鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ最終回/第48話「報いの時」

このページは、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」最終回/第48話のネタバレ,あらすじを吹き出し・会話形式でわかりやすくしてお伝えしています。

鎌倉殿の13人のあらすじ第47話で、後鳥羽上皇(尾上松也)は義時(小栗旬)追討の院宣を発して兵を挙げました。それに対して、尼将軍(小池栄子)は対抗することを決めます。

 

鎌倉殿の13人の最終回/第48話のあらすじは、後鳥羽上皇に対し鎌倉が徹底抗戦するところからはじまります。最終回放送日は、2022年12月18日です。タイトルは「報いの時」です。

鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ最終回

後鳥羽上皇(尾上松也)が日本全国に義時追討の院宣をだして、北条討伐を命じます。鎌倉は、政子(小池栄子)を中心に徹底抗戦することを決めました。

鎌倉の作戦は、後鳥羽上皇を迎え撃つのではなく即刻出撃するする戦略を選択しました。

義時
決めた。私が総大将になっていますぐ兵をだす。泰時に任せる。
大江広元
執権殿は、鎌倉にいてもらわなければ困ります。
北条政子
敵は、あなたを狙っておるのよ。
義時
総大将はお前がやれ。頼朝さまもはじめは25人だった。鎌倉の命運は、お前に託した。
北条泰時
今回は何人ですか?
義時
18人。鎌倉の命運は、お前に託した。

のえ(菊地凛子)は、怒っていいます。

のえ
なぜ言わなかったのですか?
義時
言ったら反対しただろ。
のえ
ウソ、忘れてただけでしょ。言わなかった物言いは、やめてもらいたいわ。執権の妻が人から聞くとはどういうこと?
義時
すまん。

三浦義村(山本耕史)北条泰時の首を狙っていました。

三浦義村
俺たちも出陣する。合流するとみせかけて、背後から襲う。泰時の首を土産に、京に兵る。

長沼宗政(清水伸)がその策を一緒に聞いていました。

 

承久3年(1221)5月22日、泰時(坂口健太郎)は、わずか17人の兵を引き連れて京へと向かいました。その途中で、北条を助けようと御家人たちがどんどん集まります。

最終的には、19万人にも兵が膨れ上がっていました。後鳥羽上皇の側近・藤原秀康が率いた1万の官軍は、京に入れないように宇治川で戦いますが兵力の差は明らかでした。

 

戦は鎌倉が有利に進めます。

三浦義村
これは、勝つな。
長沼宗政
どうする?
三浦義村
上皇様に先頭に立ってもらう。弟になんとかさせる。

泰時は兵を挙げて勝ち、京に入りました。義時は、戦に勝って安堵していました。しかし、その結果として朝廷の面々の処罰をしなければなりません。

義時
後白河法皇さまも同じことを申しておったな。
大江広元
お許しになりますか?

義時は、後鳥羽上皇(尾上松也)を隠岐島へ島流しにしました。後鳥羽上皇は、死ぬまで隠岐島を離れることはない。

義時
先の戦、見事だったな。
北条泰時
上皇様はあれで良かったのですか?
義時
あれしかなかった。
北条泰時
しかし、われらは大悪人になってしまった。
義時
大悪人は、私だけだ。お前たちではない。

京から鎌倉へ泰時と時房が戻ってきて義時と話をしている時です。義時は、突然にめまいをして倒れてしまいます。

北条泰時
父上、父上・・・
義時
ちょっと、めまいがしただけだ。

大事にはなりませんでしたが、のえ(菊地凛子)が薬草を勧めます。

よく効きますから、これをお飲みください。一息でお願いします。

義時は嫌がりましたが、しぶしぶ飲みます。

 

一方、東国の御家人に西国の所領があたえられました。しかし、東と西のこれまで行っていた習慣違いから西側諸国の者たちが反発をしていました。

天皇を担いで、兵を挙げようとする動きも噂されていました。

北条泰時
都のことは私が決めます。新しい世を作るのは、私です。
時房
また戦になるぞ。
北条泰時
東も西も関係なく、公平な決まりが必要です。

泰時の考えは認められ、「御成敗式目」に武士が守るべきルールを書きました。

 

義時は、運慶(相島一之)に作らせた自分に似た仏像が完成します。しかし、その仏像には邪気の顔を描かれていました。

義時
散々待たせたあげく、なんだこれは?
運慶
今のお前の顔よ。切るか?
義時
殺すまでもない。連れていけ。

運慶(相島一之)が連れていかれた後、義時はめまいでフラフラと倒れてしまいます。そして、のえが再び薬草をもってきます。

義時
毒にも効くのか。医者が言うには、誰かが毒をもった。もったのは、お前だ。お前しか思いあたらん。
あら、ばれちゃった。
義時
もっと早く、お前の本性を見抜くべきだった。
あなたには無理。私のことなど少しも見ていなかったから。だから、こんなことになったのよ。
義時
執権が妻に毒をもられたなれば、威信に傷がつく。離縁はせん。二度と私の前に現れるな。でていけ。
もちろん、そうさせていただきます。息子が後を継げぬなら、ここにいる必要もありません。死に際は、大好きなお姉さまに看取ってもらいないさい。

そうだ、そうだ。私に頼まれて、毒を手に入れてくれたのは、あなたの無二の友。三浦義村殿よ。夫に死んでほしいと相談したら、すぐにもってきてくれた。頼りになるお方だわ。

のえは、そういって義時のもとから去りました。

 

義時の体調が安定してきたタイミングで、盟友・三浦義村(山本耕史)がやってきました。

義時
のえが体に効くとくれた。それを酒でわって飲むとうまい。まあ、一杯やってくれ。
三浦義村
俺はいい。わしは飲まん。
義時
長沼宗政が白状した。また裏切るつもりだった。
三浦義村
耳に入ったか。もし裏切っていたら、こっちは負けていた。つまり勝ったのは、俺のおかげと思ってはどうだ?
義時
飲まないのか?濃くしすぎたのかな。うまいぞ。他に飲まない理由でもあるのか?

