らんまん第9週ネタバレ,あらすじ「ヒルムシロ」

このページは、NHK朝ドラらんまん」の第9週のあらすじ,ネタバレを吹き出し(会話形式)でお伝えしています

らんまん第8週のあらすじで、万太郎(神木隆之介)は、藤丸(前原瑞樹)や波多野(前原滉)と植物学の雑誌をつくりたいと考えます。

 

らんまん第9週のあらすじは、万太郎が標本検定に力を入れるところからスタートします。らんまん第9週のタイトルは「ヒルムシロ」です。

らんまん!ネタバレ,あらすじ第9週

ここでは、NHK朝ドラ「らんまん」の第9週のネタバレ,あらすじを1話ごとにざっくりとお伝えしています。詳しい内容はリンク先をご覧ください。

41話(5月29日)「峰屋がピンチ?」

植物図鑑をつくるという壮大な目標ができた万太郎(神木隆之介)は、標本検定に一層熱心に取り組むようになりました。

植物雑誌をつくるには、田邊教授(要潤)の許可がいるので、万太郎はすぐにでも話そうとしますが、藤丸(前原瑞樹)や波多野(前原滉)は慎重でした。

 

2人に田邊教授が機嫌のいいときに話すように説き伏せられ、万太郎は、はやる気持ちを抑えて標本検定に取り組んでいました。

一方、寿恵子(浜辺美波)は万太郎が最近、白梅堂に来ないことを寂しく思っていました。そんな折に、鹿鳴館の計画にかかわってる実業家・高藤雅修に見初められました。

 

寿恵子は、高橋から舞踏練習会に参加することを促されます。

寿恵子
身に余る光栄です。ただし、私には不相応です。私は、根津の菓子屋の娘ですから。

寿恵子は、断っていましたがクララ・ローレンスと会って気持ちが変わりました。そして、舞踏練習会に参加を決めました。

その頃、峰屋では酒税法の改正があった関係で役所から目をつけられていました。万太郎が植物雑誌をつくるためのお金を催促するために、手紙を送りました。

42話(5月30日)「万太郎の成長」

綾(佐久間由衣)とタキ(松坂慶子)は、万太郎が東京大学の植物研究室に入れたことを喜び手紙で知らせます。手紙を読み終えた万太郎は、峰乃月を探しはじめます。

万太郎
倉木さんのところにもっていく。明日は、1日倉木さんを雇う。これも、峰屋のためじゃき。
竹雄
なぜそれが峰屋のためになるがですか?
万太郎
酒屋からお金をとることが外国に力を示せるわけではない。それよりも、わしら学者が植物雑誌で度肝抜いた方が、はるかに国の力を示せるき。ほんなら、政府はばからしくなるやろ。
竹雄
若は本当に、なんちゅうところから探しよるですか?酒なら、ここですき。
万太郎
なんじゃあ、早う出せ。

倉木(大東駿介)と一緒に早朝にでかけた万太郎は、夜遅くになっても帰ってきていませんでした。十徳長屋の人たちは二人の帰りを待っていました。

竹雄
こんなに遅いがは、若が倒れたのかもしれん。

竹雄は万太郎を心配するあまり医者を呼びに行こうとします。

江口りん
竹ちゃん、待ちなよ。私から見たら、万さん丈夫な人だよ。

えい(成海璃子)も同様の気持ちでした。

えい
毎日、夜明けから東京中を歩いて、そのまま大学行って。帰ってきたら、本読んでいつ寝てるのかもわからないのに、ニコニコして。うちの人も槙野さんはなんて丈夫な人なんだろうって話してる。

そこに、万太郎と倉木が帰ってきました。万太郎は、元気いっぱいで楽しそうにしています。

万太郎
おーい。ただいま帰りましたき。

体についたヤブジラミを倉木と取り合って、笑いあいます。竹雄は、万太郎の成長を感じました。

43話(5月31日)「音楽会で会う2人」

ある晩、万太郎は十徳長屋の人たちで、最後の峰乃月をあけて宴会をしました。その日、万太郎が採取した植物を入れていると、それをみて宇佐美ゆう(山谷花純)が言いました。

宇佐見ゆう
あれ、ヒルムシロ。なんでこんなところに?
万太郎
おゆうさん、今なんておっしゃいました?
宇佐見ゆう
田舎じゃ、そう呼んでたから。
万太郎
おゆうさん、田舎はどちらですか?

