舞いあがれ第84話あらすじ「お父ちゃんなりに」感想

この記事は、NHK朝ドラ「舞いあがれ(舞い上がれ)」第84話のあらすじ,感想をまとめています。あらすじは吹き出し(会話形式)でわかりやすくお伝えしています。

舞いあがれ!第83話のあらすじで、朝霧工業に菱崎重工の重役・荒金(鶴見辰吾)がやってきて強度試験を行いました。また、久留美は八神の母から結婚を反対されました。

 

舞いあがれ第84話のあらすじは、久留美(山下美月)が結婚を反対された後からはじまります。舞いあがれ第84話のタイトルは「お父ちゃんなりに」です。

舞いあがれ!第84話あらすじ

久留美(山下美月)は、八神(中川大輔)の両親から結婚を反対されます。久留美は、そのことで落ち込みます。

八神
久留美ちゃん。ホンマにごめん。母が一人で勝手にやったことで。僕が絶対、両親を説得するから。
久留美
それやったら、なんで蓮太郎さんはけえへんかったん?
八神
父にずっと説得されてて。
久留美
お父ちゃんも反対してるんや。
八神
僕が絶対、両親を説得するから。

八神先生は、久留美に両親を説得するように約束してくれます。

 

舞(福原遥)と貴司(赤楚衛二)のところにいました。

貴司
北條さんにもらった、東京土産。

しかし、元気がない貴司を見ていました。

なんかあったん?出版のこと?
貴司
舞ちゃんにはウソつかれへんな。けど、たいしたことないねん。歌集売るのって大変やなってちょっと不安になっただけ。

そのタイミングで、久留美もデラシネにやってきました。八神の両親に結婚を反対されたことを舞(福原遥)と貴司(赤楚衛二)に打ち明けました。

舞は、八神の母親の前で土下座をした父・佳晴(松尾諭)のことを心配しました。

久留美
反対されるのはええねん。結婚は、私らだけのことじゃないしそういうこともあるやろし。けど、お父ちゃんのことであんなに言われて・・・お父ちゃんにも土下座なんかしてほしくなかった。あんなことしたら、情けないですって認めてるようなもんや。
貴司
必死やったんやな。おっちゃん。久留美ちゃんに、どうしても幸せになって欲しいんだと思う。親心なんやないかな。

そのころ、佳晴(松尾諭)はやってしまったことを後悔していました。

津田道子
佳晴さん、ほない落ち込まんでええんちゃう。
望月佳晴
八神さんのお母さんに言われたのは、情けないけどほんまのことや。久留美にとったら、俺は呪いみたいなもんや。
梅津勝
佳晴さん、子どもの気持ち決めつけたらアカンで。
雪乃
そうや。佳晴さんの痛みや苦しみもわかってくれてるはずやで。

そこに、八神先生がやってきました。

八神
お義父さん・・・

翌日になります。佳晴が起きてきて、すぐに着替えをしていました。

久留美
おはよう。なに?
望月佳晴
今日な、面接やねん。昨日な八神さん俺に会いに来てくれて、ええ会社紹介してくれてん。デスクワークで定時帰りの仕事やねんて。肉体労働もう限界やったからな。
久留美
行かんでええ。私は、そんなん望んでへん。
望月佳晴
なんでや。俺は、望んでるんや。もうこれ以上、俺はお前の足引っ張りたくないんや。お前は、お前の幸せのことだけ考えたらええ。

それを知って、久留美は八神先生に会います。

八神
お父さんのことは、心配せんでええよ。話、聞いてるやろ。
久留美
聞いた。これ・・・

久留美は、婚約指輪を返しました。

久留美
やっぱり、蓮太郎さんとは結婚できません。
八神
なんでや。おかしいやろ。お父さんの仕事のこと勝手にすすめたのは謝る。お父さんさえしっかりしてくれたら、俺ら結婚できるんやで。
久留美
ちゃんとしてくれたらってなに?
八神
前から思ってた。久留美ちゃん、今のままやったら不幸なままやんか。せやから、僕が助けてあげたい。
久留美
助けてなんかくれんでええ。私の大事なお父ちゃんやねん。ごめんなさい。別れてください。

八神が帰ったあとに、舞が聞きました。

ほんまにええの。

すぐに、ノーサイドに佳晴(松尾諭)がやってきました。

望月佳晴
久留美、なにしてんねん。
久留美
あんなこと言われて、結婚なんかできへんわ。
望月佳晴
アカン。これ八神さんが紹介してくれた会社や。八神さんのお母さんも納得してくれるやろ。
久留美
そんなところ行かんでええ。
望月佳晴
お父ちゃんのせいやろ。お父ちゃんのせいでこないなってるんやろ。なあ、諦めんといてくれ。頼むから幸せなってくれ。
久留美
お父ちゃん私な、今でも十分幸せやで。私、全然後悔してへん。これからも、お父ちゃんはお父ちゃんなりに頑張ってくれたらええ。それが私が望んでることやねん。
望月佳晴
すまん。久留美。

舞いあがれ第84話のネタバレ,あらすじはここまで。舞いあがれ第85話のネタバレ,あらすじにつづく



舞いあがれ!第84話の感想

舞いあがれ第84話のあらすじは、久留美は婚約していた八神と別れるというストーリーでした。久留美は、自分のせいだと撤回するように願いでます。

しかし、久留美は今のままでも十分幸せやと父・佳晴に伝えました。別れは確かにつらいけど、この別れは正解かな。

 

八神先生の本音が見えたのは、結婚する前で良かったと思いました。「ずっと久留美ちゃんが不幸」とか「お父ちゃんさえしっかりしてくれたら」って何様?って思いました。

馬鹿にしすぎやろって私は感じました。久留美ちゃんは、今の生活でささやかな幸せを感じてる。お父ちゃんなりに頑張ってるのが見える。

 

だから、それをバカにした八神先生のことが許せなかったんだと思います。自分のことはいい。けど、お父ちゃんのことをバカにするのは許せない。

この考え方、すごく好きです。日本人は、自分のことよりも家族や大切な人を馬鹿にされることを何よりも嫌います。誰かのためにって頑張ります。

 

これは、個人主義である欧米の人たちとは大きく違うところだと思います。最近は、個人主義がもてはやされていますが・・・だから、私は久留美ちゃんのこの考え方が大好きです。

久留美ちゃんの根底には、お父ちゃんがいるから私がいるってところがあるんだと思います。幸せは他人が決めることではありません。

 

八神先生に不幸って言われても、自分は幸せ。お父ちゃんと頑張って暮らしている今が幸せ。そんなささやかなことを他人にどうこう言われるのは違います。

なので、一時的に別れて辛いかもしれません。玉の輿には乗れないかもしれないけど、ささやかな幸せをずっと大切にしてほしい。

 

久留美ちゃんには、他に素敵な人がいると思います。今日は久しぶりに泣きそうになってしまいました。舞いあがれ第84話の感想はここまで。舞いあがれ第85話の感想につづく



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