追い詰められて、三浦義村は毒が盛られた酒を飲みました。そして、おもいのたけを打ち明けます。

三浦義村
お前にできたことが、俺にできないわけがない。俺は、すべてにおいてお前にまさっている。子どもの頃からだ。

お前は、何をやっても不器用でのろまで、そんなお前が今じゃ天下の執権。俺は、いっかいの御家人。世の中、不公平だよな。いつか、お前を超えてやる。これだけ聞けば満足か。

義時
よく打ち明けてくれた。例に俺も打ち明ける。これはただの酒だ。毒は入っとらん。泰時のことをこの先も助けてやってくれ。
三浦義村
ほんとだ。しゃべれる。
義時
泰時のことをこの先も助けてやってくれ。
三浦義村
まだ、お前は俺を信じるのか?
義時
お前は、今、一度死んだ。
三浦義村
この先も、三浦が北条を支える。

女性はみなきのこが好きだと言ったことを笑いあって2人は別れます。

 

その後、泰時は「御成敗式目」を武士のルールとして書き上げました。これにより、鎌倉で御家人の粛正は一切行われませんでした。

やがて、義時の病状が悪化します。そこに、政子(小池栄子)が見舞いにやってきました。

北条政子
仏様、みせてもらったわ。
義時
運慶に言わせれば、あれが私だそうです。
北条政子
あなたは、上皇様を島流しにした大悪人です。私は、身内を追いやって尼将軍に上り詰めた悪女。私たちは頼朝さまから鎌倉を受け継ぎ、次代につないだ。これからは、争いのない世が来るわ。だからどう思われようが気にしない。
義時
姉上は、大したお人だ。それにしても、血が流れすぎました。頼朝様が亡くなってから、何人が死んでいったか。

死んでいる人を数えていっているうちに、頼家(金子大地)の名前が出てきます。

北条政子
待って。頼家がどうして?だってあの子は、病気で死んだはずよ。ダメよ。嘘をついたら。あの子は本当はどうやって死んだの?母親として知っておきたいの。
義時
頼家さまは、上皇様と手を結び鎌倉と攻め滅ぼそうとしました。私が善児に命じて討ち取りました。頼家さまは、自ら太刀をとって最後まで生き延びようとしていました。見事な最後だったと聞いています。
北条政子
あの子は、そういう子です。ありがとう。教えてくれて。
義時
今日は、すこぶる調子が悪い。姉上、そこにある薬をとってもらえますか。医者に言われました。今度、体が悪ければそれを飲むようにと。私には、まだやらねばならないことがあります。上皇様が返り咲こうとしています。なんとかしなければ。
北条政子
まだ手を汚すつもりですか。
義時
この世のすべての怒りを抱えて、私は地獄にもっていく。太郎のためです。私の名がけがれば、けがれるだけ、北条泰時の名が輝く。
北条政子
私たち長く生きすぎたのかもしれません。

政子は、そういって義時の薬を捨てます。

義時
私は、まだ死ねません。
北条政子
太郎は賢い子です。頼朝様やあなたが成し遂げられなかったことを太郎は成し遂げます。太郎を信じましょう。
義時
あれを見ていると、八重を想い出す。
北条政子
でもね、もっと似ている人がいます。あなたよ。
義時
姉上・・・あれを太郎に・・・。

義時は、小さな観音像を指さします。

北条政子
必ず渡します。
義時
姉上・・・。
北条政子
ご苦労さまでした。小四郎・・・

義時は政子をじっと見つめて、息を引き取りました。 完

 

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鎌倉殿の13人最終回の感想

鎌倉殿の13人の最終回は、義時が亡くなるというストーリーでした。妻・のえが義時に毒を盛りました。そのことで亡くなりました。三浦義村は、毒を調達する役でした。

私は、のえと三浦義村が協力して義時を殺すと思っていました。殺す役は、三浦義村がやって、のえがそれを依頼するのだと予想していました。

 

結果は、近いけどあたりとまではいきませんでした。三浦義村は、最後に本音を打ち明けました。確かに、若い頃は完全に三浦義村の方が優位でした。

義時も三浦義村にいろんなことを相談して、頼りにしていました。その立場が変わったのは、頼朝が政子の結婚相手であったことです。

 

当時は、誰も源頼朝が幕府を開くことになるなんて思っていませんでした。世の中は、まだまだ平家によって動いていました。

なので、源氏にひっくり返るなんて誰も思ってなかった。義時は運があった。三浦義村と北条義時の差というのは、その運の差だったんだと思います。

 

裏切りが渦巻く中で、最後に義時は三浦義村に裏切られた。それが、鎌倉殿の13人らしいところだったのかもしれません。

最終回見終わって、面白かったって本気で思いました。M-1を見ようか迷ったのですが、最終回なので鎌倉殿の13人を見ました。そして、最終回らしい最後で見て良かったなって思いました。

 

そして、最後に政子が薬を飲ませずに義時が死んだシーンは、そんな最後ありって感じました。義時が初めて政子に裏切られた瞬間だったのかもしれません。

それもまた、鎌倉殿の13人らしいラストでした。麒麟が来る以来、大河ドラマって感じの作品が見れて良かったです。

 

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2件のコメント

こちらのネタバレのおかげで小心者の私は少し先を知る事が出来安心してテレビを観れました。
感謝しています、有難うございました。
また次の徳川もよろしくお願い致します。

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