らんまん第65話あらすじ「爛漫じゃあ」感想

このページでは、NHK朝ドラ「らんまん」の第65話あらすじ,ネタバレを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

らんまん第64話のあらすじで、万太郎(神木隆之介)が祝言の場で、竹雄(志尊淳)が綾(佐久間由衣)に峰屋を引き継いでもらうことを挨拶で伝えます。

 

らんまん第65話のあらすじは、祝言で万太郎が挨拶するところからはじまります。らんまん第65話のタイトルは「爛漫じゃあ」です。

らんまん第65話あらすじ

万太郎
きれいじゃ。寿恵子さん。

祝言で万太郎(神木隆之介)が挨拶をします。

万太郎
皆様、本日はわしと寿恵子の門出を祝ってくださりありがとうございました。これよりは、峰屋という大樹を離れ、新たな地で2人芽吹いていこうと思います。

今日までわしや寿恵子の面倒を見てくださった方に御礼申し上げます。ほんで、槙野家の一切を姉である槙野綾とその伴侶となる井上竹雄に譲る所存でございます。

この万太郎の言葉に、分家の者たちはざわつきました。

竹雄
謹んでお引き受けいたします。

竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)は、手をついて受けました。

豊治
待ちや。わしら聞いちゃせんぞ。

豊治(菅原大吉)が声をあげました。竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が峰屋を引き継ぐことに豊治(菅原大吉)が反発します。すぐに、タキ(松坂慶子)が言います。

タキ
今から申す。綾と竹雄を添わせようと思っておる。これにより、市蔵とふじも隠居して番頭は定吉、おまんじゃ。これからは、みなで若い2人を峰屋を盛り立てて欲しい。
紀平
いや、納得できん。認められんじゃろう。綾は、元は本家の人間でもない。
豊治
竹雄を添わせよるようにする?こんな腰ぎんちゃくにご当主いうて頭下げんといけんがか。
伸治
なにが本家じゃ。本家の血筋は残らんのじゃき。それでもふんぞり返るっていうんか。
寿恵子
家いうのはなんじゃろうの。血筋、金、格式、何を守ってきたのじゃろう。それよりも、今ここにおるおまんらの幸せが肝心ながじゃ。この先も健やかに幸せに生きていく。家の願いじゃのうて、おのれの願いに生きてくことが・・・
豊治
今更なんじゃ。これまで散々、本家と分家を区別し・・・わしら分家をずっと見下してきたがは誰じゃ。
紀平
商いやち、ずっとわしら本家の顔色うかがいながらやってきたじゃろう。
タキ
ほうじゃのう。わしがそうさえてきた。けんど時は変わった。この先は、本家分家の上下なく、互いに手を取り合って商いに励んでいって欲しい。
これよりは、竹雄と2人、力を合わせて峰屋を護ってまいります。
竹雄
皆様、どうかよろしゅう願います。
タキ
万太郎、わしの孫に生まれてきてくれてありがとう。おまんは、この先もずっとわしの望みじゃ。
万太郎
おばあちゃん。わしこそ、ここまで育ててくれて本当にありがとうございました。

後日、タキは仙石屋の桜の木を見に行きました。もうすぐ切り倒されるので、その前に見ておきたかったのです。

タキ
お久しゅうございますのう。
万太郎
おばあちゃん、すまん。いろいろ先生方にも聞いてみたんじゃけど、今はまだどうにもできんき。
タキ
天寿がありますき、ほんじゃきお互い精一杯生きてきましたき。

万太郎は、ヤマザクラの木を治すことはできませんでしたが、若い木を切って挿し木にしました。

万太郎
けんど、おばあちゃん。若い枝を切って接ぎ木したがじゃ。この小さな枝から大きな枝に育っていくきね。
タキ
大きう育つとええのう。楽しみじゃのう。いつかこの桜の木が満開になることが。

タキは、桜が満開になったところを思い浮かべました。そこには、万太郎夫婦や竹雄夫婦が歩いています。

タキ
爛漫(らんまん)じゃ。。。

そして、綾がヒサ(広末涼子)のところに来て、お姉ちゃんになった時の日を思い出しました。タキは我に返ります。

タキ
帰ろうか。
おばあちゃん、大丈夫?
タキ
なんちゃあない。

その数日後、タキは天国に旅立ちました。江戸から明治へ。峰屋の大黒柱がいなくなることで、時代は大きく変わろうとしていました。

らんまん第65話のネタバレ,あらすじはここまで。らんまん第66話のネタバレ,あらすじにつづく



らんまん第65話の感想

らんまん第65話のあらすじでは、万太郎と寿恵子の祝言が行われました。その席で、竹雄と綾の結婚のことも発表され、分家は反発しました。

それを鎮めたのもタキでした。タキは万太郎の祝言が終わって、仙石屋の桜の木を見た後に天国に旅立つというストーリーでした。

 

竹雄が綾の相手になるということに、分家は猛反対しましたね。血筋も関係なく、後を継ぐのであれば分家からでてもいいんではないか。

分家の人たちはそう思ったんでしょう。確かに、綾も竹雄も血筋関係なく峰屋の後を継いだことになります。

 

綾は、ヒサ(広末涼子)の子供じゃないですし、竹雄は番頭の息子ですから槙野家でない。そのことに反発するのは合理性があります。

ただ、分家の人間が本当に怒っていたのは分家と本家をこれまで必要以上に区別していたことだと思います。互いに手を携えて、うまくやっていればこういった軋轢がうまれなかったんだろうなって。

 

でも、タキはそういったことも含めてうまくまとめていたのではないでしょうか。女性というだけで、バカにされてきた。

だから、必要以上に気丈にふるまってきたのだと思います。竹雄と綾の結婚も、タキがいなければもっと大混乱になったことが予想できます。

 

すべてがいいタイミングだったのかなって感じました。そして、タキの最後はとても素敵でした。やり残したことはもうない。

そんな顔をしていました。誰でもいつかは亡くなります。その時に、私もタキのような顔で天国に行きたいなって思いました。らんまん第65話の感想はここまで。らんまん第66話の感想につづく



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3件のコメント

らんまん-欠かさずみてます。大ファンです。万太郎、大人になっても可愛い(失礼かな?)作者の方は牧野富太郎博士のことを知りつくして、このドラマを作られたのですね。尊敬してます。この先が楽しみです。

植物界の天命を担って神様が降ろしたであろう万さんの貴重な生涯をみせて頂き、毎回感動しています。どんな状況にあっても、動じない、きっぱりとした言動に信念と純真さに大変魅かれます。

万太郎と寿恵子、綾と武雄、若い2組の夫婦がこの先お互いに助け合い幸せな暮らしをしてくれる事をタキは願いながら亡くなった事でしょう。
そして万太郎が挿し木をして命をつないで残した桜がみねや未来と若いカップルを見守ってくれることと思いながら6月30日の放送を拝見しました。

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