ゆうは、答えずにその場からいなくなりました。

江口りん
田舎のことをあまり言いたがらないのよね。

ある日、万太郎は田邊教授のお供として西洋音楽会に同行しました。それは、政府高官などの上流階級の人々が集まる場所で、高藤家のサロンでした。

そこに、寿恵子がドレスを着てやってきたので驚きました。万太郎は、寿恵子と別室で話をしていると高藤がやってきました。

寿恵子
隠れて。

万太郎が隠れて、寿恵子と高藤が仲良さそうにしながらいなくなったことで、万太郎はこれまでに感じたことのない嫉妬心がうまれていました。

44話(6月1日)「植物雑誌の許可」

万太郎(神木隆之介)は、サロンに戻ろうとすると田邊教授(要潤)と政府高官の佐伯らと話をしていました。

田邉教授
どこに行っていた。西洋の音楽は美しかっただろう。
万太郎
はい。まっこと美しくて。胸が苦しくて・・・胸が痛い。

佐伯は、あの英語の音楽からそこまで読みとれるのはさすが田邊教授の教え子と万太郎のことを褒めます。

万太郎
教授、今教室の学生たちと植物雑誌を作りたいと話ちゅうですが。

佐伯が学生からそんなことを言うのは、素晴らしいと褒めます。田邊教授もそれで気をよくします。

田邉教授
ちょうど、今年は植物学会を発足させたのだよ。だがまだ、活動してないので機関誌もない。君たちがつくる雑誌を植物学会の学会誌にすればいいだろう。
万太郎
ありがとうございます。

翌日、万太郎は藤丸と波多野に田邊教授から許可を得たことを伝えました。また、植物学会の事務局である大窪には、巻頭を書いてもらうことにしました。

45話(6月2日)「万太郎の心」

一方で、万太郎は寿恵子のことを悩んで体調を崩してしまいます。万太郎は、寿恵子のことを長屋の人たちに話しました。

 

すると、ゆうが打ち明けてくれました。

宇佐見ゆう
どんなに心を柱にしばりつけても、心は言うこと聞かないものよ。私もそうだった。能登の生まれなんだけどね、鳥もわたってくるところだったのよ。私は、名主の息子がずっと好きだった。

名主の息子は、隣の村の名主の娘を嫁にとることが決まってた。そんなのダメでしょう。諦めるべきだって思うでしょう。けど、私から鳥を見に行こうって誘った。一度っきり思いもとげた。それからすぐに、嫁がきて。その後、村を捨ててこっちでてきた。

そしたら、薬種問屋に見初められてちまった。子どもが生まれたら、子どもだけは、後継ぎだからって薬種問屋に取られてね。本当の父親打ち明けようかと思ったけど、みんなから大事にされるならね。

万太郎
悔いてないんですか。おゆうさん、たった一度の思いを封じてたら、今も村ですごせたって。
宇佐見ゆう
悔いてないよ。たとえどんな辛いおもいしても。
えい
槙野さんに好きなものが増えたって、研究がおろそかになるわけじゃないでしょう。もっと力入るんじゃないですか。

勇気づけられた万太郎は、白梅堂に向かいました。しかし、寿恵子は不在でした。万太郎はまつ(牧瀬里穂)にお願いしました。

万太郎
これを渡してもらえませんか?あの歌の花です。とお伝えください。

そういって、万太郎はバラの花の絵を渡しました。

まつ
きれいですね。絵師でいらっしゃる?
万太郎
いえ、植物学者です。

そこに、万太郎が注文したかるやきをもって、文太(池田万作)がやってきました。

万太郎
寿恵子さんのお父上とお母上でいらっしゃいますか?わしは、土佐からきた槙野万太郎と申します。寿恵子さんに申し上げたき儀がございます。けど、今はまだいえんがです。
まつ
娘は、17歳です。よそ様から、あれこれ話も来る年頃です。あなた様がどんな方か存じ上げませんが、よいご縁があればお待ちすることはできませんよ。
万太郎
わかっちょります。わしは、わしにできる一番の速さで迎えにきたい。ほんじゃき、しばらくここへはしばらく来ません。やるべきことがあります。それを放り出してしもたら、わしがわしじゃなくなる。
まつ
もう一度いいますが、待てないかもしれませんよ。
万太郎
はい。間に合わんかったら、きっぱり諦めます。かるやきもわざわざ焼いていただき、博覧会の時からの好物です。
まつ
あなた、もしかしてカエルの国の若様?

万太郎は、笑顔で去りました。

阿部文太
変わってましたねえ。
まつ
うん。けど、笑ってた。

らんまん第9週のネタバレ,あらすじはここまで。らんまん第10週のネタバレ,あらすじにつづく



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