らんまん第56話あらすじ「寿恵子の大冒険」感想

このページでは、NHK朝ドラ「らんまん」の第56話あらすじ,感想をまとめています。あらすじは吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

らんまん第55話のあらすじで、寿恵子(浜辺美波)は高藤家から飛び出し、万太郎(神木隆之介)のいる十徳長屋にやってきました。そんな寿恵子を万太郎は抱きしめました。

 

らんまん第56話のあらすじは、寿恵子が万太郎に抱きしめられた後のところからはじまります。らんまん第56話のタイトルは「寿恵子の大冒険」です。

らんまん第56話あらすじ

十徳長屋の井戸端で万太郎(神木隆之介)に抱きしめられた寿恵子(浜辺美波)は、言います。

寿恵子
何してるんですか?人のことを散々ほったらかして、今まで何してたんですか?
万太郎
ごめんなさい。

竹雄(志尊淳)が帰ると、十徳長屋の人たちは万太郎と寿恵子のやりとりに聞き耳をたてていました。

竹雄
ただいま戻りました。
江口りん
あのね、今お姫様がきてるの。ユウガオのお姫様

状況を知った竹雄は、万太郎の部屋に入りました。

竹雄
万太郎、ただいま帰りました。

2人を見ると、ドレスをきた寿恵子がたたずんでいました。万太郎の部屋は足の踏み場もない状況です。

寿恵子
はあ~。西村寿恵子と申します。
竹雄
ようお越しくださいました。釣書はお受けとりいただけましたでしょうか。
寿恵子
はい。ちょうだいいたしました。でも、ちっともわかってなかったんです。

寿恵子の話を聞いて、十徳長屋の人たちは去っていきます。万太郎がフラれるのを見るのが嫌だったためです。

竹雄
ええと、まずはお茶でも。
寿恵子
あなたがずっと来なかったのは、雑誌を作っていたからですよね?
万太郎
はい。石版印刷を学んでおりました。こちらです。
寿恵子
ご立派な雑誌ですが、まだほんの序の口なのでしょ?
万太郎
はい。わしは日本中の植物を明らかにして図鑑を作りたいとおもっちょるき。これがわしが生まれてきた、役目じゃと思っちょります。
寿恵子
もう決められたんですか?
万太郎
はい。
竹雄
決めちょらん。こういうことは2人で決めんとな。今日は、やめときましょう。お茶でも飲んで。
万太郎
わかっちょることは言っておかんと。雑誌をつくってわかったき。どこにも属さん私が図鑑をだすのは、お金がかかる。研究にもお金がかかる。

あなたには、苦労おかけします。わしは、あなたがおらんとだめやぎ。草花が日差しや水を欲しがるように、わしには、あなたが必要ながです。わしと生きてください。

堀井丈之助
それって、万ちゃんの都合だよね。お寿恵さん、よく考えた方がいいって。万ちゃんの都合で生きてくれって言ってるよ。

壁の穴から話す丈之助(山脇辰哉)の口を竹雄は塞ぎます。

寿恵子
そうですね。槙野さんの都合です。だから、私も都合で決めます。

寿恵子の次の言葉を万太郎たちは待ちました。

寿恵子
私、冒険の旅にでたかった。この部屋を見るまでは、まったくわかってなかった。いえ、今だってわからない。ただ、あなたと一緒に生きるのは大変ってことだけ・・・あなたと一緒に走るのは、大冒険です。私、あなたが好きなんです。だから、性根をすえなきゃ。あなたと一緒に大冒険始めるんだから。
万太郎
寿恵子さん・・・
寿恵子
そのかわり、約束してください。図鑑を完成させるって。真琴先生の八犬伝は98巻、108冊です。だからこそ八犬伝は傑作なんです。
丈之助
真琴なんて古臭いよ。これからどんどん新しいものが出てきます。海外に負けないような作品がでてきます。
寿恵子
それでも、消えません。だから、必ずやり遂げてください。
万太郎
はい。約束します。生涯かけて、必ずやり遂げますき。あなたと作り上げる。

万太郎は、再び寿恵子を抱きしめました。そんな寿恵子を見て丈之助が口走ります。

堀井丈之助
お寿恵さん、男前。俺を嫁さんにして。
寿恵子
ダメです。私は万太郎さんのものですから。

すっかり元気をなくした丈之助は、言います。

堀井丈之助
ああ、もうこうなったら小説にしてやる。おいみんな、万さんのおごりで牛鍋屋いくぞ。

婚約がうまくいったことで、十徳長屋の人たちも集まっていました。

竹雄
寿恵子さん、万太郎をどうかよろしくお願いします。
寿恵子
こちらこそ、末永くよろしくお願いします。

らんまん第56話のネタバレ,あらすじはここまで。らんまん第57話のネタバレ,あらすじにつづく



らんまん第56話の感想

らんまん第56話のあらすじでは、万太郎と寿恵子が婚約しました。それを十徳長屋の人たちが祝福してくれました。

万太郎と寿恵子が2人でいる時は、もしかしてうまくいかないのかな?と思うぐらい、険悪な状態でした。寿恵子が万太郎の部屋を見て、愕然としてたんですね。

 

だからこそ、いったん十徳長屋の人たちも退散しました。でも、あそこから寿恵子はよく覚悟を決めましたよね。

お金もかかるし、苦労をかけることになるって万太郎に言われたにもかかわらずです。高藤(伊礼彼方)の妾になっていればお金に困ることはない。

 

だから、寿恵子はお金とか暮らしを考えて相手を選んだんじゃないってことですね。万太郎と一緒にする冒険を選んだってことです。

それにしても、丈之助は面白かったです。一人で勝手にフラれていきました。らんまんは、面白い人がいつもいますよね。

 

大窪(今野浩喜)だったり、佳代(田村芽実)だったり、丈之助もしかり。らんまんは、すごくいいストーリーだなって思うのは、ちょいちょい笑いがあるからなのかなって思います。

ただの恋愛でも、ただの植物学者の話でもない。ちょっと笑えるところがある朝ドラなのかなって気がします。

 

今後、万太郎は寿恵子に苦労をかけるだろうけど、2人なら幸せに生きて行けそうな気がしますね。らんまん第56話の感想はここまで。らんまん第57話の感想につづく



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