

 

まだ揺れていますが、どやって断るのかに注目です。らんまん第52話の感想はここまで。らんまん第53話の感想につづく



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